その約1ヶ月前に工場閉鎖で派遣会社も閉鎖して寮から追い出されたと言う親子が暮らしてた。
最初はそういうホテルを転々としてたけど1週間で10万くらい無くなったからいでそういうホテルは車内生活に切り替えた。ご飯はファミレスで食べてた。
子供二人がぐったりしてて、救急車呼ぼうって話なったけど「保険証ないしお金ないから病院は無理」と泣く。
警察に保護を〜って話になれば「車検切れてるからやめてください」。
11月になるかならないかくらいで夜は寒いし市役所なんかももう閉まってる時間で仕方ないから公民館に避難させてご飯食べさせた。
公民館の近所の人がお風呂貸してあげて、町内会長さんが訳を話したら地域のお医者さんが無償で来てくれた。
みんな子供の心配してたけど、公民館に着いてぐったり座り込んだ夫婦が最初に言った言葉は子供を心配するものではなく
「タバコ貰えませんか？もう3日も吸ってない(ボロ泣き)」
私がいる間は子供の心配もせず、子供に近付く事もなくタバコ吸ってご飯ガツガツ食べてて、
お婆ちゃんたちが子供だっこしてご飯食べさせてよ。
生きるか死ぬかの状態だから仕方ないかもしれないけど、子供の心配よりまずタバコって…。
翌日市に保護されたけど、なんか凄い神経疑う夫婦だった。
その半月後くらいに市内の違う町でも山中で車内生活してた派遣切り親子が保護されて、そっちは子供元気で親はぐったりしてたってニュースがあったから尚更あの夫婦の神経が解らない。
知的な障害がありそうだな
やるせないなぁ、
地域の人達の優しさに泣けるわ。
まあそんなんだからそうなったんだろうね。
家電家具付の寮に入ってたからその夫婦の持ち物って衣装ケース数個と扇風機、空気清浄機、石油ストーブだけだったから家を借りても冷蔵庫買うお金もなくて支援してあげたくても無理やろて話になったんだよね。
地域ぐるみで支援してあげるべきだったかもしれないけど、子供がぐったりしてるのなか歩くのが面倒だからって助けも呼ばずにいたり、車検半年前に切れてる車にのって市を3こも越えてきてるとことかに町内会長さんが今後のトラブルを恐れて市に保護求める事にしたんだ。
違う町の親子は退院したあと保護してくれた村にお礼に行ってそこで住み込みで農場の仕事してるって新聞に載ってたから、市に相談するとか知識がなかっただけでまともな人だったんじゃないかな。
うちの地域の保護夫婦はお礼になんて来なかったし。
あの当時は派遣切りにあった人が公園で寝泊まりして肺炎起こしてるとこを保護されたりやるせないニュースが多かった。
