ちょっと汚い話もあるので、要注意です。
もう10年近く前の話です。
私子・・新卒社会人。中学高校短大とずっと女子校&兄弟も姉だけで男の免疫ナシ
彼男・・私子の指導係。八歳上。優しくて人当たりがよくて仕事もできる
Aさん・・パートさん。職場で嫌われている。
先輩子・・私子の先輩。仕事はできるけど職場で孤立している。
私子は短大卒業後、とある会社に就職。
ずっと女ばかりの環境で女の子とだけ仲良くしてきて、彼氏いない歴=年齢でした。
いじめとか仲間はずれ等も皆無なのほほんとした学校だったので
それまでいやな人とか、悪意ある人にあまり接したことがありませんでした。
今思えば恵まれてたと思います。
素敵な人だな~と憧れていたところに向こうから告白され
天にものぼるような気持ちでOKしました。
それから数ヶ月は幸せ絶好調でした。
でも半年くらい経った頃から、だんだん変わってきました。
私は自宅住まいで彼男は一人暮らしで、ごはんを作りによく通っていましたが
最初に「ん?」と思ったのは、私が作ったごはんを二人で食べていると
彼男が「最近、おまえ太ってきたよね。食事の量半分に減らしなよ」
と言ったときです。
確かに私は付き合い始めた頃から2キロくらい太ってました。
でもまだそんなにデブってほどデブじゃないはず…(158chで41kgだったのが43~44kgに)
と思ってたから、「ごめーん、今度から控えるね」と言って
ごはんの続きを食べようとしたら、手をバシっと叩かれて
箸でつまんでたお肉を落とされました。
「駄目って言ってるじゃん、聞こえないの?」
「聞こえたけど、でもせっかく作ったんだし残すのいやだよ。次から少なめに作るから」
「駄目と言ったら駄目。それ以上一口でも食ったら怒るよ」
そう言われてしぶしぶ諦めました。
せめて彼がその分食べてくれるなら良かったけど、ゴミ箱にすぐバサっと捨てられて
なんだか悲しくなりました。
彼の要求を箇条書きにすると
・40kg以上は女じゃない。太るな。今すぐ痩せろ
・付き合い始めた時すでに40kgあったとか詐欺。賠償して欲しいけど心の広い俺は許す。
・許してやるんだから誠心誠意つかえろ。
・金のかかる女は嫌い。一ヶ月に2万以上使うな
・でも一緒に歩くんだからみすぼらしい女は駄目。俺に恥ずかしい思いをさせるな
・俺がやりたい時に生理になるのは心がけがなってない証拠
・避妊は女が対処するべきこと。なぜなら妊娠するのは女だから。自分の身は自分で守れ
・電話は2コール以内に出ること。メールは一分以内に返すこと
・俺の食べたいものが察知できないのは愛と感謝が足りないから
・俺以外の男と話すイコールふしだらな女
主なものはこんなでした。
細かいのはもっといっぱいあったけど書ききれない…
( ゜д゜)うわぁ
でも彼はこってり系のお肉とかシチューとか好きだったから
作るだけ作って、私はほんの一口二口かじるだけって感じでした。
そこまで頑張ってたけど彼にはまだ不満らしくて、私はいつも「ぶたちゃん」「ぶーちゃん」って
呼ばれてました。
そのうち仕事のミスも多くなって、失敗続きになりました。
やったと思ってた仕事が終わってなかったり、報告ができてなかったり。
頭がぼーっとして何も考えられなくて、仕事でもプライベートでも彼男の言いなりでした。
もう考えるのがめんどくさくて、彼の言うとおりにしてた方が楽でした。
それに仕事してるのに彼以外の男と話すなって無理だし、でも言うこときかないと
あとでネチネチ言われるのでなるべく皆のことは避けていました。
たぶん当時職場では浮いてたと思います。
嫌われたくなかったからいいなりになっていました。
入社した時は確かに41kgだったけどずっとハードな部活をやっていたからその体重だったので
朝からずっと座り仕事で40kg以下を保つとなると食事を相当節制しないと無理で
ふらふらになってました。
・見ためも言動も異常すぎて親に泣かれたこと
・パートAさんに「私子さんの仕事、隠してるの彼男さんだよ。信用しすぎないで」と言われたこと
・先輩子さんにも同じ内容のことを言われたこと
でした。
Aさんだけになら目が覚めなかったかもしれないけど、うっすら疑っていたところへ
先輩子さんにまで裏付けされて、「ああやっぱり」って思いました。
私の仕事内容をどうこうできるのは彼男だけだったし、無意識下ではわかってたんだけど
認めたくなかったんですよね。
あとからわかったことですがAさんと先輩子さんが職場で孤立してたのは
彼男がないことないこと言いふらしたせいでした。
彼はとても外面がいいのです。
Aさんも先輩子さんも芯が強くて人を見る目があって聡明で、彼男の一番嫌いなタイプでした。
付き合って一年以上経った頃で、彼の家に行った日のことでした。
いつもどおり彼の好きなものを作り(確かハンバーグ)、私は彼が食べてるのを見ると
つばが出たりお腹が鳴ったりするから洗いものをしてました。
食事の途中で彼がトイレに立ちました。
彼には食事を途中で中断する癖があって、それも私にはあまり理解できなかったんだけど
指摘することができなくてずっと黙ってました。
私が洗いものを続けていると彼がトイレから出てきて、
ニヤニヤしながら私の横に来て、
「ねえ、トイレ舐めて」
と言いました。
何を言われてるのかわからなくて「は?」と聞き返すと、
・たった今、大の方をしてきた
・俺のすべてを愛しているなら直後の便器を舐められるはず
・それができない女は俺の彼女失格。できないのなら別れる
・俺と別れたくないなら今すぐトイレに行け
と彼は言いました。
もうそれが限界でした。
昔の彼氏に似てる!!
とオモたら足元にも及ばない酷い奴
シエン
紫煙
皿を彼の顔面に向かって投げました。
重たい皿だったのでガツーンとすごい音がして、彼がうずくまりました。
バッグとか靴とかもうどうでもよくて走って部屋から逃げた。
靴は安物だったしバッグの中にはすでにろくなもの入ってなかったし。
彼は「戻ってこい」とか「バカ女」とか「警察呼ぶぞ」とか怒鳴ってたけど、
追いかけてはきませんでした。
途中で交番に寄って電車賃を借り、家に帰りました。
裸足で髪ボサボサの女は見たまんま訳アリに見えたらしく、おまわりさんは深くは聞かずに
500円貸してくれました。
家に帰って、まず姉に色々打ち明けました。
ストレートにすぐ親に言うのは心配させた手前心苦しく…
姉から両親に話が伝わり、「その男とは別れろ」「仕事も辞めていい」と言われました。
不本意でしたが私の退職で事をおさめることにしました。
彼の連絡は以後いっさい拒否。
非通知でかかってきた電話にはいっさい出ませんでした。
最後に出社した日、彼に「とうとうキチガイになったのか」
「きえーっとか奇声あげて俺に皿投げたんだぞ、頭おかしいな。慰謝料払え」とか
ぐちぐち言われたのが彼の見おさめです。
その後は知らないアドレスからのメールも読みませんでした。
家の住所は履歴書で知られていたから近くの交番に相談してしばらくは巡回ルートに
入れてもらいました。
実際、一度巡査さんが彼男らしき不審な男に職務質問しようとしたことがあるらしいです。
でも走って逃げたそうです。
就職して今は普通に暮らしています。
Aさんが母の知人の知人だったそうで、最近ひさしぶりに再会したのですが
Aさんは正社員になったそうです。
先輩子は出世して親会社に行ったそうです。
彼男は私の何年か後に入社したお嬢さんに同じことをしたらしいですが
そのお嬢さんは私と違って泣き寝入りしなかったのでかなりの大ごとになったみたいです。
裁判するかしないか、示談にするかという過程で彼男は色々ボロを出したらしく
総スカンを浴びて辞めていったそうです。
そのお嬢さんが裁判起こすかどうかの際、
「過去にも被害者がいるからその被害者の人にも証言を頼めないか」って話題になって
私の名前も出たらしいですw
ちょっと証言したかった気もします。
GWにAさんとお会いして話して思い出したので、厄落としがてら書いてみました。
途中でメモ帳とんで遅くなってすいませんでした。
つまりは>>836に見る目が無かったと…
見る目が養われる中高短大の時期を女子のみで過ごしたんだ。
そんなこと言わんでやって。
でもいくら男に免疫なかったとしても、最初にひどい男に引っかかっちゃったねえ。
今後は素敵な人と出会えるといいね、乙でした。
乙。
クズ人間って本当に存在するから困るね。
お疲れ様でした。
その通りです。
私は世間知らずで男に免疫ないの丸出しのバカだったから、彼に目をつけられました
>>850
ですよねー。
でもそれまで少女漫画の世界だけが自分にとっての恋愛話、という
とてもしょーもない環境にいましたw
859-860
ありがとうございます。今はすっかり平和です。
ではごはん食べるので落ちます。
酷いなぁ。
モラハラ度マックスだ。