だから今日思い切ってその話を振ったら
「まぁ、不味くはないけど美味しくはないし。
お疲れ様みたいな労をねぎらう言葉はちゃんとロにしてるよ?」と言われた。
悪意がないことは言い方で分かったけど「えぇ…」と思ったから
試しに今日の夕食を旦那に作ってもらった。
メニューは今日私が作ろうと思ってたものだし、
特別時間がかかったわけでもなければ、材料も私が買ってきてたやつ。
でも明らかに私が作ったらこうはならない美味しさ。
作ってる最中もニコニコ楽しそうに作業して
鼻歌交じりに味見して「ん、美味しい♪」と満足気。
そりゃこれを自炊して普段食べてたなら
私の料理は料理とも言えないただのエサだわな、と妙に納得してしまった。
私が美味しそうに頬張るのを見てか
「料理は割と好きだから、食べたければ早く帰ってきたときは俺が作るよー」と良い笑顔。
ちょっと文句言おうと思ったら、自分の能力が家事を含めて
何一つ旦那を上回ってないことに気付かされたのがスレタイ。
得意な方がやればいいんだからさ
いい旦那だなあと思う
自分は料理作れない、作る気も手伝う気もないのに
「ママンはもっと美味しい!」「お前、もっとがんばれよ」と上から目線の旦那も多いじゃない
料理上手なのに出されたものに文句言わず食べてくれて、
作ってくれる労力そのものには感謝を示し、
作れと言われたらありあわせのもので作ってくれる、
23はいい旦那捕まえたねえ
あれから改めて夫が早く帰ってきたときに料理を教わってたんだが
結論から言うと、私が分かってなかったのはいろはの「い」だった。
「じゃあまず包丁の通し方だけど
食材によって全然違うから順番に説明していくね」
「えっ」
「これはしっかり空気を含ませながら混ぜないといけないから
こっちのボウルと泡だて器で〜」
「えっ」
「ものによって火の通り方も味の浸み込み方も違うから
これとこれは分けて煮込むんだけど〜」
「えっ」
とまぁレシピには載ってないと言うかレシピ以前の問題が多数出てきてビックリしたよ。
同じ包丁で同じ人参を切ったのに夫が切った方が甘くて美味しかったのは
本当に衝撃的だった。
「理想はまな板に当たらないように包丁を使うことなんだよー♪」
って言われたときは正直諦めかけたけど
昨日初めて自分の料理を美味しいって言って貰えてやっと努力が少し報われた気がする。
美味しいと言われたことがないなんて軽く越えてくる衝撃の連続だった体験でした。
旦那さんすごいw
頑張るあなたもすごいね
真似できないから応援だけしとくw
ありがとう
手前味噌だけど、それなりに努力したと思ってるから褒めてもらえると素直に嬉しい
返り討ちにあっちゃったかw
これをサラッと言われたら衝撃的だw
他の人に作ってもらったから美味しいと感じたとかいうレベルの話じゃないのね。