(新入生イベントで知り合ったけど学部が違うのでキャンパスは全く別の場所)
でもお金にだらしないところやマザコン気味なところ、私をママ扱いして
当たり前のようにタオパンパを要求してくるところなどに冷めて別れ話をした
その途端、私ちゃんは僕と結婚するんだ!別れるなんて有り得ない!と
泣き喚かれ発狂され話し合いは決裂した
着信が百件超えた
メールにやたらと純な君がウンタラとか純真とか清純とか書いてあるから
純がゲシュタルト崩壊した
どうしたら別れてくれるんだろう…と涙が出た
私の周りの子達は茶髪で化粧も派手で陽気な子が多かったのだけど
私は黒髪で化粧も地味で比較的大人しかった
それが類稀なる純な子に見えたらしくて一目惚れされたのが最初だった
髪を染めてないのは、高校時代に学祭で茶髪にしてみたところ(ヘアマニキュア)
似合ってない、黒髪が一番似合うと長年片想いしてた人に言われたからww
化粧が地味なのは目がでかくてまつげが無駄に長いため
ちょっとでも盛ると凄まじい眼力になってしまうから
彼氏と付き合ったきっかけも、↑のずっと片想いしていた人に高校卒業式で告白して
玉砕し、憔悴状態だったときにたまたま告白してきたからOKしただけ
大人しかったのはただ単に落ち込んでたからww
純純うるさいメールに恐怖すら感じながら読んで
この人、私に純ファンタジー抱きすぎだろと思うと同時に
じゃあ彼の言うところの純じゃなくなれば別れてくれるのでは?とふと思った
そこで東京03の角田さん似のサラリーマン、Aさんからお名刺を頂いたばかりだった
その経緯も、周りのご友人さん達が
「ねぇねぇ!おねえさぁ〜ん↑
こいつ、おねえさんのこと可愛いって言ってるんっすよぉぉ!
おい、A!お前、番号渡せよww」
Aさん「え゛っ!?いやっ、え゛っ…。
あっ…あっ…あのっ…これ…あの…(名刺に電話番号を書く)
…あの…自分、Aといいます…」
私「あ…どうも…」
友人達大笑い、Aさん顔真っ赤、みたいな感じ
貰ったときは全く連絡するつもりなかったけど、早々に他の人
しかも同じくらいの年代じゃなく明らかなおっさんに乗り換えたと知ったら
きっと純な私に幻想を抱いてる彼氏は勝手に幻滅してくれるんでは?と思った
だからAさんと一度お食事でもして、ツーショット写真をゲットして
それを彼氏に送りつけてやろうと思ったんだよね
(もちろんAさんと付き合う気は全くない)
ということでAさんにお久しぶりです。お元気ですか?と電話したら
激しくキョドられたけど、とりあえずSMSでメルアド送るので
お話しましょうみたいな流れになった
私はAさんを30代だと思ってたんだけどぎりぎり20代で、医療系の研究職
メールだとわりかし普通に会話できたので、当たり障りのない話をした末に
お休みの日に出掛けましょうと私が誘って
Aさんのおすすめの場所に行きたいですと言ってみたところ
何故か寄生虫博物館に行くことになった
Aさんは男子高→理系大→男ばかりの会社に就職だそうで
女性と二人で出掛けるのは私が初めてだそう
お出掛け内容は端折るけど
Aさんは最後に寄生虫入りのキーホルダーをプレゼントしてくれた
もし良ければまた一緒にどこかに行きませんかと耳を赤くしながら誘ってくれた
私ははい、また行きましょう、と答えた
理由は寄生虫を見て回ってるときに聞かされた
うんちくがめちゃくちゃ面白かったからww
それから彼氏のメルアドは迷惑メールリストに入れて電話も着拒した
(ツーショットは送るの完全に忘れてた)
元からそうすれば良かっただろって話なんだけど
当初はちゃんと別れなきゃだめだと思い込んでいた
でもなんかどーでもよくなったww学内で会うことないしね
その後もAさんとは二週間に一度のペースで色んなところ
(科学系の展示館、古城、山奥で珍しい野草探し、ダイビングしてお魚観察など)
に出掛けた
紆余曲折あった末、知り合って五年目に結婚した
ということで、私が最初に夫に連絡をしたのは
照れてどぎまぎしてる様が何となく気になったから、ではなく
元彼を幻滅させるエア新彼氏として手頃なおっさんだったから。
これは絶対に誰にも言えないから墓場まで持っていく
結果的に夫と出会えたしまあ元カレをフェイドアウトして正解だったよねw
元カレザマアww