3人で待ち合わせして、どこかで適当にお茶しようかってことになった。
おばあちゃんを誘導してあげたかったんだが
美人店員の方が遥かにそういう動作がうまかった。
それを見てたら、俺は勉強ばっかりで、実際の動きなんかは
全然なんだなと思い知らされた。
ばあちゃんは年をとってから目が見えなくなったこととか
目が見えてた頃はこんなものを見てきたとか
もう一度目が見えるようになったら、あんなものが見たいとか
色んな事をきいた。
なんか最後のほうとか切なくて、泣きそうになったんだが
それは恥ずかしいから我慢した。
なんで日本の医療技術はもっと発達しないのかと思った。
おばあちゃんが急に「(俺)にエスコートでもしてもらおうかねw」って
言ってきた。
俺は最初キョトンとしてた。
美人店員は笑ってた。
なんでも、近くにある食器屋?に
茶碗を買いに行きたいらしかった。
おばあちゃんと俺の2人きりで買い物に行くことになったw
美人店員は時間つぶしてるねっていいながら
どこかへ行ってしまった。
最初はオロオロしたが、俺がしっかりしないとなと思って
おばあちゃんと歩いていった。
「若い男の子に手なんか握ってもらって照れるねw」と言われて
なんか俺もすごい恥ずかしかったw
上でも出ていたが、完全に祖母ルートだったw
人ごみの中だからかなり気を使ったが
無事茶碗屋まで着いた。
スペック一気に書きます
俺
身長 172(最後にはかったのは去年の夏)
体重 55
顔 地味
美人店員
身長 俺より5センチ低いくらい?
体重 不明
顔 丸めの顔。俺的には戸田エリカに似てる気がする。
おばあちゃん
身長 かなり低い
体重 不明
顔 昔は美人だったかもしれないなって感じの顔
「お?○○さん(おばあちゃん)お孫さんかい?」って尋ねてきた。
「いやいや、ボーイフレンドよw」って笑いながらおばあちゃんは
俺を紹介した。
おじさんは大爆笑だった。
俺のことを詳しく話したわけではないが
とりあえず美人店員の友達だということであっちは納得していた。
電話であらかじめ欲しい者を連絡していた。
なので、受け取りに行ったってのが正しいのかもしれない。
おじさんが奥からすでに包まれた茶碗を持ってきた。
で、おばあちゃんがお金を渡そうとしたんだが
財布を俺に渡してくれて「お任せしていい?」って言ってくれた。
ほぼ見ず知らずな俺に財布を託してくれたのが
とても嬉しかった。
「ちょっと待ってな」と言った。
ポカンとして待ってたら、おじさんが
なんかいい感じの湯のみを包んでくれた。
「○○さんのボーイフレンドだから、サービスするよ」って言ってくれた。
いや、お金払います!って言ったんだけど
いいからいいからといって受け取ってしまった。
あ、あと俺が障がい者のための学校に通ってるってこともおじさんに言ってたから
「しっかし勉強して、○○さん助けてやってくれ」って言ってくれた。
おっちゃん….(´;ω;`)
そのときは本気で涙目だったかもしれないw
で、お礼を言って店を出て行った。
そのあと、美人店員に連絡して合流しようかってなったんだが
おばあちゃんが「(俺)くん、ちょっともう1件付き合ってほしいんやけど、いいかい?」って言ってきた。
それは3人で?と聞くと
2人で、って言うから、2人で行くことになった。
自分で書きながら、これマジで祖母ルートだなw
回転焼きの店だった。
俺は以前美人店員に甘いものがすきだという話をしていたんだが
まさかおばあちゃんがそのことを知っているとは思わなかった。
そこでおばあちゃんは俺に回転焼きをおごってくれた。
この時も払いますって言ったんだが
いいのよ、そのかわり美人店員には内緒ね、といって笑っていた。
さっきの食器屋のくだりと全く同じことをした。
2回目ともなると俺もなんかノってきて
ボーイフレンドネタに乗っかったりしながら笑いあった。
そしたら、店員さんが回転焼きを大量にくれた。
ここでも払おうとしたんだがry
今日はなんだか貰ってばっかりだなと思った。
美人店員はかなりニヤ~っとして
「デート楽しかった?」って言って笑っていた。
「うん」って返した。
多分俺の顔もニヤついてた。
もうその時には俺もすっかりおばあちゃんの誘導に慣れて、
率先して誘導させてもらった。
やっぱり実際の経験は、何時間机にかじりついて勉強したものよりも
遥かに大事だと思った。
みんなが、所謂障がい者に理解があるわけじゃないもん
何にもしてない、なんて言ってるけど、やっぱお前はすごいよ
そう、ホテルである
馬鹿野郎wwww
美人店員とおばあちゃんは俺の降りる駅よりも3つほど先だったから
俺だけ先に降りる形になった。
そしたら別れ際に美人店員は、「これあげる」って言って
小さい紙袋をくれた。
え、あ・・・って言ってるうちに電車のドアは閉まって
行ってしまった。
一時期噂になっていた八つ橋キティが入っていたw
なんだこれだよwと思ったが
普通に嬉しかった。
本当に今日は貰ってばっかりだなと思った。
その日の夜、美人店員とおばあちゃんと電話をして、
お互いに今日のお礼を言い合った。
人生で一番って言ってもいいくらい充実した一日だった。
本当に友達同士って感じだ。
俺も下心があるわけではないし、美人店員もこっちのことをどう思ってるのかサッパリわからない。
お互いの恋人事情なんかは一切ノータッチだし。
というわけで、たいしたオチはなかったんだが
本当日本人まだまだ捨てたモンじゃないな、と思った話でした。
美人店員とどうこうとかじゃなく、この出会いを大切にして欲しい。
でもそれでもまだまだ救われない人がいるからね
そうなんだよな、医療も発達してるんだよな。
とにかく俺に出来ることは、全盲の人が暮らしやすい世の中にすることだなって思った。
その人も割りと綺麗めな人だったわ。
やっぱ心の余裕が違うのかな。
心の余裕とか、身近にそういう人がいるとか
そういう人たちが多くなってくれればいいなって思ってる。
君が優しいからそういう人が集まってくる
周りの人たちがいい人ばっかりだから
俺も見習おうとは思ってるけど、俺はまだまだだと思う。
こっちこそ聞いてくれてありがとう。
ここまで支援やら見てくださった方もありがとう。
また美人店員もしくはおばあちゃんと何か進展があったら聞いてくれw
じゃあおやすみ。
美人店員は1つ上
ただ、1つ上の割にはお姉さんオーラが半端ない
そいえば答えてなかった。関西住み。
標準語で書いたのは、別に意味はない。
自分が高校生の時、杖ついてる人がよく自分と同じ駅を乗り降りしてたのだけど
その人がおじいさんくらいの年齢で、駅の仕組みもよく知ってるみたいで
自分みたいな小娘が「手伝いましょうか」って声かけるのは気を害するだろうかと躊躇って
結局声をかけられず、後方から見守るしかできなかったんだが…
やっぱり声をかけたほうが良かったんだろうか、今でも後悔してるんだ
声をかけてもらった側の話としては、ちょっと恥ずかしい気持ちはあっても
気分を害するなんたことは絶対ないと思うから
声はかけていいと思う。
実際の全盲の人もそう言うと思う。
ただ、自分のムリのない範囲でいいと思うし。
自分の状況がどうにもならない時とかはムリしなくていいと思うよ。
そうか、胸のつっかえがとれたよ
ありがとう
ちなみに、>>1は普段休みの日はなにしてるんだ?ボランティアか?
こっちこそ聞いてくれてありがとう。
休みの日は調査が多かったんだけど、最近は車椅子作ったりしてる。
ボランティアっちゃあボランティアなんだけど、
TVとかでやってるような大層なことはできてない。
とりあえず早く一人前になるのが最優先なんだ。
どうしようとまごまごしてる間に終わってしまうという
手助けしない人の中にもそういう人は多いと思う
まーきっと慣れなんだろな
まさに俺がそうだったw
今でも老人に席ゆずんのとかかなり勇気がいるw
慣れはあるだろうなあ。まあでも強制とかではなく
自然にそういう振る舞いが出来れば一番だろうね。
こっちこそありがとう。
やっぱ世の中いい人いっぱいいるなって思えた。頑張れるわ。
ホントに団塊のオッサンとか身なりがキチンとした奴は人助けしないよ。
案外、昔ながらの不良っぽいアンちゃん達の方がその辺いいよね。
それだけでもかなりすごいことだよな。
やっぱりその世代になると、色々生き急いだりしてるんだろうなあ。
普段の見えてるが当たり前だからよけい怖いのかもしれないけど。
これからも勉強頑張って助けになってください。
いや、この話に関心もってくれただけでも嬉しい。
俺なんかまだまだだけど、これからも頑張る。ありがとう。
それすっかり忘れてたわw
痩せ型だから、かなり平べったry
>>1にありがとう。
こっちこそ聞いてくれてありがとう。
じゃあ本当に寝る!おやすみ!
これからもがんばってな
おれも優しい人間でありたい
実際やたら親切なおばちゃんとかも多いんだけどね
いい話ありがとう
未来に向けて頑張ってなー
おやすみ
>>1は彼女をデートに誘いなさい
どんな人も住みやすい社会になるといいね
>>1みたいに積極的に動ける人間になりたいわ
いい気分で寝れる、ありがとうおやすみ
色々と乙
これからも頑張ってな