私、
佐々木希を一発殴ったみたいな
顔してるって言われる
千尋くん、
罰ゲームで付き合った子、
中性顔の美少年って感じ、
根暗なオタクって雰囲気、
眼鏡をしてた。
クラスで一番派手なグループに一応属してた私は、この頃は受験とかも気にせず毎日遊んでた。
私のグループは女子6人くらいで、皆オシャレで可愛い子達ばかりだった。
私はその中でそこまで目立ってたとかそういうわけではなかったな。
ちょっと前にアニメでやってた俺ガイルを思い浮かべてみたら分かり易いかも。
私達はちょうど葉山くんとか三浦さんとかそんなところだった。
私の学校に比企谷くんはいなかったけどね。
私がアニメを好きになったのは千尋くんの影響。
それでは本題に入ります。
「ねぇ、一番スコア悪かった人に罰ゲーム作ろう」って。
そしてそれで負けたのが私。話し合った結果、罰ゲームの内容が
「誰かに罰ゲームで告白しよう」ってものに決まった。今思えば本当に幼いと思う。最低だ。
男の子グループ曰く、「あいつは暗いし何も言わないから平気だよwww」とのこと。
本当に最低だと思う。
ついにその日が来て、私は千尋くんに「ずっと好きでした。付き合ってください。」って告白したの。当時は全然好きじゃなかったけど。
ここで皆が出てくるはずだったんだけど外で面白がってて結局来てくれず、それどころか「付き合えばいいじゃん面白いwww」とか言われて、付き合うことになりました。
夏休み少し前の話。
彼は確かに明るいとは言えないけど暗いわけではなく、ただ物静かなだけで本当は面白い人だな、と思うようになっていってた。
千尋くんも「僕と付き合うキャラじゃないもんねwごめんね」とか言って協力してくれてたよ。
静かで不器用なんだけど本当はすごく優しい人なんだ。
このときは少し罪悪感を感じ始めてた。
毎日メールをして二日に一度くらいは電話をしてたけど、二人でどこかに行ったことはまだなくて
罰ゲームだったけどそんなこと忘れてもうただ楽しみだった。
産業はきつい
二人で電話で話してネットで調べてここに決めたの。
近くにプラネタリウムもあるし、そこに行こうって。
高校生にしては結構ロマンチックでしょ?
千尋くんが照れながら「可愛い」って言ってくれて嬉しかったのはきっと一生忘れない。
そんな気がする。すごくすごく嬉しかった。
私の方を見て「へへっ」とか照れくさそうに笑ってて本当に可愛かった。
私も照れたよwww
私が「プリクラ撮りに行こう!」って言ってゲームセンターに行った。
自己満足の自分語りだからがまんして
ごめんなさい><
怖すぎワロタwwww
これがまたしつこくてなかなか離れてくれない。
そんなこんなしてるうちに千尋くんが戻ってきて、彼の性格上やばいかな…って思ったんだけどね、
「やめてください。僕の彼女です。」って普段見ないようなキリッとした顔で止めてくれたの。
直後に千尋くんが「はぁ〜…緊張したぁ…怖かったぁ…」とか言ってて
やっぱりいつもの千尋くんに戻ってたけどwでもそれも可愛くて好きだった。
ご飯を食べてからプラネタリウムを観に行きました。プラネタリウムでもずっと手を繋いでた。
そんな出来事があってだからもう最高にプラネタリウムが映えて、すごく幸せだった。
こんなときまで自分の立場を気にして私は本当に弱いやつだと思う。
最後までたのむで
ありがとう
がんばる
二人で夏祭りに行った。
少し遠出をしてかなり大きな花火大会。浴衣を着てね。
かき氷を食べた。焼きそばも食べた。りんご飴も食べた。
なんか食べてばっかりだねw射的とか金魚すくいとかもしたよ。
そしたら花火が上がって、まぁちょっといい雰囲気になって
千尋くんが「また来年来ようね。」って、私は「うん、絶対ね」って答えた。
千尋くんには妹がいて、可愛かったな。
実は千尋くんすごく頭が良くて夏休みの宿題とか色々手伝ってもらったwwその日は夜ご飯も千尋くんの家で食べたんだ。
お母さんもいい人で「こんな地味な子だけどよろしくね」なんて言ってくれて、絶対大切にしようって思ったの。
そして人生初ってくらいに充実した夏休みが終わった。
週末はたまにデートしたりした。もちろん遠出して。
なんかいつものグループの子達が祝ってくれるって言ってたけど、
「今日は親戚が祝ってくれるから」って嘘をついて、
千尋くんとデートをした。
普段は割り勘なのにこの日は千尋くんが全部お金を出してくれて、夜ご飯もなんかすごい綺麗なイタリア料理屋さんで食べてさww
「バイトで貯めた」って、私のためにすごく嬉しかった。
誕生日プレゼントは何がいいか分からないから一緒に買いに行こうってことで結局ペアルックを買いました。
本当に最高の誕生日だった。
なぜ男の方はリアル名前なのか
千尋くんには幸せになってほしい
期待
そんなよくないだろ
>>49
誰に殴られたかにもよるよな。
マイク・タイソンとかだったらエライこと。
クッソワロタ
ハロウィン週の日曜日にはあのものすごい混んでるディズニーランドのイベントに一緒に行ったりしました。例のペアルックを着て。
無理矢理ミニーのカチューシャをつけさせたりしましたw恥ずかしがりながらもちゃんと終始付けてくれてて可愛かったです。
私はグループの男の子に呼び出されて「まだあいつと付き合ってるの?www」って聞かれました。
普通に付き合ってるよって言えばいいのに、私はつまらない自己保身のために「ううん、もう別れたよ」って言いました。
ここまで誰にも悟られずに上手くやってきてたから、あの頃の私はきっとこれからもずっと秘密にしたままやっていこうとか思ってたんでしょうね。本当に馬鹿だ。
気持ちわかるわー
その日は、千尋くんとデートをする約束をしていました。
まぁ、恋人同士だから当然だよね。
けど、学校では話さないことにしていたから現地で待ち合わせようってことでした。
いつものように別々に学校を出て、現地に向かおうとしたとき、私はある男の子に呼び止められました。
そう、呼び出した男の子です。
その場にいたのが彼一人だけならまだしも、グループの男の子達もいてたんだ。
それと事前に「クリスマスは何も用ないよ」と女友達についていた嘘が、何故か彼らに筒抜けになってて、断れなくなってしまいました。
いや、違うね。
そのとき「本当は千尋くんと付き合ってるの」って言うべきだったのにね。
言えばよかったのにね。
でもさ、言えなかったんだ。
千尋くんと初めての制服デートのはずだったのに、何してんだろうって感じだよ本当に。
もう、結果から言おう。
翌日全てがバレます。
そして、千尋くんがどういうことか、彼に直接聞いたみたいで、
ちょうど「僕の彼女なんだけど遊んだってどういうこと?」みたいな感じで。
本当に千尋くんは優しくてかっこよかったですよ。顔も。
その後DQNの逆恨みでその子いじめられて登校拒否なってワロエナイ
DQN最悪やな・・
そのDQNは野球部のエースで甲子園行って今は教師ですめでたしめでたし
世の中クソだな
人のこと言えないけど最低ですね。
これは恨み屋本舗の出番ですね
俺はそのクラスで絶賛ぼっちだわけね。そこでなんだけど
そのクラスのイケイケグループも同じような感じで俺をネタにしてんのかな
事実かどうか分かりませんが、仮に事実だとしても大学生にもなってそんなことする幼い人達なんて相手する必要ないと思いますよ。
私はそんなこと一切知らず、千尋くんがその日、「ごめん今日は遊びたくないやぁ…」とか、昨日あんなに楽しみにしてくれてたのに、どうしたんだろう?とか思ってたんですよね。
そしたら、その男の子からその旨を自慢するようなメールが来て、それで、全てを悟ったわけです。
「告白は罰ゲームだったけど、本当に大好きだということ」
「変な意地を張って付き合ってるの隠すようなことをしたけど、離れたくないということ」
などなど色々書いて送りました。
でも千尋くんからは返事がなくて、次の日千尋くんは学校にも来ませんでした。
大事なら伝えないとダメだよ
向こうが拒否すりゃ別だけど
毎日電話てしたならメールじゃなくて電話でね
もぅ手遅れの思い出なんだろうけど
しかも手遅れかよ
告られた男の子以外登場人物クズしかいねえ
学校終わってすぐ千尋くんの家に行きました。
でも、千尋くんは出てくれなくて、千尋くんのお母さんは仕事をしていていなかったから、私は夜まで待ってたけどそれでも出てくれなくて帰りました。
「こんな暗い僕と付き合うわけないですよね。浮かれて迷惑でしたよね。ごめんなさい。今まで楽しかったです。ありがとうございました。
明日からは学校にちゃんと行くので僕のことは気にしないで大丈夫です。本当ごめんなさい。」ってメールが来ました。
なんて悲しいメールや・・
どうして千尋くんは怒らないんだろうとか、どうして千尋くんはこんなに優しいんだろうとか、
これまでのデートのこととか色々色々思い出して、本当に自業自得なんだけど、私が辛いなんて言っちゃいけないんだけど、すごく悲しくて泣きました。
今すぐ謝ろうって、ちゃんと思ってることを伝えようって思って電話をしました。
でも、そのときはもう既に遅くて着信拒否されてました。
メールも通じませんでした。
そして千尋くんとは疎遠になります。
まだ続きがあるんだけど続けてもいいですか?
私の学校は高校三年で進路によってクラスが変わるので、クラス替えと言っても実質生徒がクラスを選べるようなものでした。
私は当然千尋くんのことがまだ好きで、千尋くんは国立文系クラスに行くと知ってたから、
私も国立文系クラスにしました。
私だけ完全に下心でした。
そして出席番号的に幸運にも、千尋くんの斜め後ろの席という素晴らしい位置を確保しました。
このときほど私の名字と、父親に感謝したことはない気がします。
でもきっかけは罰ゲームなんだよな
まぁな
けどずっとからかって遊んだ訳ではないから、スタートは許してやっていいと思い始めた
無視されたらどうしようとか、めちゃくちゃ緊張したけど、千尋くんは拍子抜けするほど普通で、全然違和感なく相手をしてくれて、なんとか話し相手程度になれました。
千尋くん曰く「なんかそういう後から言うのって負けた気がするから嫌だったからねww別にお前のためじゃないよ」とのことで。
超イケメンですよね。悪口の一つや二つあってもいいのに、何もなくてなんか本当に身にしみて後悔しました。少し、落ち込みました。自業自得だけど。
嫌だそんなの悲しい…
遠慮します。
ワロタ
私は千尋くんと別れてから、千尋くんの影響から漫画とか、それと新書?とかを読むようになってて、話をする分には全然困らなくなってました。
おかげでもう全くJ-popにはついていけなくなってましたが。
話を戻しますね。
とはいえ受験生ですから、千尋くんとは進展もなく、というかお互いに(特に私に)そんな学力的余裕もなく、ただただ友達って感じで夏になりました。
夏休みです。受験生の夏休みです。
直前の面談でこのままじゃ第一志望校(もちろん千尋くんと同じ学校…私はストーカーか)に受からないぞ、
と担任に模試の結果と共に現実を突きつけられ、
完全に萎えモードのまま入ったわけですが、そうですね。一日12時間近く毎日勉強してました。
正直思い出したくないです。
そして、また「絶対一緒に行こう」と去年約束した夏祭りの季節がきました。
意外にも、誘いをくれたのは彼からで。それはそれは飛び上がるほど嬉しくて。それだけが辛い受験勉強の励みになりました。
志望校も千尋くんの影響で、
勉強の励みも千尋くんで、
本当に下心まみれだな私はwww
夏祭り前日の夜は楽しみで本当に眠れなくて、本当に遠足の子供か!って感じだけど眠れなくて。
寝不足のまま、最大限の化粧をして、お母さんに着物を着付けてもらって、前のときとは違って最寄り駅で待ち合わせをして。
そこには千尋くんがいて。
彼も着物で。
そして夏祭りの会場に来ました。
今度は恋人同士ではなかったけれど。
なんの思い出もね~わ~www
長くなるのでここは割愛します。
そして、花火大会が終わって帰ろうってなって本当は帰りたくなかったけど、受験生だし、勉強しなきゃだし、遊んでる余裕もないし、
それに、私達は付き合ってないから、帰らない理由なんてないし。
私達は帰りました。
遠ざかってく後ろ姿がすごく寂しかったし、本当のことを言うと抱きしめたかったです。
そんなこんなで夏祭りはおしまい。
また地獄のような受験勉強の日々、なんとか8/31の河合塾の模試で第一志望校でD判定を取って、
望みをつなぎました。
高校最後の夏が終わります。
夏祭り的なのこれくらいしかなかった
うん。死にたい。
千尋くんが少しイメチェンをしていました。顎のあたりまで伸びていた髪を、耳が隠れる程度まで切っていて、眼鏡がコンタクトレンズに変わっていました。
そして、千尋くんの周りに女の子が増えました。
おいおい…
なぜ千尋君は君が「きっかけは罰ゲームだったけど本当に好きだ」と言っているのに
とりあってくれないんだと思う?
「誰かに好意を向けられるのが怖いんだよね」って言ってました。
完全に私のせいです。
それってどういう意味?
また何かの罰ゲームかもしれないって恐れてしまうっていう意味?」
分からないけど、彼にとって恋愛をすることが一つのトラウマになってしまったんだと思います。
私が初彼女だったみたいですし、余計に。
おめー悲劇の主人公になって物語を書いてる暇あったら
千尋君の気持ちをもっと深く考察しろよ
ちょっと男子ー。1にキツイ言い方するのやめてもらえるー
もうする必要もないんですよ。
ザワ……
意味深すぎる
本当は許せてないんだろな…
ていうか 似たような話小説か何かでみた気がする
思い出せないけど
>>168
許しの言葉はもらってませんし、
それに思い返してみたら謝らせてもくれなかったような…
実話ですよw