今日1歳半の息子を連れて耳鼻科へ行った。
パペットは新しくてまだ綺麗。息子は虎じろうが大好きで寝る時も横に添い寝させてるほど。
耳鼻科での治療が終わって待合にいると3歳くらいの女の子が金髪の母親と一緒にいた。
母親は子供そっちのけで携帯カチカチやってる。
そしてその子も虎じろう持ってたんだ。もうボロボロの古いタイプのパペットでよれよれ。
その時うちの虎じろうはバッグにしまってたんだけど、息子がその女児の虎じろうに興味深々で近付いていった。
その母親はじろっと睨んで、女児に「ほら!ちっちゃい子が欲しがるっしょ!取られたらやだからしまっときな!」と言った。
何か不穏な空気に息子を連れに行こうとした時、息子がその虎じろうに手をそっと伸ばした。
その瞬間女児がうちの子を突き飛ばした。
派手にひっくり返ってギャン泣きしたので、息子を抱きかかえてなだめ。
「ほら馬鹿!だからしまっとけっつったろ。盗まれたらどーすんだよ!」
これだけ。ここまでで取り合えずこの親がマジキチなのは把握したから関わるまいと離れた所に座った。
もうすぐ会計なのに、ぐずる息子に仕方なく「虎じろう欲しかったの?でもあれは○君のじゃないから○君の虎じろう出してあげようね」
そう言ってバッグから綺麗な虎じろうを出した瞬間。
セコケチって足早いのね。驚いた。
ちらっと見て女児抱え、私の隣に座って、「なーんだぁw僕も虎じろう持ってたんだね♪同じだね~、可愛いよねー。
さっきこの虎じろう触りたかったんだよね!ほらどーじょ♪」
1歳半の子供なんて目の前に出された物は触るじゃない。
ましてや大好きな虎じろう。にこっと笑って虎じろうを受け取った息子。
何となく危険だと感じた私。
「あ、いいのよ、この子自分の持ってるから大丈夫よ」
と、その女児に虎じろうを返そうとすると、あちらさん「でもほら!この子こっちがいいみたいだし!
セコ子も赤ちゃん可哀相だから替えてあげな!ほら!」
息子は自分の虎じろうを持っていかれ、汚い虎じろう放り出してぎゃん泣き。
私は椅子から立ち上がり、小汚い虎じろうを持ってその親子の所へ行き、
上から見下ろして(身長169あるので)「おい・・・」と低く小さな声で言った。
セコ親子、びっくりして私を見上げてる。
私「悪いけど。こんな汚い虎じろういらないから返してくれる?」
セコ母「えっ・・・。だってあの子がこっち欲しがったから仕方なく交換してあげたんだけど?」
私「は?ふざけないでくれる?こんな○○小児科とかマジックで書かれてる泥品いらないから返せって言ってるの」
その虎じろうの裏側には近所の小児科の名前が書かれてた。
セコ親子はちょっと圧倒されてぼけーっとしてた。
セコ子の目線に合わせる様にしゃがんで「駄目じゃない、○○小児科の持ってきちゃ。泥棒だよ♪返しにいかなきゃねー」
丁度その時会計で呼ばれたので、汚い虎じろうをセコ子に握らせ、セコ子が持つうちの虎をむしりとり。
セコ母はブツブツ何か言ってたけど、会計終わって帰り際に「虎泥棒」と言って帰ってきた。
思い出すだけでイライラする。
手を離して息子のそばに置いちゃうなんて。
文章にすると長い感じがするけど実際はあっというまの出来事だったんだ。
それとセコの動向を見てみたいっていう興味があったのも事実で持っていかれるまで傍観してた。
汚いパペットを息子が受け取った時に横にぽろっと落とした。セコ母は喋りながら落ちたと同時くらいに取ってたよ。
そっか。突いてごめんなさい。
取り返して周囲にもキチが泥棒だと分かるようにした、って
凄いじゃない。 乙でした。
取り返しお見事!!見下し&低い声って相手をビビらせるのに有効だしね
泥の思考ってホントに理解できないわ