そして俺の兄の子供だったこと
それを子供が15になるまで気づかなかったこと
かなーり前、私の実家の近所にAちゃんという子がいた。私より10歳くらい下の子ね。
Aちゃんはお母さんとお母さんの再婚相手とアパートで暮らしていてニコニコ挨拶するいい子だったけれど、お母さんが病気で亡くなってから、養父さんだけじゃ世話が行き届かないのか汚れた服装になってアパートにお水っぽい女が出入りするようになった。
数年前、突然会社が潰れて無職になった
会社といっても社員数10人未満の小さい事務所で、都内じゃよくある話なんだろうけど、6月の15日くらいに所長から「今月いっぱいで会社なくなりまーす」と言われて25日には次のテナント準備があるからってビルから追い出された
大学生の時に付き合った元彼(ヒョロい)。
なんでも元彼には支配願望があったらしい(特に暴力による支配)。
それで高校の時に細身の子を彼女にしたらしいが気が強かったようであっさり失敗。
大学生になった元彼は「太っててトロそうな奴なら行けるんじゃね?」とアホなことを思い付いて同じ学科にいたデブの私に目をつけた。
可哀想&可愛すぎて笑いが出るけど、笑うと余計に怒るので
神妙な顔でスクワットを見守らなきゃいけなくて困るw
決算期の忙しい時期で、多くの社員が会社に泊まったり休み返上で働いてたある日、昼休みにデスクに伏せて仮眠してた徹夜明けの同僚が、「あっ、うー」とかうめいた後、椅子から転げてバタバタとして、数人が声かけても返事しないまま気絶した
呼吸はしてはいそうだったが、ため息みたいな今にも消えそうな弱い呼吸だった
当時の彼氏は幼馴染みで、家の番地が2しか違わないご近所。
当然親親戚ぐるみの付き合いで、高校を卒業したらすぐ嫁ぐと思われていたし自分もそう思っていた。