私は学校帰りに本屋に寄ってから帰ることが多かった。
実家は一軒家なんだけど駐輪場のようなスペースがあって、
そこは1人通れるくらいの出入りロがあり
四方は塀と家の壁で囲まれて外からは氏角になってた。
その日、本屋から帰ってきてチャリを停めて、玄関に向おうと後ろを振り返ると
メガネをかけた真顔の下半身丸出しの男が立っていた。
ニヤリともしてなく、目を見開いたままの狂気顔で本当に怖かった。
勇気をだして手に持ってた鞄で下半身を叩いた。
最初はポークビッツだったのに鞄でバシバシしたら特大バナナになってて泣いた。
急所じゃないのかよ、と。
更にそいつは飛びかかってきてムネとかシリとか鷲掴みされたので
思いっきり鞄で叩いたらそいつ、果てた。
その後そいつは家の前にチャリを停めていたらしくそれに乗って逃げた。
私は泣きなら家にはいり、吐き気を抑えながら制服も洗濯し、鞄は気持ち悪くて捨てた。
土曜日だっので父が家にいたけど、私が声も出せなかった為に気がつかなかった。
けどずっとそばにいてくれた。
すぐに彼氏も家に来てくれて、父と彼氏と一緒に警察に被害届を出した。
が、私が制服や鞄をすぐに洗ってしまった為に証拠が〜うんぬん言われた。
そして次の日。
本屋から後をつけられた可能性が高いということで父と彼氏と一緒に本屋に向かった。
なんと犯人がいた。
フラッシュバックしてガクガク震えたけど、
「あいつ、あいつに痴漢された」と伝えると後は早かった。
父と彼氏が「よぉ、久しぶり」とかなんとか言いながら犯人の肩を両側から抱え、
「え、え?え?」と言う犯人を外に引きづりだし警察を呼んだ。
警察が来る間「違う、人違い!」とか言ってたけど、
おまわりさんの姿が視界に入ると下を向いて「すみませんでした」って認めた。
それから取り調べやらなんやらして
結局犯人の両親から示談にしてくれとのことで慰謝料もらった。
後から聞いたけど、その犯人弁護士の卵だったらしい。示談にしなければよかった。
もう十数年前の話。私にとっての修羅場でした。
その時の彼は今の旦那です。父も彼も本当に心強かったな。
無事とは言えないけれど酷い目に、悲惨な目に遭わなくて何よりだああああああ良かったあああああ
世の中の性犯罪者は全員極刑にしろおおおおお
もらえるものはもらった訳だし、変に逆恨みされなくて済んだから
急所なのは竿の下にぶら下がってる玉の方
玉に直撃弾当てるには上から叩くのではなくアンダースローで
後方にバッグを振り上げてから、慣性効かせて前方に振り戻して
ヒットさせないと
上手く当たれば悶絶確実
竿の方は叩かれると喜ぶ変態も存在する
雑巾搾りや真っ二つに折っても平気なのかな。
玉ね!承知した。
もう頭真っ白でバンバン鞄振り回すしかなかった…記憶
革の四角い鞄だったから痛いと思ったんだけどね
まぁもう今はおばさんなので狙われることもなかろう。
竿も叩かれりゃ痛いだろうけど、変に刺激与えると下手すりゃ
暴発して汚汁が飛んでくるぞw
というか、変態のきったねー竿なんて触れないだろ