ただ、そのサービス自体は意外と好評で、個人から企業まで使われていた。
そんなとき、サービスを支えてた一部のPCが修理しようとしたら5〜10万円ほどかかるほどに壊れてしまった。
もう潮時だしサービスを停止したら次の日からメールの嵐。
初日100件ほどだったメールが3日後には1000通近く溜まっていた。
内容はいきなり使えなくなって困るといか、再開の予定は無いんですかといったもの。
メールの問い合わせが1週間くらいで落ち着いて来たのにそこは一日に30通近く送っていた。
他の対応に時間取られていて、あとになって確認してみたら、零細企業からの問い合わせだった。
内容はサービス停止は受け入れられない重大ななんとかかんとか〜から始まってせめてデータだけは送ってくれと言ったモノ
ただ、企業として登録がなされてたところから優先的にデータ送付の対応してたからかなり気がつくのが遅れてしまった。
謝罪して対応は少なくとも3週間以上たってから出ないとできないと返信すると怒涛の長文メールが・・・
中身をかいつまんで言うと、勝手にサービス停止した挙句ウチを倒産寸前に追い込んでおいてその態度はなんじゃい!訴えるぞ!
と言った感じ・・・
無料のどこの誰がやってるかわからないサービスに会社の命運かけるってどんな精神してるだと思いつつ、相手をいなしておいた。
それでもメールラッシュは止まらず、ついにはその会社は倒産してしまったそうだ。
もっとも、嫌がらせのためにメール送ってたって可能性もあるけど
しばらくメールを見るのも嫌になって掲示板にここから嫌がらせ受けたので全部おしまいにします!さいなら!
と書いた。
数日立ってようやく立ち直ってメール確認するとメールラッシュは全然衰えてない。
そんなことが続いたせいでストレスで円形脱毛症になった。
これ以上ストレス受けるのも癪だし、その荒らしをしている会社に電話をかけた。
一大決心をして電話をかけたのに繋がらず・・・
どういうことだろとメールに、電話かけたけど繋がんないよ、と送ると会社は潰れた、と
その時は心の中が修羅場だった。
自分には社会に影響力なんて皆無だとおもってたけど、零細とは言え会社が潰れるきっかけを造ってしまったと思うと心臓の鼓動がばっくばく
冷静に考えてみると、3日で1000件もメールが来るなんてすごいことだとその時初めて理解できたきがした。
無料サービスにしても告知無しは
ちとひどいかな
運営は大変そうだけど
まあ、そこまで非常識なことする零細企業
だとそれも渋られたかもしれないけど。
お金とると、どうしても責任が発生するからね
無料だからこそいきなりサービス停止できたとおもってる
それに、学生の身分で維持できてたものだからね
社会人になった時は時間が取れないからいつかはサービス停止する予定だったし
トラブルに対して喚くしか出来ない企業なんていつか潰れる運命だったんだよ…
無料提供=責任なし、ってのは、ないから。
取りあえず、『相手が倒産たおかげて訴えられなくってよかったね』
「個人が趣味で運営してるサイトを業務に使っていて、そこがなくなったから潰れました!」ってただの阿呆だろ。
公開しなければ訴えられるようなことも無いわけだし