吐き出してみたいのですがいいでしょうか?
暴カ表現があります
ダメ押しに「不要」
投下させていただきますね
双方大変な手練れなのがわかりませんか?
暴カ表現ありなのでそういうのが苦手な人は閉じてください
話の中のハンザイ行為はすでに時効だと思ってください
もしくはネタ、釣りだと思ってください
途中に出てくるスペックはすべて当時のもの
昔話っていうのと肝心の私の記憶が曖昧なので適当に補完してます
フェイクもあります
当時の私は女子高を出立てで第一目標だった都心の国立大学に入学できて
浮かれていたと思う
高校時代の先輩の助言を受けて、学内では堅いサークルに入り
人脈とコミュニケーションの勉強を兼ねて、他大学の遊びサークルに掛け持ちで入っていた
自分の大学のサークルの話はここでは出てこないので
以下サークル、と言ったら他大学の遊びサークルを指します
人の出入りが多く、特に募集の縛りもなかったので適当に選んだサークルだった
先輩方は気さくに話しかけてくれるし、比較的早く馴染めたと思う
遊び系サークルだけあって、チャラい男が多かったが、その分明るくもあった
女子高時代の私は彼氏こそいたものの基本的に喪女と変わらない生活で
はっきりいって同級生も引くほどのオタクだった
だから会話も巧みで軽妙なサークルの先輩たちにちやほやされていい気になっていたと思う
だから何も疑問に思わなかった
それを知ったのは新歓コンパの日だった
そのサークルは所謂 槍サーだった
ビンゴ大会みたいなこともあって、景品をもらったりしていた
私はプラスチック製の大きな石がついた指輪が当たった
バカ笑いしてる私の指に主催者がはめてくれた
あらかじめ「飲めないので」と断っておいたが、本当に断り続けると
せっかく盛り上がった空気が悪くなると思い、最終的に少しだけ飲んだ
私は未成年だったが、農村出身ということもあるのか
正月などで親戚が集まると何かと酒を飲まされていた
陽気な酒だし、おっちゃんたちも私が倒れるほど無理に飲ませたりしなかった
だから酒には強かったと思う
が、酒に強いはずの私が、わずかコップ一杯のカクテルで眠ってしまったらしい
この最も原始的な器官が、一番脳に訴えかける力が強いんじゃないだろうか
「臭い!」という感覚で私は目を覚ました
目の前にはサークルの主催者、部屋には他に3人、計4人の男たち
A・・・3年生?サークル主催者、新歓コンパの司会、細マッチョ?
チャラい、金髪、ピアスじゃらじゃら、指輪じゃらじゃら、ゼンラ
B・・・3年生?ゴリマッチョ、日焼けで黒い、Aの友人らしい
ソフトモヒカン、おそらくこいつが私を運んだ、ゼンラ
C・・・2年生、柔道部体系、背は低い、こいつも日焼け
Bの高校時代の後輩らしい、A・Bの腰ぎんちゃく、金髪の短髪、上半身ハダカ
D・・・1年生、ヒョロガリ、不健康そうな顔色、Cの中高の後輩、着衣
私は下 着姿でベッドに押し倒されていた
その上に覆いかぶさるA
Aは煙草を吸うのか、不健康なのか、そもそも本人が臭いのかわからないが
とにかく臭かった
だから本当に「臭い」と言ったのかもしれない
の前振りで登場する書き込みって大抵断られても
「やっぱり吐き出します」とか言って
本当は聞く前にもう書き上がってる何レスにも渡る大長文を投下して
でも無駄に長いだけで結局何言ってるかわからなかったり
登場人物の設定紹介で1レス、1レス使って必ず「ここまで前提」で
やたら会話文が詳細に入ったり、その会話が8割無意味だったり
とにかくクソみたいにつまらないってのがもう定番化してるよね
まさにこれだな
しえんありがとう
状況を理解できない私だったが、後ろでBが笑いながら
「おい、目を覚ましちゃったぞ」と言っていたのは聞こえた
Aは「うるせーよ」とこれも半笑いだった
Aは、私の上にマウントポジションで乗っており、私が逃げ出せないと思っていたらしい
私は意識が朦朧としていたが、自分が危険な状況にあることは理解できた
AがBに向かって喋った瞬間、Aの腰がわずかに浮いた
このタイミングで私は体を起こしながらAの片手を手繰って横に回り
Aの下から抜け出してベッドを降りた
Bがまた大笑いして「逃げられてんじゃねーよ」
一緒になってCも笑っていたと思う「Aさんがんばれー」とか言ってた
Aはちょっとムッとしたけど、すぐニヤニヤしながらベッドを降りて私に近づいてきた
私は体がふらふらし、意識もはっきりしないので
壁にもたれ掛かってなんとか立っている状態だった
そして、壁にもたれ掛かる私にAが壁ドン
こんな状況じゃなきゃ笑い話にでもできるのに、と頭の隅っこで思っていた
そしてAがクサイ台詞を吐いた
その攻撃は
FFの「くさいいき」くらい臭かった
とにかく台詞の内容よりも、息が臭い
私はそれに耐えられなくなり、もともとアルコールで吐き気がしていたのもあり
盛大にリバース!
さっきからギンギンなAのにゲロがかかる
私は
「から揚げおいしかったのに」とか
「これってM男さんだったら大喜びするプレイじゃない?」とか
アホなことを考えていた
Aはびっくりして一瞬フリーズ
BもCもフリーズしていただろうが、一瞬早くBが再起動
今度は部屋中に響き渡る大笑い、Cもつられて笑う
「そこにゲロかけられてんじゃねーよ(笑)」
その台詞でAはキレたらしい
Aは私にビンタした
そして私の髪の毛を掴んで引っ張った
ここで私に2つのスイッチが入る
ひとつは、ビンタによって朦朧としていた意識が覚醒したこと
もうひとつは、髪の毛をつかまれたことによる
そして伝統のせいか、不思議な授業があった
茶道、華道などを学ぶ選択授業だ
といっても近年は受験勉強に力を入れる生徒のために
普通科の授業も選択可能で、多くは国語や英語を選ぶ
私はアホだったので普通の授業なんてやりたくなかった
そして正座も嫌だったので茶道などは選ばなかった
残りの選択授業は、剣道や柔道など
これなら正座はあるけど、ずっとってわけじゃないし体も動かせるし
そして剣道の小手は臭い、と聞いた
結果として古武道を選んだ
伝統の型や護身術を学ぶのだが、結局生徒は女子しかいないので、ゆるゆるとやっていた
ただ、私はなぜかそれにハマってしまい、クラスで浮くほど型練習を一生懸命やった
そして外部から来ていた講師の先生に目をかけられ
無料でいいから週1で道場に来て学んでみないか、と言われた
無料に弱い私は、いそいそと通い始めた
これまた伝統の道場で、年配の方と小学生しかいなかったが
とにかく雰囲気が良くて居心地が良かった
調子に乗ってクッキーを焼いて行ったこともある
年配の道場生の方に、うちの孫の嫁に、とか冗談交じりで言われた
はっきり言ってモテキだった
私は更に調子に乗って練習した
学園祭のダンスの出し物ですらうまく踊れない私が、武道の型はなぜか綺麗と褒められた
褒められると調子に乗り、調子に乗ると練習するので、ますます上手くなっていった
Aに髪の毛をつかまれた私は、何も考えずにその技が発動した
まず目打ち
これは、裏拳打ちに似た手首の使い方をするのだけど
裏拳と違って指を柔らかく使う一種の目つぶし技で
ダメージよりも相手をひるませる効果がある
ここで一つの幸運が起きる
ビンゴでA自身が私につけたプラスチックの指輪が見事にAの目にヒットしたらしい
「ガッ」とAが呻く
ここから流れるように技が続く
私の髪の毛をつかむ相手の手の上に、私の手を重ねてつかみ
そこを支点にして関節を極めつつ体を回して投げる
投げた後は、つかんだ手を外させて顔をなぐって、わき腹をけり、相手を無力化する・・・
という技なんだけど、関節を極めて投げるまではできたのに
まだ体がフラフラだったせいか、私はAがつかんだ手を外せなかった
それどころかまともに立っていられなくなり
床に転がったガラスのコップにつまずいて関節を極めたまま派手に転んでしまった
関節を極めた方向に
私の髪の毛をつかむAの手から力が抜けたので、私はそれを振りほどこうとする
だけどAがジャラジャラつけてる指輪が髪の毛に絡み付いてうまく取れない
私は自分の髪の毛がブチブチ抜けるのも構わず
何度もAの手を振り回してようやくそれをほどくことができた
Aは泡を吹いて失神したのか、倒れたままで起き上がってこない
息を荒げながら立ち上がり、出口を探すとBが何か叫びながらなぐりかかってきていた
私はアドレナリン全開だったのか、Bの動きがスローモーションに見えた
そしてBはガタイはいいが、パンチは大振りの素人パンチだった
流派によっては呼び名が違う)しつつ、体捌きでBの真横に回り
鼻に裏拳を打ち込む
Bは私よりも背が高く裏拳が打ちやすかった
Bは鼻皿を出した
ただ、BはAよりも根性があるのか、そこで終わってくれなかった
片手で自分の鼻を押さえ、もう片手で私の腕を捕まえようとした
体格差があるのでまともにつかまったらほぼ私に勝ち目はない
私はつかまるまいと一歩さがるが、Bのリーチの方が長く腕をつかまれてしまった
それでも逃げようとする私にBが向き直り、一歩近づいてきた
が、そこにさっき私がけとばしたコップが
すあしのBはガラスのコップを踏んで割ってしまい、足から派手に出皿
鼻皿を押さえいたため足元が見えなかったらしい
「いて!」とか言ってたと思う
片足を上げたBはゼンラなので金的が丸見え
そこで練習通り金的げり
男性はあんな急所をブラブラさせてゼンラで立ってたらけられますよ、大変ですね〜
Bが今度は金的を押さえてぴょんと後ろに跳び、前かがみになる
Bの台詞は「うぐぁ」かな、記憶適当
私は、練習でも無いくらい良い位置に来たBの顔面に膝げりを入れた
だってけってください、の位置だったもん
膝に鼻皿がついて気持ち悪かったし、金的を直接けったけり足も気持ち悪かった
シャワー浴びたかった
あ、でも、金的直接けりはM男さんならよろこ(ry
私はあまりに綺麗にけりが決まって拍子抜けしたのか、けったあと尻餅をついてしまった
Bは軽い脳震盪を起こしたのかそのまま前のめりに倒れて
割れたコップの上に顔ごと突っ込んでいった
Cは変な汗を流していたし、腰が引けてたので、本気で止める気だったかどうかは怪しいけど
Cは両手を広げて立ちふさがっていた、そしてへっぴり腰だった
私が立ち上がると、Cはビクっとなってなぜか一歩近づいてきた
けど、倒れたBが気になるのか目線は明後日の方を向いており、私を見ていなかった
どう見ても隙だらけだったので、余裕で私の前げりがCの鼻にでヒットした
けり足にグシャっと変な感触があった
Cは両手で鼻を押さえてその場にうずくまってしまった
私は出口に向かう
残るはD
Dはドアの前に立っていた
私はもう息があがっていたけど、こいつを倒さなきゃ逃げられない、と思い込んでいたためか
この日初めて、構えを取った
かっこいい
Dとは戦わずに済んだ
ドアが開くと外の冷気が入ってきて、自分がハンラであることを思い知らされた
こちらを見てるD
Dを見ると、実家の隣の家で飼っていた犬みたいな目をしていた
そこで「私の服は!?」と興奮気味に言ってみた
Dは「あ、これ・・・」と
おそらく鋏か何かで引き裂かれたであろう私のワンピースを指差した
私は高校生まで制服以外でスカートなどめったに履かなかった
このワンピースは大学への合格記念ってことで初めて自腹で買ったスカートだった
それを台無しにされたことが、その日一番悔しかった
そこで私の何かが切れたらしく、もうなにをやってもいいや、と思い始めた
部屋を見渡し、落ちているズボン(Aのだった)を見つけて指差し「それ取ってこい」
素直にとってくるD
ズボンを履き、裾をまくって、無事だった春コートを着て
ワンピースの残骸は自分のバッグに押し込んで部屋を一瞥した
Cがチラチラこっちを見ていたので睨み返したら目を伏せてた
AとBは動かなかった
私はドアから出た
なぜかついてくるD
「何?」と機嫌の悪い私
「あ、駅まで送るから」とD
なんじゃこりゃ?
ここなら外に音が漏れないだろうなぁ、という造り
この家自体、Aの(親の?)持ち家で、ガレージにあった高そうな車もAのものだったらしい
私は歩くのも億劫だし道も知らないし、でその車を指差してDに
「あれで送って」と言った
Dは「え?あ、はい」と言って、部屋に戻り鍵を持って来てそのまま送ってくれた
車内は臭かった(タバコ臭?)ので、寒かったけど窓は全開にしてた
私は帰ってシャワーを浴びて寝た
Aのズボンには携帯電話と分厚い財布が入っていたし、何より臭いので
可燃ごみの袋に入れて、着信履歴からDの名前を探して呼び出して渡した
当日の話で私が覚えていない部分も、後日談も全部Dから聞いた
その後その遊びサークルは自然に解散となったらしい
Aはやはり右手がおれていたらしく
関節のめんどくさい場所だったのか、腕がまっすぐ伸びなくなったらしい
その上おもちゃの指輪が当たった目は失明こそしなかったものの視力が極端に落ちたらしい
Bは顔の、これまた面倒くさい場所にガラスで切った派手な切り傷を作り
手術しても完全には消えないらしい
Cは鼻がおれただけだったが、すぐに大学を辞めたらしい
DはCに強制されて参加していただけだったらしく
Cがいなくなった後は自由に大学生活を謳歌しているらしい
お互いにK警沙汰にはしたくないせいか、どちらも沈黙している
私とDが結ばれるようなエンディングは無い
お・わ・り
これは気持ちよい!
スーッとした
武道に猛る者がダンス苦手なのはあるあるだろ
ダンスはリズムに乗って体を動かさないといけないむしろ乗るべき物だが
武道はリズムに乗るとそのリズムで隙が生まれて狙われるからリズムに乗ったら駄目だし
244さんは自分だけじゃなくその後発生したであろう被害者たちも救ったんだよ
GJ
おそわれて
返り討ちにした
武勇伝
逃げるために素手で戦える武術は
女は必修にしたらいいんだな
と思ったが、十分やりかえしてるのが素晴らしい Dも半頃しにしてやりたいな