ウワキされたけど付き合い続けて結婚する話なんで、読む人はすっきりしませんよ。
性格的にも私子には同情しにくいと思います。
私子15歳(中3)
彼男15歳(中3)
浮気子13歳(中2)
幼なじみで初恋同士。
幼稚園の頃から両思いだったけど、正式に恋人になったのは小学5年生から。
ある日お使いでばーちゃんの好きなおやつ買ってたら、
彼男と浮気子がいい雰囲気だしながら歩いてるのを見かけた。
手を繋いでるとかじゃないけどラブラブしい空気。
それはさておき思わぬところで会ったのでテンション上がって、
「彼男だぁ~」と笑顔で駆け寄る私子。
ちょっと慌てる彼男と笑顔の浮気子。
浮気子にも笑顔を向けつつ、誰?紹介して?という目で彼男を見る私子。
浮気子を紹介する彼男。部活の後輩の友達で相談に乗ってるとか言い出す彼男。
うん知ってるよ。
浮気子が彼女がいる男にばかり狙って、その気にさせて一回付き合っては別れる子で有名だからね。
ちなみに浮気子は癒し系おっとり美少女。私子は並以下。
結束が固ければ固いほど別れさせたくなると豪語しつつも女子とも上手くやってる要領いい浮気子。
いつも人に囲まれてるお姫様タイプ。
勝ち目はない。
自己保身最優先で別れを告げようと思った。
浮気子「いつも彼男先輩から私子先輩のこと惚気られてるんですよ。幼なじみって羨ましいです。」
(私が現れる前、浮気子は彼君と呼びつつ彼男に散々ボディータッチを繰り返し、
彼男も満更ではなさそうでした)
微妙な顔する彼男。
浮気子「ちょっと相談に乗って貰ってたんです。」
私子「そうなんだ~。何があったかはわからないけど…元気出してね。」
私子さんに浮気相手と誤解されていびられたとか言い触らされたら困るので、
彼男と当たり障りなく付き合い卒業とともに自然消滅させようと目論んだが、
彼男は誰が見ても浮気子に夢中な状態。
浮気子取り巻きが怖いので放置。
「浮気子さんはそんな人じゃないよ~彼男が浮気子さん好きになるのは仕方ないよ、だって可愛いしいい子だもの」
と馬鹿のお人よしぶって流してた。
彼男に気持ち残ってなかったし、浮気子は振り向かせた時点で興味なくすタイプ。
浮気子は「付き纏われて…」と被害者ぶってたけど内心勝ち誇ってるのはわかった。
そのまま卒業。
卒業式の日浮気子はインフルエンザで休んでた。
浮気子に告白しにいくわと宣言する同級生。
かっこいいが空気一切読めない男子が「浮気子は俺の彼女だから」と宣言。
「俺も」「俺も」と浮気子何?股発覚。
その気にさせて支配下におきパシらせる的な奴隷達も。
彼男呆然。
突然私子に謝りはじめる彼男。
「都合よすぎなんだよてめーは!」と部活友達になじられる彼男に、
私子は優しい笑顔で、「全部わかってたよ。好きだから黙ってた…いつか戻ってくるって信じてた」
「でももう無理だよね。さよなら。」
泣き出す彼男、何故か泣き出すクラスメートと彼男を泣きながら殴る部活友達。
私子、追い縋る彼男を振り切り帰った。
理由は二つの意味でとても寒かったから。
彼男は私子の家に何度も来た。
「お互い素敵な大人になろうね」と笑顔で門前払い。
それから毎日手紙がきて、心を入れ替えて着実にエリートコース歩んでる噂が流れた。
見るからにきまじめな雰囲気になってて、別人のようだった。
噂だけじゃなく本当に心入れ替えたんだなって思った。
プロポーズされた。
可愛い指輪とバイトで貯めたらしいかなりの金額が入ってる貯金通帳を貰った。
付き合うのは了承したけど金はいらねぇよと突っぱねた。
大学卒業前に結婚しました。
夫婦とか愛とかよくわからんけど、大事にされてるのでまあいいか。
浮気子は相変わらず派手な付き合い繰り返してるけど要領よくやってるみたいです。
>>242
冷静な対応乙。
金に目が眩むも何もうちはわりと裕福らしい。
親戚一同揃えたら彼男のエリートぶりなんてちょい下になるぐらいですよ。
だからか植え付けられた価値観はお金じゃ幸せになれない、です。
金に執着するのは金に苦労した人だと思う。
私自身は並以下なのに親の威光でお嬢様呼ばわりされてたから、
浮気子から目をつけられたんかな~と。
兄弟いるし、たいして金持ちではないので彼男が金目当てで私子と結婚することはないと思う。
まあでも名誉とか人脈目当てならありえる。
男は取られたが虐めは回避できたよ…
浮気子が原因で不登校になった子や入院した子もいたから怖くて仕方なかった。
でも浮気子自身が何かやるんじゃなくて上手ーく人を使うんだよね。
後輩に怯えるのが情けないと言われても、
敵に回したらやばい人に先輩後輩関係ないんだよ。
でも、いつか天罰下りそうだ。
尊敬するわ……いやほんと
まぁ天罰っていうか、
歳を取って容姿が衰えてしまうとね
ちゃんと後悔して、誠意見せてるのってすごいな。普通男なら、高校や大学でついつい目先の女に嵌まっちゃうからな。
その時の経験で君の事がいかに大切だったか身に染みたんだろうね、お幸せに