新郎新婦も気の毒ではあったが、一番は新郎友人が結局不幸になった話。
新郎より新婦の方が年上(4歳)で、
新郎は優しそうで新婦 は姐さんでしっかり者という組み合わせの2人。
田舎に嫁ぐし、相手の両親は固い家とのことで新婦両親は当初反対してたんだが、
新婦持ち前の姐さんキャラと新郎の神対応もあり新郎両親とも仲良くなり、
色々苦労もありつつどうにか結婚までたどり着いた。
式も親族と少しの友人のみでアットホーム、平和に進んでたんだが新郎友人がやらかした。
相手両親が反対しているという似た状況で相談しあってたのだが、
新郎が先にうまく行ったもんで僻んでおかしくなってきていたとか
(二次会で別の新郎友人から聞いた、
その件の前は新郎と小学校からの親友でいい奴だったとも)
最初は普通のスピーチだったものの、徐々にヒートアップ
「僕にも都会住まいの彼女が居ますが、
新婦さんと違って年下で生き遅れていないので中々うまく行きません」とか
「新郎君の両親は曲者ですが他に貰い手がいない新婦さんなら耐えられるでしょうね。
僕の彼女と違って」(ここで新郎新婦両親ブチ切れ)
「僕の彼女は若くて可愛い」などとのたまい、新郎とほかの新郎友人により強制退場。
(新婦の名誉の為に言うが、彼女はとても美人で若々しく、
新郎君の猛烈アピールでお付き合いしたので生き遅れてという事はありません。
てゆーか3歳差でまだ2人とも20代)
(てゆーか新郎怒ってスピーチした友人に付いていって外に行っちゃったし)
白けたその瞬間、なんと新婦が立ち上がり司会のマイクを借りて話し出した。
新婦「どうも!いまご紹介いただきました行き遅れの新婦です(笑)
正直私には結婚願望が無く、ご存知の通り女っ気も無い方ですので、
あまりいい言葉ではありませんが、先程の言葉を借りるのであれば、
新郎友人の言う通り行き遅れても仕方が無いような人間でした。
ですが、〇〇(新郎)さんの優しさに触れ、初めて家庭を一緒に築いていきたい、
支え合いたいと思える人と出会い、結婚に至ることができました。
また、義両親の優しさに触れ、私を家族として迎え入れてくれるお2人の娘となる事も、
結婚願望が無かった頃でしたら考えられなかった幸せです。
結婚が幸せとは限りませんし、結婚しない幸せもあったでしょう。
ですが、私は彼と出会って、結婚する事によって得られる幸せを手に出来ました。
彼が居なければこの幸せは無かったでしょう。
2人で幸せになりますのでみなさま末永くよろしくお願いします!
(細部は覚えてないがこんな感じ)」
ここで戻ってきてた新郎泣きながら新婦に抱きつき、「ありがとう」と連呼。
その後
「彼女となら幸せになれると僕も思ってます。彼女でなければダメです。」と言い切り、
新郎両親も「新婦ちゃんと家族になれて嬉しい(号泣)」と難を逃れ、
その後は平和に終わりました。
後からスピーチした彼に聞いたら、どうやら今回の2人の話をして、
都会の彼女を急かしたら距離を置かれたらしく、逆恨みしていたとのこと。
「土下座してお金包んできたから許したよー!お金は受け取らなかったけど!」
と明るく言える新婦の株が私の中で上がった一コマでした。
しかし新郎は彼の事が許せないらしく、
田舎のため噂も周り新郎友人が居心地悪そうでと少し心配してたよ。
どこまで聖人なんだ新婦。
あんまり不幸じゃないですが、
私が新婦の立場だったら不幸な結婚式にしてたかなーと思い投稿させていただきました。
後からスピーチした彼に聞いたら、は
謝罪に来た時にスピーチした彼から新婦が聞いた話のまた聞きです。
わたしは二次会で新郎友人から聞いた話と、新婦からの話しか知らないので、
よく解らないですが、誤解を招きそうだったので訂正させて頂きます。
3歳差が正しいです
重ね重ねすみません
むしろ、友人は実はピエロになったのかも。