前記事⇨【前編】根暗男「僕と付き合うキャラじゃないもんねwごめんね」私(罪悪感が…)→罰ゲームで根暗男と付き合う事になり…
私の成績もだいぶ乗ってきてて、多少の余裕も出てきました。
やっぱり夏の頑張りが大きかったみたいで。
ただ数学がどうしても苦手で千尋くんに結構教えてもらってました。
この時期からはもうほとんど勉強しかしてなかったから特に書くこともないのでだいぶ割愛してもいいですか?
私はこのときまでC判定でギリギリでした。一方千尋くんは夏からずっとA判定。
もう余裕だろ〜って感じでした。
今度は私が誘って一緒に初詣に行きました。
表の理由は合格祈願、だけどまぁ、8割くらいは恋愛成就ですよね。
こっそり恋愛成就のお守りを買いました。
そしていよいよ受験です。
甘酸っぺぇなぁ
いいぞ
でも千尋くんがメールで勇気づけてくれて、
なんとか乗り越えました。
得意科目の英語で少し失敗したと感じたので落ちた落ちたって思ったけど、今年に入ってからの自分の頑張りを信じることにしました。
そして合格発表です。
受験は二年前のことですね。
ひとりじゃ怖かったので、合格発表を一緒に見に行きました。まず私の番号を探しました。
結果は合格でした。落ちたと思ってたけど、私は合格していました。すごく嬉しかったです。
次は千尋くんの番号を探しました。千尋くんはずっとA判定だったし、落ちるはずないと思ってたからこれから四年間一緒だって、そんな気持ちで探していました。
でも、千尋くんの番号はありませんでした。彼は落ちました。信じられませんでした。
私は自分の努力が実って嬉しかったけど、自分がしたことの罪悪感もあって、受かるべきなのは絶対私じゃなくて千尋くんだったから
すごく悲しかったです。
彼は私大に行きました。
離れ離れになってしまいました。
神木きゅんで再生してる
割と近いかもしれないですww
致命的距離やなぁ
俺も地味にこれかと思ってたw
その手があったか…!
でも、ただの友達だしそんなすごく強固な繋がりってわけでもなくて、
それに「誰かに好意を向けられるのが怖い」と伝えられてた私は告白する勇気もなくて、
告白してこれ以上疎遠になるなら、いっそ今のままでいいか、とか思ってて。
そんな矢先に、千尋くんがツイッターである女の子とすごく親しくしていました。
ザワザワ…
私が知ってる限りで、千尋くんが趣味の話をしている女は私しかいなかったから、率直にすごく嫌な予感がしました。
しかもその女の子は、千尋くんと同じ大学の子で、おまけにすごく可愛かったから、本当に嫌な予感がしました。
一応相互フォロワーですっ
千尋くんが二人で撮ったプリクラとか、二人で行った動物園とか、
いつか私達が行った水族館とか、
そんな写真をツイッターであげるようになっていきました。
そして、ある日千尋くんは私にLINEでこう言いました。
「僕、好きな人ができたかもしれない。」って
かっこよくなって、その女の子が羨ましくて、だけど私はその子になれなくて。
そして千尋くんは伝えてくれました。僕達付き合ったよ。って。
色々ありがとう。って。
くだらないクラスでの立場なんかに縛られて自分の気持ちに素直になろうとしなかった自分を悔やんでも悔やみきれなくて。
このとき、もう最後は自分で決めようって、そう思ったの。
何からそう思ったの?ww
一応、空手黒帯ですどうも。
俺のエスパーぶりが発揮されちゃったよ・・
流派は何処ー?
極真ですw
えー、極真!
黒帯とるまで何年かかったの?
小学校三年生から始めて、中学二年くらいですね!
師匠と呼ばせてもらいます
相談してたからじゃないかなぁ。私も普通に友達って感じで接してたし。見せつけるとかそういう性格の人ではないから。
さっきから君は何と戦っているんだよ。
くずのお前に決まってるだろ
お前、マジで自分が悲劇のヒロインなんだな
叩かれて当然のことしてるって自覚ゼロだったってよく分かった
切ないな あの頃の教室にはもう戻れないんだぜ >>1も俺たちも
おい最後www
高校二年生のときから今までずっと好きだってこと。
本当は相談相手も嫌だったってこと。付き合いたいってこと。
結果はもちろん完敗でした。
「それでも僕は多分あの子を好きになって、君とは別れてでも付き合ってたと思うよ」って返されて
あ、もうこれは完全にかなわないなと。
本当に大きなものを自分から投げ捨ててしまったんだなと。
後悔もしながら、でもほんの少しだけ大人になれた気がしました。
そんな最期の最期に告白して
1%でも相手がどうにかしてくれるかもしれないと考える根性が信じられん
>>1は付き合ってるときも恥ずかしいみたいな理由で一緒に帰らなかったり付き合ってないとかほざいてるやつだからな
お前が一生不幸な人生を送ることを願うよ
まぁまぁ…
スクールカースト最上層の女子と最下層の男子のペアだぜ?
少なくとも俺は見かけたことない
(ヒント:空手の黒帯)
失恋を機に空手の道を極める事を決意した>>1
大学を休学し伝説の空手家が住むと言われる恐山へ
道中、熊や虎を倒し遂に山深くにある伝説の空手家の住む小屋へ
しかし>>1が到着した時、伝説の空手家は深手を追い今にも息絶えんばかりであった
>>1は駆け寄ると伝説の空手家は
「奴らにこれを渡すわけにはいかんお主この奥義の書を奴らから守ってくれ」と最後の力を振り絞り全てを>>1に託して息絶えた
今ここに世界を舞台にした伝説の戦いが始まる!
話変わりすぎww
…なんか知らないうちに伸びてた
夜に辛くはなるのですが案外普段は平気で、ふっつーのキャンパスライフを送っていたわけですよ。
合コンしたり、サークル活動したりと。
格闘技は特にしていなくて皆さんのご期待に添えないのは本当に申し訳ないですが…。
サークルはなんのサークル?
ちょっと特定が怖いからごめんなさい…
ただ、やっぱり他の男の子と遊んでてもしっくり来なくて、元々初対面の人と盛り上がるのとかすごく苦手なので当たり前といえばいいたり前なのですが合コンも全然楽しくなくて。
自分は本当に千尋くんが好きなんだと実感しましてね。
ちょっと変わろうと思ったわけです。
あと料理のレパートリーを増やす練習をしました。
先ほどサークルの際に誤魔化しましたが、ざっくり言うと音楽関係のサークルで、ピアノをしているので本気でピアノを練習することにしました。また少し運動不足が気になっていたのでランニングを始めました。
千尋はでてきますか?
安心してください出てきますよ。
最初は千尋くんを見返してやりたい!とかそんな気持ちで始めたんですけど、やってるうちに楽しくなっちゃって、
それともう千尋くんは彼女がいて、二週間に一度連絡があるかないかって感じだったので、
いつしかそんな気持ちも消え失せてただ自分磨きみたいな感じになっていたんですけどね。
そうして数ヶ月経ったころに
千尋くんが彼女と別れたんですよ。
自分も含め、千尋くん見る目なさすぎてちょっとやばいんじゃないかこの子って我ながらに思いました。
そして千尋くんが落ち込んでる中ちょっぴり嬉しかったのは内緒です。
では続けますね。
すみません。本当話を戻しますね。
色んなことやってるね
一つ始めると色々なことに興味が出てきて…多分オタク気質でストーカー気質なんだと思います。
もうそろそろいいんじゃ?と自分の中で勝手に決めつけて意を決して遊びに行こう!と誘ってみたわけです。
場所は四年前に初めてデートをした水族館になりました。
西口と東口を間違えたみたいで…
「待たせてごめんね。寒かったでしょ?」と手にはホットのカフェオレ。千尋くんも大人になったんだなと、感動しました。
この気配りは皆さんにも参考になると思いますよ!
一発ずつ殴った顔で
想像すればいいんだよね?
>>334
こんな感じですね。
ワロタwww
脳内のさわやかカッポーが
音を立てて崩れ落ちました、、、
今度の水族館はあのときと違ってチケットも買い慣れていて、
店員さんとも普通に話していて、その背中が頼もしい反面少し寂しかったです。
そしてまた前のように水族館をまわりました。
今度は最後まで手を繋ぎませんでした。
近くのサンマルクかどこかで食べました。
普段あまり会わない分話が弾んで楽しかったです。
プラネタリウムは付き合っていなかったのでやめました。
お互いにプラネタリウムのことは口に出さなくて、たぶんこの距離感が最適なんだな、と感じました。
それになによりまだ別れてそんなに経っていなくて辛いはずなのにそんなことは微塵も感じさせずに、こうして今も気配りを欠かさなくて。
本当にすごいと思った反面、この人はいつ、誰に弱さを見せているんだろう。と気になって、そして放っておけなくなりました。
やっぱり私は千尋くんが好きでした。
私の内面にとってかけがえのないものを残してくれた、そういう非常に大きなものではありました。
かつて彼を傷つけた側の私が言うに烏滸がましいとは思いますが、
私が彼にとって辛いときの逃げ場になれたらな、と心の底から思いました。そしてクリスマスが来ます。
本屋さんに行ったり、クレープを食べたり、公園で遊んでる小さい子達を眺めたり、観覧車に乗ったり。いろいろしました。
楽しかったです。
夜まで遊びたかったけど千尋くんは毎年恒例クリスマスの夜は家族で集まってケーキを食べる!と決まっていたようなので、夕方には帰りました。
私としても、周りがカップルばかりでその中で私達は友達だったので、早く終わっちゃって寂しいような、ほっとしたような、そんな気持ちでした。
お正月には初詣に行きました。
千尋くんの大学の友達と、私の大学の友達とで割と大所帯で行きました。
千尋くんの友達には当然女の子もいて、少しヤキモチを妬いたのは秘密です。
おみくじをしました。私は小吉だったけど、恋愛運が良かったので、それはちょっとだけ良かったです。
…千尋くんは凶でした
逆にすごいですよね。
嫌な予感が
千尋くんとは花見に行きました。
ふたりで色んなところの桜を見にいこう!と企画して、ひとつひとつ見ていきました。
ある一箇所で千尋くんの大学のサークルが飲み会をしていて、千尋くんが話しかけられていたときにちょっと彼女っぽい雰囲気を醸し出したのはいい思い出です。
俺たちには無理
初めて千尋くんの誕生日に一緒に出かけました。
ディズニーランドに行きました。ディズニーランドは誕生日だって言うと、キャストさんがシールをくれるんですけど、
それをたくさん集めて喜んでる千尋くんが可愛かったです。
そして夏になりました。
その日は千尋くんとプールに遊びに行きました。
しかし、千尋くんは寝坊して一時間遅れました。「貸し1な〜」とか友達みたいに冗談ぽく言って。
私達はもう友達でした。
このままずるずるしてていいのか、そんな風に思うようになりました。
その日、私はお金が足りなくなって結局千尋くんとお互い貸し1ずつになりました。
つい先日夏祭りがありました。
一緒に行きました。
高校生らしきカップルがたくさんいて「みんな若いね〜」なんて言いながら遊びました。
今度は二人とも私服で、手を繋ぐこともなく、花火が終わって、
それで帰ることになって。
私は、本当にこのまま帰っていいのかなって。そして、もう人の多くない河川敷で、意を決して私は、
「ねぇ、前にさお互いに貸しあったでしょう?今返しあわない?」
千尋くん「そうだね」
私「まずルール決めない?」
千尋くん「じゃあ、法律的にアウトなのと命に危険がかかるのと、過度に人生に影響が出ることは無しにしよう。ちょうど、バカッターとかそういうやつ」
私「わかった、それじゃ断るのは無しにしよ?」
千尋くん「いいよ」
私「先どうぞ?」
千尋くん「いや、○○が先言いなよ」
私「…」
千尋くん「…」
私「あのっ…私やっぱり千尋くんがずっと好きで、その…」
私「だから、その、付き合ってほしい…」
千尋くん「ふぇっ?!」
私「断るのはなしでしょ?次千尋くんの番だよ」
千尋くん「僕も同じこと言おうと思ってた」
私「ふーん、でもそれ私言っちゃったから他のにして?」
千尋くん「…ちゅーしよっか」
私達は四年ぶりに付き合うことになりました。
一度本当に人外みたいなことをして、許されなくて当然なのにまたこうして付き合えて、本当に夢みたいです。
今度は一生をかけて千尋くんに償っていけたらいいですね。
三日間こんなに長くなってしまいすみませんでした。
拙い文章でしたが最後まで読んでくれてありがとうございました!
後半、少し駆け足になってしまった感があり、それはすみません…
はい、すごくよかったです。
今本当に最高に幸せです。
お疲れ面白かった。文系だけあって書くのうまいな
千尋くんはやっぱ1のこと忘れられなかったの?
書き物は初めてで慣れない中でしたが、お付き合いしてくださって嬉しかったです。
本当にありがとう!
それは、分からないけど「久しぶりに水族館で遊んだとき綺麗になっててドキドキした」って言ってくれました。
自分を磨いている時期があっての今だと思うのでそれはそれでよかったと思います。
おめでとう
自分磨きしてて良かったねw
千尋くん逃がさないように頑張れ
やっぱ付き合う中で大切なのは素直さだよな
付き合い長くなると忘れてくるけど
なるほど、素直さですか…
肝に銘じておきます。
本当にありがとうございます。
ちょうど付き合って一週間とかそこらですね。ありがとうございます。
ハッピーエンドでよかった!
諦めなければ、夢は叶うんだねー。
そうかもしれないですw
ただ、私は本当に運が良かったなぁと。大切にしますね。
まぁ、浮気も一度くらいは許すかな…たぶん…
勝手に殺さないでwww
大丈夫です!次は死別でもした頃にまたここにお世話になろうかな。
お幸せに。
はい!これから数年間で出来なかったことをひとつひとつしていきたいなと思ってます。
読書、ギター、アニメ、料理、散歩でしょうか?
彼は公園でゆったりするのが好きみたいです。
公園でゆったりしてるカップルがいたらもしかしたら私達かもしれませんね。
千尋きゅん、ギターやるんだ。
俺は1年くらい習ってそれっきりだな・・。また、楽器始めようかなー
いいと思います!何かを一生懸命にしている人はやはりかっこいいと思いますよ。
でも相手の男もヘタレっぽいしお似合いといえばお似合いか。
お似合いなら、褒め言葉と捉えさせていただきますね。昨日から引き続いて読んでくださってありがとうございました。
その縁を大切に
末長くお幸せに
ありがとうございます。
そうですね。添い遂げられるようこれからも頑張ります。
まとめから来て追いつきました。
>>1さんはとっても成長されたのですね。
自分は初老のおっさんですが、甘酸っぱい想いを自分の青春と重ねて懐かしく感じさせて頂くとともに、感動しました!
お付き合いおめでとうございます。
もうとっくに千尋くんは罰ゲームの事を許してくれてると思いますよ。
まとめにあがっているのですか!それは驚きです…。
わざわざありがとうございます。
彼が許してくれても私は自分の中で一生許すつもりはないので、
これからは毎日彼の笑顔を作ることで償っていこうと思います!
何か暖かいものをもらえた気がするよ!
一年後の視点で見ればフラグだったという可能性も・・・
>>1です。彼が「僕もし女に生まれてたら千尋って名前だったらしいんだーw」と言っていたので借りました。
まだないですね。
20にもなって未経験だからクソワロタです。