よくありがちな、継母に城を追い出された姫(+11人の王子)の話なんだけど、読んでいてまず驚いたのが、11人の兄弟の存在。
主人公の姫は12番目の子にあたるのだが、子供の数多すぎない?って言うか、男だけ11人も?と困惑。
まあ一人を除き全て同性の兄弟っている事はいるけれど、当時の私の周囲にはそう言う話は聞いた事も見た事もなかったので、尚更驚いた。
呪いを解く為に、王子達の人数分のイラクサの帷子を、誰とも口を聞かず完成させなければいけず、好意を持ってくれた他国の王子に「魔女では?」と疑いをかけられると言う描写にも「お姫さまなんだから文字ぐらいかけるよね?口を聞いてはいけないけれど、文字で意思疎通はできるんじゃ?」「って言うかなんでわざわ夜の墓場にイラクサを取りに?」とツッコミ。
クライマックスでは、帷子は10人分しか完成せず、11人目の王子の分は未完成だったので、一部は白鳥のままだったが、姫の魔女疑惑が晴れめでたしめでたし…みたいなオチで終わり、一部だけ白鳥の王子はどうなったんだ!?とツッコミ。
姪っ子に童話の読み聞かせをしてた時に、ふと白鳥の王子を思い出したんだんだが
・王子達の数が11人でなければいけなかった理由はなんだ?
・人間の意識のままで白鳥の姿って、結構パニックになりそうなもんだけど、どうなんだ?
・薄汚れたぐらいで自分の娘じゃない!と城を追い出す王様に、自分の娘の顔もしらないのかよ?
・子供を全部追い出して後継ぎがいなくなった城はどうなったんだ?
・悪い事をすると自分に全て返ってきますよ的な教訓めいたものもないな
とか、まあ色々想像できて面白いっちゃあ面白い。
今度の休日に、図書館で童話借りてきて読み直してみようかな。
新たなツッコ…発見があるかもしれない。
・王子は母親違いなどがいての11人だった説
・12という数字は西洋的に意味ある数字だったから12人とされた説
・王女は薄汚れただけではなく騙されて顔に何らかの草木の汁を塗られてかぶれたかしわくちゃになってしまいいつもと見た目が別人になってしまったため判別できなかったとか何とか
・日本のお伽話と違って、西洋の昔話は残酷なだけだったり教訓のない意味不明な話が結構多い
くらいかな
童話寓話は大人になって読み返すとだいぶ面白い
小鳥が歌のお礼に石臼を要求して首にかけて飛んでいったり、現実に「いや無理やんw」みたいな話多いし
193 :名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)10:54:10 ID:V5x
かちかち山でも、私が子供の頃に読んでいた話は
凶悪狸がおばあさん頃して、鍋にして騙してお爺さんに食べさせてそれを知ったお爺さんが再起不能になって、ウサギが敵討ちで最終的にはタヌキを海に沈めて頃してるのに、最近の甥っ子の読んだ絵本を見たら、お婆さんはいたずら狸に軽いケガを負わされただけでタヒんでないし、、
最終的には
ウサギ「おばあさんに謝るなら許してやるぞ」
タヌキ「え〜ん、ゴメンナサイ」
でタヌキは改心しておばあさんに謝って仲直り
こんなに違うのか!と軽い衝撃を受けた
197 :名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)11:53:08 ID:nq2
それは多分、今は幼稚園等でお芝居する時に人を喰うシーンなんて絶対に無理だからじゃない?
前に子供のお遊戯会でブレーメンの音楽隊を観たんだけど最後に盗賊は、皆とお友達になりたかったんだ〜って泣いて謝って仲直りして歌って終わりだったよ
そういう風に見せない読ませない事が良い事なのかはちょっと疑問だけどね
198 :名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)12:15:41 ID:JHx
>>197が書いてるみたいに、残酷だからとカットされてたりするからねえ…。
子供向けでも、保育園幼稚園児向けと小学生低学年向け、高学年以上…みたいに。
私はカチカチ山読んでて、ちょっとのイタズラで婆さんが寝込んだって流れからだったので、火傷おわされたり舟沈められたりと、狸のイタズラに対してウサギの復讐はやりすぎじゃないの?と思ったクチ。
後から他の出版社の読んだ時に、婆鍋食わされた爺さんの代理復讐だと知ったら、むしろあれだけで許すなんて寛容すぎない?と思ったわ。
204 :名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)12:43:12 ID:HCM
ディズニーがラストを変えてる事は数年前から批判されてたね。例えば人魚姫とか。
昔話なんてたくさんあるんだから無難な話を選べばいいと思うんだけどなあ。