ついでにまとめるのヘタなので無駄に長文。
私子と彼男が付き合ったキッカケは合コン。
二人とも隠れオタクで、酒の勢いもあってお互いオタクだと暴露。
ただ、ここ最近、付き合って2年目になる彼男が最近仕事が忙しい、という理由で極端に会う回数が減っていた。
ある日突然、知らないアドレスからメールが届いた。
「一方的なメール、失礼します。
彼男さんから話を聞いていると思いますが、私からも言わせてください。
お願いだから彼男さんを解放してあげてください。
貴方が彼男さんを好きだという気持ちは判ります。
でも、彼男さんに必要以上に負担をかけて、迷惑をかけて、彼男さんも精神的に追い詰められています。
どうか一日も早く別れてください。」
こんな感じの内容だった。
ちなみにメアドからして明らかに女の子だった。
突然のことで驚いたし、彼男からは一切何も聞いていない。
何かの勘違い?と思いつつ、でも最近仕事で忙しいって会う回数が減ってるし…と色々考えて
とりあえず
「メール読みました。
色々誤解もあるようですので、一度お会いしませんか?」とメールを送り
数回のメールのやりとりの後、彼女の家の近くのサイゼ●アで会うことになった。
ちなみに、この彼女の家(というか一人暮らしなので彼女の部屋?)は彼男の職場からかなり近い。
「お忙しいところすみません」と気遣いも忘れない良い子だった。
私に比べると半分くらいの薄さで、華奢で、可愛くて、あぁ、こりゃ負けたと思った。
「よく顔わかりましたね」「彼男さんの携帯に写真があったので…」と他愛も無い会話をしつつ本題へ。
長くなるので簡単にまとめると
・A子と彼男は付き合って3ヶ月ほどになる。
・付き合ってすぐに実は彼女がいると白状される。
・既に気持ちは離れているけど、別れ話が進まないということらしい。
・年内(付き合い始めが11月)には彼女と別れると約束するも現在も別れていない。
・理由は私が彼男と別れないとゴネているから。
・しかも別れたくないと何度も自殺未遂(!)を繰り返し、彼男も見捨てられなくて困っている。
…とかこういうことらしい。
残業の後、家に帰らずに自分のところに泊まってくれるのが嬉しい。
週末は貴方からの脅しで会えないのがツライ。
彼は別れたがっているから早く彼を解放してあげてほしい…と涙ながらに訴えられた。
当然だけど、これは全部彼男の嘘。
一度も別れ話なんて出て無いし自殺未遂なんて一度もしたことない。
彼女をつなぎとめておくいい訳に私をメンヘラにするとは…と思うとなんだかムカムカしてきた。
「あの時も貴方が自殺未遂をして彼を引きとめたから、私は一人でクリスマスを迎えた」と軽く責められた。
ちなみにクリスマスはかなり前から彼男と約束をしていた。
当日、彼と二人でちょっと良いレストランにいき、お酒飲んで、そのままカラオケいってアニソンメドレー。
その後彼男の部屋に泊まった。
…ただ、途中で「友達にメール」といって何度かメールを打っていたのは覚えている。
あぁ、そうか。アレは彼女にメールを送ってたのか。
彼女が自殺未遂をして急にいけなくなった、ごめん、とかそういうメールをあの時打ってたのか。
なんか、そう考えると彼女が不憫になってきた。
こっちが阿呆みたいに酔っ払ってアニソン歌いまくってる頃、彼女は彼の嘘に騙されて
一人で部屋にいて泣いてたんだろうな。
ケーキとか買って、クリスマス用の美味しい料理とかつくって…でも、それ全部無駄になったんだよな。
そう考えると無性に彼男に対する怒りが湧いてきた。
で、気付いたら私もぽろぽろ泣いていた。
途中から飲んでいたワインのせいかもしれないけど。
泣きながら事情を全部説明した。
手首も見せて一度も自殺未遂なんてしてないことも伝えた。
最近彼から送られてきたメールなんかも見せた。
彼女は凄くショックを受けたみたいで、同じようにワインを飲みだし、二人で泣きながら彼男の悪口を言いまくった。
その後、お酒飲みまくった勢いで彼女の部屋に泊めてもらった。
彼男の私物なんかもあったし、二人で寝たんであろうベッドを見たときはちょっと胸が痛んだ。
そしてそのまま二人で、買い込んできたお酒を飲んで夜を明かした。
おそろいのエプロンをして、彼女と事前に打ち合わせての仕返しのため。
彼男が帰ってくるなり、二人で笑顔で「おかえりなさいー☆」でお出迎え。
声がでないほど驚いている彼男を「まあまあ。美味しい晩ご飯つくったんだから食べてね」「私もつくったんだから☆」と二人で誘導。
彼女は得意のパスタ料理、私は地味に純和食を準備して、狭い食卓に二人分(彼のだけ)の料理がぎっしり。
料理前にして真っ青な顔で二人の顔をキョロキョロ見る彼男。
何をどういえばいいのか迷ってるのか、それとも上手くこの状況から逃げる計算を必死でしているのか…
「さ。冷めちゃうからご飯食べて」と私は自分のつくったイカと里芋の煮物を彼の前に出す
するとA子が「彼男君ってパスタ好きだよね。ハイ。イカたっぷりのシーフードパスタ」とパスタをすすめる。
ちなみに彼男はイカがダメ。
当然、わかってての今回の作戦。
「二股中の二人の彼女がペアのエプロンを着て笑顔で自分の苦手な料理をすすめてくる」というのは結構効いたみたいで
彼がヘンな汗をかきながら「あの…ごめん。二股とかそういうつもりはなかったんだけど…その…」と言い訳をごにょごにょ。
「そんなのいいから早くご飯食べてよ」「そうだよー。せっかく一生懸命つくったのに!」と言い訳を封じる。
彼は涙目になりながら、パスタと煮物を交互に食べた。
食べたというか、ほとんど噛まずに必死で飲み込んでいた。
「美味しい?」そう聞くと、涙浮かべたまま「うん」とうなずき「でもこっちの方がもっと美味しいよ」と反対をすすめられ「うん」と涙目で答えた。
本当はこのままバイバイ。二人とも貴方のもとからサヨーナラーという話だった。
…でも、A子が突然裏切った。
叫びながら、A子がいきなり机の上の料理をぶちまけた。
ポカーンとなる私と彼男。
「ふざけんな!この嘘つき男が!!!死ねよ!!死ねよ!!」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら、床におちてた料理を拾っては彼男に投げつけるA子。
「私、処/女だったのに!ずっとずっと一番最初の男性と結婚して幸せになって子供つくって…そういうふうに考えてたのに!
人の純情うらぎりやがってええええ!!」
そういったかと思うと、皿まで彼に投げ出した。
さすがに私も止めに入った。
放置してたら本当に彼男を殺してたかも、というくらいの勢いだったから。
彼男がA子を抑えようと「じゃ…じゃあ俺が結婚する!責任とるから!!」というと
「はぁ?何言ってんの?アンタにその価値あると思ってんの?
私がムカついてんのはアンタみたいなクズとセッ◯スしたって事実だよ!!
アンタみたいなクズと結婚なんてできるか!!私の処/女返せよ!!」とさらに殴りかかろうとした。
私は必死で彼女を抱きしめて「落ち着いてー!」というしかなかった。
しばらくして落着いたのか、A子が「もう帰る…」とボソッと言った。
「うん。帰ろう」彼女の頭を撫でて、帰り支度をした。
「あの…料理…」と何か言ってる彼はA子が睨みつけると、そのまま黙り込んでしまった。
二人で荷物抱えて帰り際、A子は「なんであんな馬鹿好きになったんだろ…」とポロポロと泣きだした。
「だよねぇ…ホント。馬鹿だよねぇ…」また頭撫でながら、彼女の部屋にいき、また一晩中飲み明かした。
いきなりPC落ちて残りの部分が消えて復活無理でした。
IDかわってたらごめん。
ID:5A1Nv2o80です。
っつっても特に続きというほどではないけど…
その後、一応それぞれに彼男と話し合いの場(というか別れ話)を持ったけど
私の時は彼男は「お前ほど人生で話が合った奴もいなければ、楽しかった奴もいない。
彼女は職場近くに住んでいるからホテル代わりみたいなもんだった。
お前のことだけが好きだ。もう二度と二股しない」と言い張ったけど、別れた。
彼女の方は「遊びで付き合ったわけじゃないし、本気で将来のことも考えてた。
ただ、私子との恋愛も捨てられなかった。二股をするきはなかった(←意味不明)。
お前さえよければ責任をとるし二度と浮気はしない」といっていたらしい。
この期に及んでそれぞれに「もう二股しないから付き合おう」宣言する彼男に呆れるばかり。
当然、二人とも別れて、その後A子とはメールしたりご飯食べたりする仲になった。
そして、A子は昨年の5月私の弟の友達と結婚して、現在妊娠4ヶ月。
私も来月、彼との結婚を控えている。
彼男のその後は結構悲惨なことになったらしいけど、修羅場スレとはちょっと無関係っぽいので
「浮気男は不幸になったとさ」とだけ書いておく。
以上が私の人生で唯一の修羅場のお話し。
途中で長時間落ちてスマソ。
支援ありがとー。