207 :名無しさん@おーぷん 2018/01/21(日)03:55:59 ID:bhW
今まで生きてきた中で一番、というには大げさだけど「ピーターパンの冒険」をアニメで(ディズニーじゃなくて日本の連続テレビアニメ)
知ったロでパンは優しくて正義感が強い最高のイケメンで実はフックのことも憎らず思っていると思い込んでいた

中二は原作本読んで原作の残酷さに衝撃を受けた

原作のパンは他人を傷つけることに躊躇がない残酷な性格でフックをワニに食べさせる
ティンカーベルは数年後に消滅
忘れっぽいパンはティンカーベルもフックの存在も忘れてしまう
親から愛されなかったパンは愛なんて概念も知らない、だから他人に愛を与えられない
母性に溢れたウェンディを母親の代わりに求める。

フックもどうしようもない冷酷で身勝手な人間なのに部下(ディズニーでおなじみの眼鏡かけた太っちょの爺さん)のミシンの音きいて母親を思い出して泣いたりどうしようもなく悲しい人だったりね

NHKの名作アニメは原作をかなりマイルドに仕上げてるのね

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208 :207 2018/01/21(日)04:07:48 ID:bhW
「お願いサミアどん」というアニメもキッズステーションで全話見てはまってた
あれも原作読んでびっくりしたな

アニメの妖精は犬とトトロとカタツムリ足した愛敬があって可愛いキャラクターなのに、原作の妖精は「巨大アメフラシ」というべきかとにかく気持ち悪い・・
性格も感情の起伏が全くない機械仕掛けの神というべきか主人公の兄妹4人組とのコミュニケーションも成立してないし、優しい性格の長女以外サミアドとの別れを惜しんでなかったくらい

因みに主人公4兄弟が長女を除いてワルガキ揃いで子供の描き方に悪気あるなーと思ったら
原作者は実子3人のほかに夫の愛人の子二人を養ってたそうだ
優しい長女と常識的な次男は実子がモデル
DQN長男とワガママ次女は愛人の子がモデルだったらしい

原作者の子供達も死後、自分達をモデルに構築されたキャラクターがアニメで活躍するとは思わなかったろうな。


209
:名無しさん@おーぷん 2018/01/21(日)08:58:36 ID:RI6
> 機械仕掛けの神

物語の最期に唐突に登場し、全てを解決させる存在の事で
大仰な舞台装置を指して”機械仕掛け”と呼ばれている

貧乏人がひたすら苦労する話をやって
最終話に神が現れて、「頑張りましたね」と言って貧乏人を大金持ちにして去っていき
貧乏人が大金持ちに成れてハッピーエンド
みたいな話

昔話だとときどきあるけど、現在の話作りでは、ほぼあり得ないパターンなので
言葉だけが独り歩きしてる気がする

> サミアド

ランプの精などに代表される、典型的な、願いを曲解する悪魔かと
悪ガキの身の程知らずな願いと、曲解する悪魔と、残念な結果
藤子不二雄的な話ですね


210
:名無しさん@おーぷん 2018/01/21(日)09:28:15 ID:8d3
作家と呼ばれる人達は何かしら歪な部分が有って、それが作品に出てきて面白味になってるんじゃないかな


212
:名無しさん@おーぷん 2018/01/21(日)11:21:35 ID:bhW
母親が次男の死をきっかけにうつ病を発症したとか>ピーターパンの作
登場人物の年齢操作と盗賊行為の削除さえすれば普通に原作再現改善できそうな
ロビンフッドの大冒険はサイキックあり登場人物設定改変しまくりの物凄い怪作に

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