紫煙
あとで後半もまとめるよ。
もう昔の話だし、記憶から消えてる部分もあるのでおかしな部分があるかもしれませんが
そこはご容赦願いたい。
しかも前半はエネmeな話しだし。
うまくいかなくて、施設から通って中学を卒業。
卒業後は病院に住み込みで、看護学校に通って准看になったのよ。
大学生だった年下の旦那と知り合って、旦那の就職と同時に旦那実家で同居・結婚。
ウトメは結婚には大賛成で、空港についてご挨拶したときにはトメに抱きつかれて
「よく来てくれたわね。大歓迎よ」。
ここからしばらくの間、エネmeになった。
トメには何かと親が居ないことを遠まわしにチクチク言われたりしてたんだけど
「その通りだな。親の居ない私を嫁にもらってくれたのだから我慢しなくては!」
って、自分でどんどん追い詰めてた。
同居の際の荷物は「こっちで用意してるから何もいらないわよ」って言うトメの言葉に従って着替えだけ。
家に着いて用意された部屋には、箪笥があったけど、ウトメの洋服満載だった。
ちなみに私達夫婦の部屋6畳、コトメの部屋ロフト付き8畳だった。
旦那の給料は旦那がお小遣いとか車のローンとかに全部使ってたらしい。
6時に高校に行くコトメの為に5時には起きて、お弁当作ってお見送りしてた。
玄関までかばんを持ってお見送りするのが当たり前って言われたから。
旦那とウトも玄関まで見送って、その間に洗濯してお風呂掃除してから仕事に行ってた。
仕事から帰ってきたら夕飯作って、みんながご飯を食べている間に客間だのコトメの部屋だの掃除だの
取り込んであるだけの山になった洗濯物を畳んで部屋まで持って行く。
ウトも旦那も公務員だから定時で帰ってきてたし、コトメも友達が居なかったらしくて夕飯の時間には家に居たから。
家の仕事が終わったら夕飯、キッチンの掃除、最後にお風呂に入れて12時には眠れる。
全部トメの指示通り。
トメには色々言われた。
「掃除の仕方がなってない。これだからみなしごは…」
「味付けが濃い。こんな食事だから親が早死にするんだ」
言われる度に「そうなのか。頑張ろう」って思ってた典型的なエネme。
休みの日にしか布団を干せないので、かび臭くなっちゃったのでベッドを買いたいと夫婦で話し合った。
それをトメに言ったら「ベッドなんか置いたら部屋が狭くなるでしょ」で却下。
仕方がないので乾燥機を買って、毎朝使ってたら今度は「電気代がかかるからやめて」
旦那にポツポツと愚痴るものの、愚痴りかたがデモデモダッテちゃんなもんだから
「上手く行ってるんだからいいじゃん」
「親に悪気はないんだって」
「嫁だからしょうがないよ」
「家のことをするのは嫁の仕事じゃん」
「お金出してもらってるんだからしょうがないよ」
コトメは何も言わないけど何もしない人。
身の回りの世話をさせられても、何も言われないのがありがたかった。
妊娠をウトメに報告したら、ウトはまだ性別もわかってないのに『初孫・男児』フィーバー。
トメは「まだおばあちゃんになんかなりたくないわよ。なんとかならないの?」。
ウトに〆られてたw
ここら辺でやっと、自分が壊れてるんじゃないかと気が付き始めた。
洗面所の掃除をするのに、トメの歯ブラシで磨く。
そっと戻しておくっていうのを毎日やってた。
精神的に病んでるなーって。
妊娠中期、トメが「やっぱり孫なんていらない」と言ったことで旦那と喧嘩。
トメの言葉は流せたものの、旦那が「やっぱりおろせないの?」って聞いたから。
一生懸命説明してたら殴られた。
殴られた私にトメが「殴るのは悪いことだけど、殴られるようなことするほうが悪い」。
で、やっとぶち切れた。
「殴られるようなことするほうが悪い?確かにトメさんの理屈じゃ殴られる方が悪いんでしょうね。
だからコトメちゃんが自分で選んだ高校なのに、毎晩ウトメさんの部屋に行って『こんな高校嫌だったのに」って暴れるのも
ウトメさんの育て方が間違ってから暴れるんですものね。そりゃ、しょうがないです。
わたしも真似します。いいですね?」
(コトメはこの頃、高校が嫌でヒッキーで家庭内暴力やってた。頃合を見てコトメを止めて話を聞くのも私の仕事だった)
口をパクパクさせてるトメとボケッとしている旦那とウトを目の端に捕らえながら大暴れ。
トメの大事にしていたコーヒーカップを中心に高そうなお皿を全部、食器棚から出して壁に投げつける。
どこにそんな力があるのか食器棚を引き倒して、ゼィゼィ言ってる頃に我に返ったウトと旦那に押さえつけられた。
ウトは「お腹の子にさわるよ」って言ってくれたけど、多分純粋に孫だけの心配してたと思う。
純粋に仕事に行って、部屋にはテレビもなかったのでラジオ聞いて過ごしてた。
トメとは全く会話なし。
トメが何か話しかけたそうにしてもアーアーキコエナーイw
コトメと一緒に部屋に引きこもってゲームしたりと自由に過ごしてた。
旦那は思うところがあったのか、速攻で部屋を探してきて2週間で別居。
コトメは「あのお母さんじゃしょうがないよ。2年もよくもった方だと思うw」って言ってくれたのが救い。
もちろん、旦那の謝罪はなかったけどそれでも別居できるだけで幸せだった。
また続きを書いてきます。
ノシ
続き、続きはまだなのかあああああああああああああ!
なんで看護婦の嫁にそこまでさせる?おまけにみなしごだからって!!
後半はエネ夫のマスクはがれるの?ひどすぎ!!
乙!
コトメが微妙だな。味方だったのかw
家事 仕事 家事 そんな生活を2年間もなんて絶句。
夫のウトメ、特にトメは鬼ですね。
あなたの現在が幸せであることを祈るばかりです。
とにかくこの家の事は、私には関係ない!って思ってたんだろうなぁ。
高校生のコトメが一番冷静だったのかも。
214がボイコット引きこもりの時に
コトメの部屋でゲームをしていたっていうのが
コトメなりのお返しかもね。
続きです。
エネスレよりもDQN返しスレのほうが合ってたような気もしないです。
ごめんなさい。
たまにコトメも遊びに来て、現状を報告してくれたりしてた。
旦那は仕事帰りにために実家に寄ってたみたいだけど、お互いにそれには触れず。
実家に居た頃とは打って変わって、すっかりかかぁ天下な家庭の出来上がり。
エネな旦那は強い方に付くの典型。
お互いの給料は全部私が握り、旦那はお小遣い制。
別居した頃は引越しで貯金どころか借金があったものの3ヶ月で出産費用はたまった。
で、出産。
お決まりの産院突撃された。
陣痛の最中にウトメコトメに部屋に入ってこられてパニック。
初めての陣痛と会う予定が全くない人の顔を見て何も言えずに陣痛に耐えてた。
陣痛の合間に旦那のところに行き、みんなが見ている前で
「あなたは馬鹿か?馬鹿じゃなかったらクソだ。どうしてウトメがここにいる?説明してみろ」と
胸倉掴み掛からんばかりの勢いで詰め寄った。
口ごもる旦那の言葉をまとめると、トメの「男にはわからないことがあるんだから生まれそうになったら連絡しなさい」の言葉に
素直に従った模様。
私が予定日を10日過ぎたので、人工的に陣痛を起こすために入院中(本格的な陣痛がつくまで2日かかった)、
実家に帰ってママンスキ-エネを発症したようだった。
髪振り乱して鬼気迫る私の様子に、ウトメコトメ、ポカーン。
「言いたいことは山ほどありますが、あなた方の顔は見たくありません。出て行ってください」
と、言ったところで血管切れて失神。
その後の記憶は切れ切れだけど、なんとか自然分娩で産んだ。
後から聞いた話だと、「嫁子のくせに生意気な!」とワナワナしてるトメを助産婦さんが追い出してくれたらしい。
入院中は絶対安静だったので、旦那以外の面会を謝絶してもらった。
そんな様子だったので私の退院が3日ほど延びた。
子供も一緒に退院する予定だったのに、旦那が勝手に退院させて実家に連れ帰ってた。
新生児室に居ない子供を見て、ミルクかな沐浴かな?とのんきな私、バカバカ。
昼過ぎに様子がおかしいと思って看護婦さんに聞いたら、看護婦さんも驚愕。
旦那が退院の手続きをしてるので、病院の方でも私が了承してないとは思ってなかったらしい。
旦那の実家に電話を掛けるものの私だとわかるとガチャ切りされる。
旦那の携帯に電話をしても無視される。
旦那は退院の日にやっと迎えに来た。
退院の手続きをして、帰りの車の中旦那を問い詰めると
「だってママンが嫁子は自業自得だけど、赤ちゃんはどうもないのに入院させてるなんて可愛そうっていうから」。
途中でおかしいと気が付いて「赤ちゃんは?これから迎えに行くの?」と、聞いたら
「ママンが嫁子は疲れてるだろうから自分の家でゆっくりしたらいいよって。
○○と俺のことははこっちで面倒見るって言ってくれてるよ」
なんじゃそりゃ?と怒り狂う私を怖がっているものの「だってママンが言ってるし」。
突き飛ばされるように車からおろされて、家の前でしばらく泣いてたら大出血。
家に入って布団を敷いて、どうにかできないか考えながら横になってた。
とにかく職場の友達に電話して、仕事終わってから来てもらった。
友達に説明をして、一緒に来てくれることを頼んだんだけど、丁寧に断られた。
「あなたの体を思って旦那さんのご実家でしてくれてることでしょ?ここは甘えておいたら?」
って言われて、説得された。
コトメに電話したら「お母さん馬鹿みたいに○○ちゃん、○○ちゃんって可愛がってるよ。
お義姉さんも大変だったし、あの様子じゃ馬鹿なことはしないと思うから休んだほうがいいよ」
って言われて諦めた。
今思えば、そんなに悪い話じゃないのかもしれないけど、そのときの精神状態が普通じゃなかったのか
「取られる、取られる」って追い詰められた気分になってた。
○○って名前を勝手に付けられてたのにも気が付かないくらい。
女の子だったけどウトもデレデレで、トメはすっかり「いらない」発言を忘れてる様子。
コトメが言うには「自分に構われなくなった分、わたしも凄く楽になった」そうで。
「お兄ちゃんは帰ってくるのが凄く遅いけど、お義姉さんのところに行ってたんだよね?」
って言われて頭の中で疑問符一杯だった。
この3日、会ってませんけど……?
旦那が帰ってくるまでに、返す返さないでモメたけど
「私がこの子の母親なんです。お乳も出ます。ここに来れるまでに体も回復しました。後は家族3人で暮らします。
その代わり、落ち着いたら子供連れて遊びに来るので返してください」と言うと、しぶしぶ諦めてくれた。
家に帰って親子3人の生活をしばらく続けて、やれお宮参り、お食い初めだとウトメの言う通りにしてたら
あっちも悪い気しないみたいで、こっちはこっちで私の実家がないからしてもらえると助かるのスタンスで上手く行くようになった。
週に1度は顔出して、でも何もしなくていいし、赤ちゃんは可愛がってくれるし。
しばらくしたら、旦那の帰りがあからさまに遅くなる日が続いて、浮気の証拠をポツポツと見つかるようになった。
決定的な証拠を見つけた日、旦那を問い詰めたらあっさりゲロ。
「嫁子は強くなって○○に構いきりだし、ボクタンのこと構ってくれなくなったし、家に帰ってもママンも○○に構いきりで
ボクタンのこと構ってくれなくなったし。今度の彼女はボクタンがいないとダメな子なんだ!でも、嫁子はママン達と上手くいってるから
ボクタンのこと見捨てないよね?浮気くらい放っておいてくれるよね?」
胸くそ悪過ぎる。
馬鹿なのは知ってた。
物事を一つ一つかみ締めるように説明しないとわからないし、それでもわからなきゃ暴れる男だし。
こんな男いらねーや。
って、やっと思った。
一応、ウトメに相談したけど「嫁子ちゃんは強いからねぇ。心のオアシスを見つけたんでしょう?
子供置いて別れたら?○○ちゃんは私達で面倒見れるし」。
「慰謝料もいらない、養育費もいらないから別れてくれ」ってこっちから言っても「ボクタンの生活はどうするの?」
「実家に帰れば?」「帰ったらご近所に恥ずかしいから一人で住めってママンに言われたし」って煮え切らない。
そんな話を半月くりかえしてた頃、トメ方の大トメ(同じ町内)が倒れた。
トメ、トメ姉、トメ妹、トメ毒弟(全員同じいっせいに覆いかぶさってきた。
「嫁子ちゃんは看護婦さんだから介護に慣れてるでしょう?」てな具合。
かわるがわる電話を掛けて来るし、お宅訪問もされて責める責める。
初めて行った弁護士さんが離婚が得意な方で「とにかく離婚したい。慰謝料も養育費もいらいない」
って言ったら、「別居をすることを宣言して家を出てください。それからゆっくり話を進めましょう」
で、言うとおりに旦那に別居宣言。
旦那はグダグダ言ってたけど「とにかくここに居たらトメ親族のせいで普通の生活は送れない。
あなたがここに住んでれば実家が恥ずかしく思われないし、ここは私達の家でもあるんだから、掃除くらいはしてあげるから」。
そこからは旦那と接触持たずに、浮気の証拠とずっと付けてた家計簿のおかげで離婚にこぎつけた。
旦那は騙されたとかゴネてたみたいだけど、「調停にしますか?」って言ったら引っ込んだらしい。
トメは「ウチの孫なのに!親の居ないあの女に育てられるわけがないんだから親権をよこせ」って言ってたらしいけど
トメに親権がいくはずもなくw
旦那をせっついてたみたいだけど、旦那は今の彼女と結婚するのに邪魔だと思ったらしくて、親権はゴネなかった。
同じ職場の彼女は離婚の噂話で恐れをなして身を引いたって話だけどw
その後、旦那から「君だけだったロミオメール」、トメから「あなたが居ないと困るのよジュリメール」ももらったけどシラネ。
大トメには結婚のときに「乞食みたいな女で大丈夫か?」って言われたから乞食女に介護なんてしてもらいたくないだろうし。
娘が4人いるんだから大丈夫でしょ。
今はふっきって他県に引越し、子供と仲良く暮らしてます。
お、乙
なんかもー、言葉も無いね…
今が幸せのようで本当によかった。
これからは、子供と幸せに~
胸くそ悪い話を読ませやがってぇぇぇ!!!
>>214は幸せに暮らさないと許さない!!!
本当にお疲れ様でした。そして吹っ切ったと言い切れる
あなたの強さにGJ!全然DQNじゃないですよ。
というか、皆さん時期が早いけどスイカ割りしたくありませんか?
スイカはまだ安くなってないから、かわりに214さん元ダンナのアタマで。
お粗末様でした。
あー、すっきりした。
あ、慰謝料と養育費は公正証書組んでもらいました。
今、またもめてて弁護士さんにお任せしてる最中。
給料差し押さえてもらう予定です。
給料差し押さえで色々状況がわかったら、その後スレにでも書き込みます。
んじゃノシ
お前さんは女神だ。
お子さんとお幸せに。
ご両親もすでにいない、孤立無援状態で戦い抜いたあなたは漢だ。
今も又、もめているとのことですが今度も勝ち抜かれることを
PCの前からお祈りしております。