819:1/32014/05/05(月)15:06:05 ID:XEgRNk9ti
二十年ほど前、小学校4〜5年生位の頃に市の企画で山間部へ
キャンプに行ったとき熊とニアミスしたのが修羅場だった。

総勢40人、1班辺り6〜7人のグループで、1グループに
1人の高校生から大学生のボランティア(リーダーと呼んでいた)が
引率としてついて、麓の宿舎から30分ほど山の中へ各班バラバラに入り
ビニールシートと寝袋で一晩明かすというものだった。

高校生のリーダーがついた私たちは夕方早い時間にキャンプ地を決めて
ビニールシートで簡易テントを設営、夕飯にカレーを作り
夜の9時には消灯したと思う。

http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1394670689/
820:2/32014/05/05(月)15:06:48 ID:cUkDgw39q
夜中、リーダーの焦ったような声で目を覚ました。
トラブルが起きたから一旦キャンプ地から離れると
簡単な説明だけ受けて、すぐに山を降り始めた。

荷物は置いていくように言われたから身軽だったけど
夜の山なんて真っ暗だし、光源はリーダーが持ってる懐中電灯しかない。

何度も転んだりしながら採石場みたいなひらけた場所までたどり着くと
そこには猟銃を持った大人たちが何人も居て
中央に集まったキャンプの参加者達を守るように取り囲んでいた。

それを見た瞬間にリーダーが泣き出して私ら小学生は初めてびびったw

821:3/32014/05/05(月)15:07:19 ID:cUkDgw39q
全班集合したところで、大人たちが
「すぐ近くの民宿で熊が出没したため、キャンプは中止にする。
今からバスが迎えに来るので麓へ戻る」と説明され
小一時間後にやって来たバスに乗って私たちは麓へ戻ったが
山の中へ残してきた荷物は結局回収出来なかった。

翌日になって猟友会の有志が山に残した荷物を回収しようとしたが
すべて熊に荒らされていて、ショックを受けるだろうから
子供たちに返却されなかったと高校生になって
リーダーの立場になったとき初めて知った。

あの夜、頼りない子供たちを連れて
リーダーとして熊がどこに潜んでいるか分からない暗い山道を
下りなければならなかったリーダーたちは、さぞ修羅場だったろうと思う。

823:名無しさん@おーぷん2014/05/05(月)15:08:35 ID:cUkDgw39q
あれ、途中でIDかわっちゃった。
>>819-821は私です

827:名無しさん@おーぷん2014/05/05(月)15:32:27 ID:badgCOkrC
>>819-821 
((((;゚Д゚)))) 恐ろしい…
残していったものが荒らされていたってことは、下山しなかったら熊に子供たちが…

829:名無しさん@おーぷん2014/05/05(月)18:03:52 ID:Xz7DFOwi9
>>823
熊に襲われなくて良かったな
渓流釣りで川の源流に行く親父は匂いに敏感な熊よけに
山を移動中はタバコを吸って野外キャンプする時は発炎筒を焚いて寝ると言ってた

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