先日、彼の家に行った時のことです。
彼が飲み物を取りに台所に行っている間に、私は暇潰しにと、本棚をあさっていました。
好きな作家の新刊が置いてあったので、手にとってみると…。
結婚式の招待状。
知り合いのかな、こんな所に挟んじゃって…仕方ないなぁと取り出してみると、
差出人は 彼 氏(と知らない女) で し た 。
あれ、婚約してるのって私じゃなかったっけな?
もしかして前に奥さんいたのかな?
…でも日付は今年なんだけど、来月なんだけどォ!?
と一人で目を白黒させていると、部屋に戻ってきた彼が私に声をかけてきました。
「お待たせ~、あ、新刊まだ読んでなかった? …ってそれ!!!」
手元の封筒に気付いたのか、彼は目を見開いて固まっていました。
「どういう事…?」
声が震えているのが、自分でも分かります。
結婚しようね、と交した口約束。
借りるアパートのために、式はしないで入籍だけにしようと言った彼。
でも、目の前にあるのは、その彼の結婚式の招待状でした。
訳を聞けば、彼女とは二年付き合っているとのこと。被っている期間は、昼は無職の彼女の家、夜は私とデートだったらしいです。
親にも挨拶したし、新居も決まっている。
式は夢と魔法のく(ry
「お前のことも好きだけど、彼女も好きなんだ…どちらも選べない!」
と彼はほざきやがりました。
なら、なぜ五年付き合っている私を選ばなかった?と聞いたところ、
「会っている所を彼女の親に見られた、彼女がその場で挨拶させたから」
…(д)゚゚
それだけの理由で!?
唖然としていた所で、彼の携帯にメールが入った。
彼女かららしい。
見せなさいと脅すと、彼は渋々見せてくれました。
(原文まま)
私との結婚資金は節約して、彼女はオーダードレスですか?
もう、私の目は座っていました。呆れて物も言えません。
「…わかった、彼女とお幸せにね?」
ぽつり、と呟くと、彼の顔が途端に青ざめてゆきました。
「嫌だ、捨てないで!○○とは戸籍上一緒になるだけなんだよ!俺が好きなのはお前だけなんだよ!」
今にも泣き出しそうな顔で、彼は私の足にすがってきました。
戸籍上って…それを結婚と言うのでは?
どうにか彼から金でも巻き上げてケチョンケチョンにして捨ててやってください。
で、くやしいだろうけど、そいつと結婚させてやってください。
そんなクソなやつ、誰か犠牲になってつかまえとかないと。
腐った男
これを相手におくったれ。
最後っ屁。
「わかった、じゃあ、三人で話し合いをする?」
弁明の場を与えてやろうと思ったのですが、これが間違いの発端でした…。
時は夕刻、彼宅。
電話で呼び出した彼女と、彼と、私の三すくみとなりました。
まだ彼女に事情は話しておりませんでした。電話口で言うのも何でしたし。
私と同じ年の彼女は、いかにも普通そうな子でした。
…外見は。
ついでに無職女との結婚も破談に出来れば最高なんだな
>>続き
彼の部屋に入ってきて、彼女が尋ねてきました。
「あんた誰? ○○の何?」
「えっと、話せば長くなるのですけれども…」
彼女は明らかに不機嫌そうな顔をこちらに向けてきました。
「私、○○と五年前から付き合っている者です」
「ハァ? ○○は来月、私と結婚するんだけど?」
「ええ、先程知らされまして…」
トゲの立たぬように、事情を説明していましたが、彼女が突然高笑いしはじめたのです。
な、何? と戸惑っていると、彼女は私に向かってこう言いました。
「この泥棒猫!」
(∀) ゚゚
それ私も思った。彼親は何だと思ってんだろ。すべてを知ってたらスゴス。
あまりの展開に夜中なのにも関わらず声に出してしまったよ
唖然としていると、彼女は勝ち誇ったように自慢話をぶつけてきました。
五年付き合ったって私には勝てない、だの、結婚するのは私よ、だの…。
イヤ、先に付き合ってたのは私なのですが…? と心の中でそっと反論していました。何故なら彼女はDQNらしき人でしたから。泥棒猫は此方の台詞では…。
一通り自慢が終わったところで、DQN確定の言葉を頂きました。
(д) ゚゚
本当に目玉が飛び出るかと思いました。
当の彼氏も、私と同じ表情を浮かべておりました…。
慰謝料って、どう見ても私が彼から頂く立場です。
重婚か、結婚詐偽か。
なのに、私が訴えられると宣言する彼女…。
「…やっぱり、俺、お前と結婚したい…」
「…やだよ、彼女としなよ…」
小声で囁き会っていると、彼女がこちらに気付いて、私達の間に割って入ってきました。
こんな女相手にすることはないわ、○○くんは私の旦那様になるんだもの! と喚きながら。
もう、彼への情も未練も消え去りました。
…彼女のインパクトのほうが強かったからでしょうか。
「じゃ、じゃあ、帰るわ…」
その場から一刻も早く立ち去りたい気持ちでいっぱいでした。玄関まで逃げようとすると、彼が追い掛けてきて、
「待って、捨てないで!」と抱きついてきましたが、振り切って逃げるように彼の家を後にしました。
女の馬鹿っぷりに今頃気付く彼氏ワロスwww
彼と連絡は一切取りません。着信拒否、メルアドも変えました。
あの彼女と二股、重婚未遂をかけられていたのかと思うとゾッとします。
五年だろうが、結婚だろうが惜しくありません。
少し寂しくはなるでしょうが…。
幸い、同棲はしていなかったので、職場を異動してもらって、実家に戻れば会うこともないと思います。
親に二度会わせたけど、家ではなかったし…(あ、結婚の挨拶もしたんです、彼女の後らしいですが)
また何かありましたら、すぐご報告致します。
お付きあいありがとうございました。
激しく乙
しかし、昨日の昼かよ…
これだけひどい目にあったんだ
後は、幸せになるだけだ
乙です。
親御さんには報告したの?
口約束でも取れるのですよね?
では、レス見てきます ノシ
共通の友人からメールや電話が来ましたが、彼は話し合いをしようと申し出てる様子。
…彼は何て説明してるの? と聞いた所、ものっそい回答がきました。
「○○(私)がかまってくれなかったから、彼女と浮気してしまった。不運にも親に紹介されてしまったので、彼女とは結婚する形になってしまったが、○○が好きな気持ちは変わらない、結婚はできないけれど戻ってきてほしい。電話をください」
(ω) 。。
不運って…目玉が飛び出るどころか、落ちました…友人も経緯を聞いて呆れておりました。
彼も相当なDQNです。彼女とお似合いですよ…。
アホがうつるから1対1で話しないほうがいいよ。
あなたもそんなアホに昨日まで騙されてたんだから
反省して、次はまともな男をつかまえるようにしてください。
でも、そういう口だけのアホがもてるのよね・・・
>彼はいつ働いているの?
夜勤勤務なので、昼が空くのです。私は夜勤が無いときに会っていました。
>彼の両親は?
私も何度かお会いしていますが、彼女本命、私浮気とみなされていたそうです(友人談)あるあ…ねーよwww
>結婚式の費用は?
私:80(新居費用中心)と告げられていましたが、ネズミの国では300~500くらいかかるのでは? いつ貯めたんだコノヤロウ
>気付かなかったの?
私と彼は電車で二時間かかる距離、月に3~4回しか会えなかったので、気付かなかったです…orz
あまり会えなくて中距離の人、気を付けてくださいませ。
だから結納も何もかもしてなかったのかな?
籍入れるだけなら思い立ってもすぐできるからね。
うちの親が超楽観的なのが幸いです。責められることなく、「式しなくて良かったわね。 まぁ、人生何かしらあるよ」と。
ただ、騙されてたんだから慰謝料取ったら? とタウンページを下さいました。カーチャン…ジブンデガンガレト?
裁判までするのは面倒なので、縁を切るか裁判にならない程度に慰謝料を取るか…弁護士さんと相談しようかと思います。
長々とお付きあいくださいましてありがとうございました。
では、名無しに戻ります。
ガンガレ