祖父が氏んで、書斎を整理していたらとんでもない量の手紙が見つかった。
中を見て見ると、とある女性へ宛てたものでその女性への思慕の情が書き連ねてあって、
祖父は18歳の頃から3日間隔で60年以上、好きな女性に手紙を送ることなく書き続けていた。
手紙には祖父の半生と言うか、人となりと言うか、祖父の人格が描かれていて個人的には読んでいて楽しかった。(小説家を目指していたこともあって、読み応えもあった)
続く
晩年、祖母は
「あの世にいるあの人に届くように」
と、祖父への恨み辛みを呪詛のように手紙に書き留めていたのが心苦しかった。
手紙の内容を見る限り、祖父は必ずしも祖母を蔑ろにしているわけではなかったし、生前は仲の良い老夫婦然としていたから余計に辛かった
片恋の相手への相当量の手紙っていうインパクトのあるもの見せられたら、確かにショックだろうけどね
美談ぽく見えるけど結局枯れたジジイの浮気じゃんw
これが青年〜中年の間の既婚男子なら死人だろうが容赦なく叩かれまくるだろうに。手紙が日記風とか言っちゃってるけど、SMSや顔本に置き換えてみ?気持ち悪いし相手のババアに殺意すら湧くね
お祖母さんが可哀想…
実際には、手紙にひっそりとしたためる以外のことはしていない
今みたいに自由な恋愛など難しかった可能性が高い時代だよ
初恋の人・・・・・かどうかは分からないけど、
それほど忘れられない女性がいたというのは否定されるべきものではないと思う
どんなに忘れろと言われても忘れられないもんだよ
普通は、面倒なこともあってw文字にするなんてことせず、
心の中で想い続けるってパターンになることが多いだろう
そういう人は少なくないだろうし、俺としては浮気とは別物じゃないかと思うんだけどなあ
小説家を目指していたくらい「書く」ということが苦でなく生活の一部だったということも
影響してるだろうなあ
俺が同じくらい好きな娘がいたとしても、文章を書くなんて行為にはならんわあww
書いて残って、妻の目に触れたのが大問題。
女にとっては、肉体関係より精神的に自分より上の女がいたことが
許せないし、ショックなんだよ。
その手紙の相手は実在の人物なの?
小説家を目指していたくらいだから、単なる日記じゃつまらんと
脳内ヒロイン相手に作家気取りで、書簡形態で書いた
(昔は作家の手紙は、物によっては文芸作品として書籍化された)
てな事はないよね?
自分も思った
>>157-158を読むと「好きな女性への手紙という体裁を取った日記」に思える
小説家を目指していたということだから、そういう形で日記をつけ始めてそのまま
書き続けただけなんじゃないかな
157だけど実在した人だよ
もう故人だけど、事実確認するために家族で調べたことがあって裏は取れてる
誰かに頼んどくもんだ
せいぜい祖母があの世に行ったときに〆られればいいよ
思いを馳せたりできるだろうけど
妻だったらやりきれんな
死にたいわ
おかしくなって当たり前。
婆ちゃん(´・ω・) カワイソス
まだ肉体関係ありの浮気の方が楽だったろうに
有名な作家の書生をやってたらしいけど才能ないと言われて、小説家に踏ん切りをつけて、老舗料亭の板前として働きだす。当時16。
祖母はそこのおじょうさん。
若手の板前を捕まえて婿養子にするってパターンが結構あるらしく、祖父も外堀を埋められてハマった口で祖母と24歳の時に結婚した。
若旦那って言うポジションとは裏腹に、老舗料亭に養子縁組ってのは自由もないし、結構辛い想いをしたことは手紙からも読み取れる。
祖母は祖母で、そんな計略的な婚約のことは全く知らなくて、恋愛した上での結婚だと思っていて、それが申し訳なくて裏切ることも出来なかった。らしい
祖母は何て言うか可愛らしい人で、孫である自分が祖母の着替えてる場面に出くわすと恥ずかしがったり、祖父との昔の思い出を嬉しそうに語ったりと
どこか幼くて天真爛漫で純粋な人だった
だから、裏切られたと言う気持ちも大きかったんだと思う
因みに祖父は急死だったから手紙の処分も出来なかったと思われる
お婆ちゃん寄りなのはやめてやってな。
おばあちゃん可哀相でおばあちゃん寄りになるわ自分なら。
精神的な浮気は更に辛いだろうなぁ。
婆ちゃん可哀想だけど
どっちか一方だけ悪者って言いきれないもんがあるよ
恩のある旦那さんに言われたら断れないし、157祖父も辛かっただろうね
それでも妻が気付かなかったほど誠実に尽くしていたんだから大した人だ
文字にして書き出すことで自分の気持ちに整理をつけていたんだろうね
誰かも書いてたが妻の私が精神的に一番な筈だったのに、届けるつもりも無かった手紙とはいえ実は他の女性に心の悩みも些細な嬉しかった事も何もかも打ち明けてるってさ
事の次第を確かめたくとも、当の本人はもう話せないし会えない
話せたとしても長い間そんな事され続けたら簡単には信じられないだろうよ
自分がやられてみた時の事を考えたら俺は爺ちゃんの擁護は出来ん
今後婆ちゃんは自分は本当に爺ちゃんに愛されていたのかと疑いながら生きていくんだぞ
周りが愛されてたと何回言っても爺ちゃんじゃなきゃ駄目なんだ
でももう確かめる術もない
長年連れ添い愛し続けた配偶者を、その気持ちを、根本から疑って生きていくのはまさに生き地獄じゃないか?
何か俺今泣きそう
俺は嫌だ嫁に爺ちゃんと同じ事やられたら俺だって気が狂うわ
悲惨な人生になっちまった。
早く逝ってしまいたいだろうな、
自分の運命を受け入れ家庭を大事に一生を送ったと思うけど。
精神的な裏切りが一番堪えるって。
おばあさんの一生を否定されたようなもんじゃないか。