先週だけど祖父が亡くなった。
100まで生きるような人で、突然亡くなったもんだから
周りもショックが大きくてみんな呆然としていた。
私は幸せ?なことに25になる今まで近親者の葬儀ってものに初めて参加したんだけど
あんなに元気だった祖父の大きな手は、組まれて、手は黄色くなり
ドライアイスで冷やされたせいもあるんだけど、身体も顔も冷たくなっていた。
本当に眠るような穏やかな顔になっていたけど
あの冷たさは冷え性の手とかと違ってすごく衝撃的だった。
あと、六文銭っていうのかな?三途の川の渡り賃、あれが紙でびっくりした
(そりゃあ棺桶に入れるには燃えないし?六文銭なんて今時なかなか手に入らないけど)
1番なんか、嫌だなと思ったのはやっぱり火葬場
お別れをして、火葬するのにあんな棺桶ぴったりのところに入れられるのも
心の奥が冷たくなる感じがしたし、ボタンポチッで済むことが怖くて怖くて…
叔母なんてボタンを押したあと蹲ってなかなか立てなくなっていた。
骨を拾うとき、箸で骨をリレーして入れると聞いていたけど、そんなこともなく
1人1膳渡されて入れていったし
「下半身入れてくださーい」と言われてせっせと入れて
「はい、次上半身」と言われてまたせっせと入れて
蓋閉めるときに、メキメキッて音を鳴らして蓋をされて
まじか…って隣で従姉妹が呟いていた。
あと、骨を始めて見たけど、よく焼けていたからか、簡単に折れるのもびっくりだし
断面が糸を引いているようにスカスカなのも衝撃的だった
(これは年行ってるからかもしれないけど)
あと、みんなで話していたんだけど
通夜振る舞い、精進料理全てにおいて、あんなに祖父が亡くなってつらくて
顔を見るたびに号泣していたのに、ご飯になるとみんな
「寿司美味え」「この天ぷら美味えな」と盛り盛り食べて
通夜〜葬式にかけて体重が増えたのがびっくりした。
私のメンタルの問題なのかもしれないけど
私もタヒんだら、ああやって黄色くなって、冷たくなり、燃やされてカスカスの骨になるんだ
と思うとすごく怖くなった。
そん時は意識はないってわかりきってるけどやっぱり怖い。
あと年金ストップ、健康保険とかの手続きにはいちいち出向いて手続きしないといけないのに
銀行の凍結は一瞬で、勝手にされててそれが1番衝撃的だった。
葬式の後の振る舞いはどこもあまり変わらないんじゃないかな
飲み会で笑っている人も悲しみが消えた訳でも無いだろうし100も超えた人だと天寿全うしたんだなと寂しいけど納得する所も有るんだと思うよ
お祖父さんのご冥福をお祈りします
乙でした