B子 外見清純派(控えめボディ、チビ。ほんわか系)
普通どっち選ぶよ
どっちもええの
結婚ならB
実際B子と結婚した
大間違いだったorz
ああそうだな
結婚ならBだわ
えっ
えっ
Bは3年くらいしたら浮気願望が出てきそう
役職にもついてそろそろ結婚する事にした
A子は見た目は良いが家事が出来るとは思えなかった
それに比べB子はたまに弁当作ってくれたし
マフラーを編んだりしてくれたんだ
そりゃB子を選ぶだろ?
C子 外見 黒髪地味系 性格 ゆるゆるしてるけど一途
という選択肢を足してはいかがなものか?
残念だが現実はこの2つの選択しかなかったorz
初めてA子が泣いてるのを見た
「幸せになれ、バーカ」て無理に笑ってたけどやっぱり泣いてた
後ろ髪を引かれながらも別れた
可愛い嫁を貰ったなと散々周りから言われて幸せの絶頂だった
貯金をはたいて新居も購入したものの、
なかなか片付かず「全部片付いたらね」と、
B子の手料理はお預けだった
その日はとうとうB子の手作り料理を我が家で食べれる事に
仕事が終わるとコンビニに寄る事すら勿体ないくらい急いで帰った
お帰りのチューしてダイニングキッチンに入ると
酸っぱい臭いがした
嫁可愛い…///
少しだけ手抜きじゃね?と思いつつも
引っ越し作業で疲れてるからと思い直した
嫁の出してくれた皿には山盛りのスクランブルエッグ
「…これは?」
「ああ、錦糸卵失敗しちゃって…」
味噌汁も出してくれたし不安を掻き消して食べてみる
うまいよ。永谷園。
味噌汁ももちろんインスタント
でも疲れてるし、と俺はポジティブに思い直す事にした
料理のうまい嫁だったら、悔やみきれんぞ
飯がまずいくらい許してやれ
生活していくが、段々と嫁に違和感を感じてきた
ある日嫁がチラシを持ってきた
「これ安いし買ってもいい?」
嫁が見せてきたのは食器洗い機
俺は全て嫁に任せるつもりだったし、
そんなに高くないからいいやとおkしたんだ
数日後
チラシのとは違う食器洗い機と乾燥機が届いた
食器洗い機はまだ許そう
しかし洗濯機は新居祝いに
上司から貰ったやつでまだ新品だ
しかし嫁は
「えー、これだったら雨の日も洗濯物に困らないよ?」
だが俺は知っている
俺のYシャツや嫁の殆どの服は
全てクリーニングだって事を
しかし相変わらず料理はインスタントメインで
たまに作っても化学反応を起こしたのか
材料からは考えられない程マズい
そして日が経つにつれ、嫁がだんだんと派手になってきた
ある日学生時代の友人達で同窓会を開く話になり
連絡先を知るため卒アルバムを探していた
普段は開けないクローゼットを開けたんだ
マジでVUITTONがいっぱいwwwwwwww
「え?財産分与でしょ?」
とキョトンとした
俺もした
嫁曰わく旦那の稼ぎは
半分は自分のものと思っていたらしい
ちなみに手取り70強
さすがに呆れて財産分与の意味を説明
離婚したいのか?と聞くと嫁は涙目になりながら嫌だと拒否
この時だんだんと俺は醒めてきていた
性格は仕方ないかもしれんが、
料理の腕くらいは見とけよ
結婚相手を見た目で決めるなよ
付き合ってた当時、たまに弁当を作ってきてくれたしうまかったんだ
後に聞いたら「母が代わりに作ってくれてた」とのことorz
今でも雰囲気は清純派
ふんわりな雰囲気のままの鬼嫁だ
余っていた部屋は「洗濯物置き場」として活用
(乾燥機から出した物を放置する部屋)
極めつけに嫁は近所の主婦達と海外ツアー旅行に
まさに俺じゃないか!!
家に帰っても俺の物は殆どないんだ
家にいるのが辛くて宛もなく車で街を
ブラブラして帰るのが日課になっていった
結婚して二年半
よく頑張った
俺は嫁に離婚したい事を伝える決意をした
A子はもう少し後の話だ
家に帰ると嫁は相変わらず嵐のDVDを観ている
俺は意を決して嫁の隣に座った
「ただいま。今日…夕飯なに?」
ヘタレでしたorz
「あー、今日ごめん。レトルトのカレー食べてもらっていい?」
普通なら怒るだろうが
俺は不味い飯が食わなくて済むことにホッとした
とりあえず飯を食い再度トライ
「嫁、話がある」
「珍しく真剣だね。カツオくんどうしたの?」
上目使いの嫁は相変わらず可愛かった
夜がない生活でなければ嫁を押し倒すところだった
それでも勇気を出し俺は床に正座して土下座した
「すまん!別れてくれ!」
花沢「カツオ君、幸せにやってるかな…」
Wktk
「嫁には済まないと思ってるが耐えられない!」
「待って…ダメ…なんで?」
嫁はうろたえ俺の前に座る
「本当に悪いと思ってるが耐えれん!」
「ダメだよ…だって、もう四ヶ月目だよ?」
え…?
「 パパがそんなんじゃダメだよ☆」
嫁は天使の笑みを浮かべた
俺は地獄だった
!!!
まさか・・・!
いやいや清純派にそれは許されなsどういふぁうぇjふぁsdf!
「パパが気付くまで内緒にしたかったのに☆」
ずっと夜の生活ない意味が漸く分かった気がする
ズボラな嫁が更に何もしなくなっていたのは
そういう事だったのかと全てが分かってきた
俺はもう泣いていた
「 頑張ってね、パパ☆」
妊娠したからしてなかったってことか
頑張ってねパパ☆
「妊娠で体が辛いから」と嫁は何もしなくなった
仕事から帰って洗濯機を回し、洗い物をしながら夕飯の支度
嫁に飯を食わせたあとは風呂の用意
何もかも捨てたくなった
子供を諦めろなんて言える訳ないだろ…俺の子だ
1 子供のみ溺愛でますますなにもしない
2 子供のことも含めてさらに何もしなくなる
のどっちかじゃね?
ソースはおれの嫁の姉妹たちwww
とりあえず子どものために料理教室行ってもらえ
出産の後でもいいから・・・
靴下を編んであげたら?と聞くと
「編み物ニガテなんだよね☆」と嫁は笑った
…俺にくれたマフラーは誰が編んだんだろう
嫁の腹が出てき始めた頃ノイローゼになりかけた
残業を言い訳に街を徘徊する
何時しかA子の家の近くの公園まで来るのが日課になっていた
今思えばストーカーみたいだorz
今更合わせる顔なんかないから車も
エンジンを切って静かにしていた
窓が叩かれる
通報されたかと慌てて倒していたシートも直さず飛び起きた
「何してんだよ」
A子がいた
同志か…
おしいな
ダークブラウンのロングでストレートだ
何を言えばいいか分からず黙ってしまった
相変わらず派手な雰囲気はあったが
髪も大人しい色だし化粧っけもない
「まさかと思ったらやっぱカツオだwww」
A子はまるで昨日も会ったかのように笑った
「カツオ、昨日もいただろ?」
「なんで知ってry」
「カツオの車覚えてたからね」
泣きたくなった
酷いフリ方をした事をA子は
気にした様子もなく笑顔で余計に謝りたくなった
しかし同じ車がたまたまいるだけと思って
なかなか声を掛けられなかったとのこと
「で、こんなとこで何してんの?www」
言える訳ないだろ!クソ!
黙ってたらA子も何も聞かなかった
そしたらいつの間にか泣いてた
俺が
「ず…ずまん゛」
ガチで泣いた
溜まってた鬱憤を晴らすように泣いた
A子がタオルハンカチを差し出してくれて
遠慮なく拭くといい匂いがして
嫁の放り出した洗濯物を思い出し余計に泣けた
「落ち着け!おーちーつーけー!」
肩を強めに叩かれ、相変わらずのA子に漸く笑ってしまった
「待ってて」
A子がそう言って走り出し少し先の
自販機で何かを買って戻ってきた
「ほい」
「ありがとう…」
渡された微糖のコーヒーは俺が昔よく飲んでた同じ物だった
なんで覚えてんだよorz
へたに選択肢があると後悔も強いっていう
「いいや。相変わらず」
心のどこかでホッとした
そうだよな、こんな外見だけのガサツな女、
なかなか貰い手ないよなと自分に言い訳してみる
それでも決定打が欲しくて俺は、
付き合っていた時には許してもらえなかったある事を頼んだ
「一度でいいからお前の部屋を見せてくれ!」
「は?」
当たり前の反応だ
しかしガサツなA子の生活状況を見て
俺はまだB子を選んで良かったと安心したかった
実際つき合っていた頃、
A子は一人暮らしをしていながら
「部屋が散らかってるから」と一度も招待してくれなかった
相変わらずのジョジョヲタめ…
そう思いつつも頭を下げる
「これ以上何も頼まない!
お前には何もしない!
指一本触れないから!」
「お嫁さんのところに帰りなよ」
些か呆れ気味なA子
それでも俺は諦めなかった
そして押し問答の末、
「近所迷惑だから」と漸く俺は了承を得た
「マジで触ったらパンチで済まないよ?」
そう言いながらスタスタ歩く後ろ姿は相変わらずだった
実際そんな事をする余裕もなく俺は
A子の部屋を見るのが最後の安心を得るチャンスだと思ってた
もう遅いorz
ドアが開くまで判決を待つ気分だった
「どうぞ。あんま見ないでよ?散らかってるから」
玄関に入るとパンプスや傘が
綺麗に並んでるし意外にも綺麗だった
しかしメインの部屋はドアに閉ざされてまだ見えない
玄関だけは人から見えるからと嫁は綺麗にしていた
まだ広いぶんうちが勝ちだと妙な勝ち負け意識になっていた
子供が生まれれば、
良い変化があるかもしれない・・・(も少し耐えてみろ
諦めず死ななければ、
人生に負けは確定しない!(俺の持論だけどなw)
もう産まれてんだ…
嫁のストレスかなんだか知らんが怖すぎる
2DKと広くはないものの部屋は片付いていた
…寧ろちょい少女趣味が入ってる
呆然と立ち尽くして部屋を見渡すとA子が恥ずかしそうに
「コーヒー入れるから座りなよ」とキッチンに逃げ込んだ
あれ…?なんか可愛くね?
という意識がジワジワと押し寄せてくる
A子の他愛ない話に乾いた笑いを返すしかなかった
「何だかよく分からないけどスッキリした?」
コーヒーカップを目の前に置きA子が聞いてきた
いいえ
寧ろ泣きそうですorz
もう勝てなくてもいい!
せめて同点にしてくれ!
これが最後の願いだった
「腹減ったな…悪い、A子なんかない?」
A子が呆れたように笑う
「あっつかましー」
「家に帰っても何もないんだよ」
「な、何か、あれだね…ちょっと待ってて」
哀愁を漂わせた俺の勝ちだった
(実際にないしorz)
この時点ではまだ俺は諦めてなかった
暫くしてトレイが目の前に置かれた
「悪い、買い出し行ってなくてさ」
充 分 で す と も
ひじきの煮物と豚キムチ、卵焼きとかなんの拷問だよこれ!
実家出て以来こんなの食ってねーよ!
A子なに謝ってんだよクソ!
今思い出してもあの時のショックは耐えられないレベル
「ひじきちょっと味濃いかも」とか
もうなんで自信なさそうにするんだよ!
なんでお前そんな最強なんだよ!チートだろ!
腹立たしいほどにうまかった
もう惨敗だった
食器を下げる姿も何もかも悔しかった
惨敗だ
B子はA子に何一つ勝てやしねえよ
何が何だかもう訳の分からない感情が爆発してA子を押し倒した
殴られた
全くメシウマに感じない話しだな…
本音の本気で喧嘩するべきだったな。
最悪、別れることもできるという状況で喧嘩したら、
結構お互いの気持ちも擦り合わせれるし。
でも子どもが産まれると全部子ども優先になっちゃうもんな…
付き合ってる時はB子すげえいい女だったんだよ
A子と違って口答え一つしないしさ…
A子はよく俺に忠告する時
「パンチじゃ済まないよ?」と言っていた
しかし破ったからと本気で
ビンタをされたの初めてだった
呆然と固まる俺の下から抜け出して今度はA子が泣いた
「良かった。これでカツオを嫌いになれる」って
ずっと諦めきれず男の気配のない部屋で
A子は気持ちが冷めるのを待っていた
情けなくて俺は何も言わずに部屋を飛び出した
そもそもおまえの見る目がなさ過ぎないか?
そういうのは気持ちいい女なわけで、
結婚するのならしっかりしてるそれこそイイ女だろう
嫁への後ろめたさもあって家に真っ直ぐ帰るようになった
A子から嫁に告げ口されたらどうしようかと
悩んだ時期もあったが音沙汰ない
嫁は6ヶ月を過ぎたあたりから太りだして
余計に動かなくなり医者から
運動しろと散々注意されていた
子供が産まれてからも嫁は痩せない
「産んだり育てたりってすごいエネルギーいるんだから☆」
とやたら飯を食う
昼間に義母がきて嫁と娘の世話をしている筈だが?
と言ってやりたいが素直に有り難いので黙っている
最近、娘が嫁に似てきている気がする
不安だ
結婚するならとことん相手を知り尽くさないと駄目だぞ!
俺は本当に失敗した!
以上。
長々とすまなかった
質問があれば答えるがなければ
このまま吐き出した気持ちがスレ落ちしてくれることを祈る
ないが住所を調べたり家を探そと思えばできるから心配だった
8ヶ月
同棲は必ずすべきだ!
154
愚痴聞いてくれた人達ありがとう!
おやすみ!
本当に清純なら二股かけるような男とは付き合わないはず
あんたの完敗だよかつおさん。
↓
人の気持ちが分からない
↓
人を見る目が無い
当然の結果だな