前記事⇨【泣ける】俺「おじさんと一緒に住むか?」姪「ほんとにいいの?」→義兄夫婦が事故で亡くなり引き取る事に…【1/2】
メイ16歳高2、俺30歳の年、マサトのおっさんにある出来事が起こる
なんとマサトのおっさんに彼女ができる
おっさんにとっては10年ぶりのカノジョである
期待に添えなくて悪いが、
社長の娘さんたちではない
付き合いだしてから何度か家に招待してメイと一緒に食事したりもした
ミキ(彼女仮名)とメイも仲良くなってなんか電話とかメールをしたりもしていたらしい
交際は1年ほど続き、本気で結婚を考えた
メイにもそう考えていることを話し、
賛成してくれた
マサトおじさんもミキさんとデートしてきたら?なんて言いやがったこともあった
そんな有頂天なある日、ミキから恐ろしい質問が
「私とメイちゃんのどっちが大事なの?」
冗談混じりの問いかけなら良かったかもしれない
だけどあいにく、ごく真面目な問いかけだったようだ
なんでそんなこと聞く?
なんで?
どうもマサトのおっさんは土壇場に弱いというかオロオロしてしまう
あの時はほんとに思考がショートしたかと思ったよ
選べるわけないだろ
頭の中で呟いたつもりが声に出てたらしい、しかもはっきりと
「うん、そうよね」
とミキは答えて、その後はなんでもないようにデートを続けた
やっぱ俺がメイにかまいすぎてるように思えて、我慢できなくなったんだと
うん、逆の立場なら俺もそう思うわな
理解できるし、なんか俺もあの問いかけをされてから
急速に冷めたのがわかったからあっさりしたもんだった
ところがあっさりしなかったの姪っ子なわけだ
俺がミキと別れた、俺もミキもお互いのことが好きでなくなったから
なんて言い訳を信じない
やっぱり、どこかで自分が俺の足を引っ張ってるみたいな負い目を感じてたのかね
本当の理由は死んでも教えるつもりはないから押し切ったけど、のちにばれる
なぜならメイがミキに電話して直接尋ねやがったから
メイちゃんとミキが仲良くしてるの知ってて
本当の理由を隠し通せると思ったお前はバカwww
メイを大事にする俺に耐えられなかった的なことらしい
メイ、勝手に追及して撃沈
高3女子に泣きながら私のせいでごめんなさいとか謝られて俺にどうしろと?
泣き虫なのは大きくなっても変わらないなあ、と妙にさばさばしていたのは憶えている
とりあえず久しぶりに頭をなでてやりながら、何もかもひっくるめて
メイのことを引き取ってるんだから気にすんなって言ってやった
それ以降、なにも言ってこなくなったが
あいつのことだからまだ気にしてるだろうな
なんか改めて俺の恋愛スキルのなさに泣けるぜ
話を戻してっと
メイは高卒後の進路について、看護学校に行きたいと言い出した
この頃には遺産や保険金があるから進学するにせよなんにせよ、
お金の心配と遠慮はするという話はしていた
その上で、自分がやりたいと思うことがあるなら行けばいいと思っていた
無事に看護学校に進学した頃、なんというかどういうか、ついにあれが来た
「彼氏、紹介したいの」
キタ、キタヨ、おいおい、おれどうしたらいいの
彼氏の一人もいるだろう
なんかニヤニヤしながら携帯手にしてわざわざ外にでて電話をしてるのも知ってる
カベ薄いからな、うちは!
しかし、しかしだ、直に会うとなったら話は別だろう~~~
いかん、当時を思い出して動揺してきた
ぶっちゃけイケメンではないが、なんと言うか人が良さそうなやさしい顔つき
ただし柔道をしているとかで体格はいい
体重70?の柔道選手って無茶苦茶いい体してんなった思ったわ
なんだな、さみしい限りだが、お似合いの二人だなって思った
3人でビール飲んで、なんか途中から社長と奥さんが
乱入してきた酒盛りになったが、俺はうれしかった
メイも彼氏も社長夫妻も楽しそうだったしな
社長と奥さんも興味シンシンだな
世の中捨てたもんじゃないな
メイは卒業してある病院に勤務、住まいもその病院の寮に移った
彼氏も無事に就職した
そして去年の春、家に彼氏を連れてメイが帰ってきた
「私たち、結婚します」
だとよ
もうなんか彼氏がメイの尻に敷かれてやんの
それでもタカシくん(彼氏仮名)、顔真っ赤にしながら俺に
「かならずメイを幸せにします。おとうさん、娘さんを僕にください」だってさ
なんかね、もう俺むっつりしたままいるつもりだったのにね、泣いてんの
そのくせにね、バカなこと言ってんだよ
「俺はメイのお父さんじゃないよ、叔父だよ
ご両親にはちゃんと別にいるんだから」
いやほんとバカだな、わざわざ言わなくてもね
なんでわざわざそんなことの言うのって
「私にとってマサトおじさんはもう一人のお父さんなの。私には二人お父さんがいるの。
タカシにもうそう説明してるんだからこれでいいの」
おとうさん だってよ
この時、初めて呼ばれたな
て言うか呼ばさなかったんだよ、兄貴と義姉さんに悪いしさ、
メイにはちゃんと両親がいたんだってこと忘れないでほしかったからさ
もう俺、絶句して泣いた
書いてる今も思い出して涙出てきた、やばい
もう俺も含めて最初の堅苦しい空気はどこ行ったって感じでね
うん、幸せだなあってバカみたいに思ってたわ
後日、社長に報告しに行ったら、社長も奥さんも我が事のように喜んでくれてね
なんていい人たちなんだろう
ああ、気になっている人のために娘さんたちはこの時点で二人とも結婚済み
長女には3歳の男の子がいる
社長夫妻に長女一家次女夫妻の大所帯で一泊旅行にも行ったんだ
もう社長一家は親族みたいなもんだしね
体育会系の社長、タカシくん、次女旦那の3人は意気投合して酔いつぶれて大変だったな
奥さん娘さんたちはメイと長女息子を囲んでめちゃくちゃ盛り上がってた
俺と長女旦那はなぜか二人でしんみりと酒飲んでた
最後はみんなが俺のことお父さんお父さん呼んで囃したてやがってさ
うん、楽しかったよなあ
もうすぐ終わる
先週、結婚式だったんだよ
レストランウエディングってやつ
それでもどっかから神父呼んでバージンロードみたいなのわざわざ作ってさ
メイの手を引いて歩くんだよ
涙こらえるの大変だった
きれいになったよ、メイのやつ
良かったな、姪っ子とバージンロード歩けて
事故の日からは考えられない幸せだな
張り切っていろいろ準備してくれた手作りでね
和気あいあいって感じだった
タカシくんの御両親もざっくばらんな方たちでね
素晴らしい娘さんを育てられましたね、って言ってくれたよ
宴もたけなわってとこでさ、あれだよ、新婦からのお手紙だよ
新郎新婦がさ、まずは友達のところへ行って素敵な式をありがとうってやって
次に娘さんたちのテーブルへ
「長女姉ちゃん、次女姉ちゃん、お姉ちゃんたちのおかげで私はどれだけ助けられたでしょう
二人とも大好きな、本当のお姉ちゃんたちです」 ってさ、
かなり省略したけど、でもって抱き合って泣いてたよ
タカシくんもそれみて泣いてた、なかなか涙もろい奴だよ彼も
俺も泣いてたけどな
自分で命を絶つヤツがいたりするこのご時勢に
素晴らしい家族だな
社長ももう泣いてる、奥さんはニコニコしてた
「Kおじさん、今まで本当にありがとう おじさんが助けてくれなかったら
私は今ここにいることはできませんでした
Kおじさんは、大好きなもう一人の本当のおじいちゃんです
Yおばさん、おばさんにはいろいろなことを教えてもらいました おばさんの料理、今でも大好きです
Yおばさんは、大好きなもう一人の本当のおばあちゃんです」
これもかなり省略してるけど、社長号泣
奥さんは「ずいぶん大きな孫娘だわ」って笑ってた
メイちゃんの未来を明るい場所に導いたんだね!
感動しました。
ありがとう
ウチの両親、義姉の両親の遺影も用意してたんだ
その写真に向かって
「お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、私、大人になったよ
会えないのはさみしいけど、今、私は幸せです
ずっと見守ってくださいね」
で、最後が俺だよ
俺もうすでに泣きすぎて、立っててもなんかプルプル震えてたと思う
「マサトお父さん、お父さんが12歳の私を引き取ってくれた時、
私がどれほどうれしかったと思いますか
お父さんは私のためにたくさんのことを捨てなければならなかったのではないでしょうか
それでもお父さんは、一度も投げ出すことなく私を育ててくれました
私をほめてくれました
私を叱ってくれました
私のために泣いてくれました
私はとても幸福です
私を育ててくれてありがとう
私を愛してくれてありがとう
マサトお父さんは、ずっとお父さんとは呼ばせてくれませんでしたね
でももう、これからはお父さんとしか呼びませんからね
ありがとうマサトお父さん、大好きです」
だってさ
俺の涙腺のバカヤロー…
書き込んだのは今、その手紙を見ながらだよ
すまん、かなり泣きながら書いてる
そのあとタカシくんの友達(柔道軍団)に無理やり胴上げされて
貸衣装が破れたのはいい思い出だ
正直、ちゃんと育てられる自信なんかなかった
兄貴たちが事故にあうまで、仕事もせずにぶらぶらしてたお気楽次男坊だった
いつも、どうやってメイに接したらいいのかって悩んでたよ
26歳が突然12歳を引き取るんだ、ちょっとあり得ない話だ
でも奇跡的にあんないい子に育ってくれた
K社長に巡り合えたことは俺にもメイにも素晴らしい結果をもたらしてくれた
どれだけ感謝しても足りない
今日の夕方、娘夫婦が新婚旅行から帰って来る
明日は兄貴夫婦の墓前にみんなで報告にいってくるよ
さあ次の問題は、俺の嫁取りか!まさか娘に先を越されるとはな!
がんばるぜ37歳独身23歳娘有り!
ここまで付き合ってくれた方、ありがとうございます
へたなドラマみたいな話ですが、セリフの正確性を除けばおおむね実話です
あとあれかな、質問あったら聞いた方が良い?
乙
メイちゃんの声は誰で再生したいいの?
え~と元ヲタなので古くて申し訳ないが、久川綾とか?
いないの…
でもそれがさみしいとかじゃなくて、
まあ今は燃え尽きてるからなんもできないかもしれん
いや、卒業しなはれ
(´・ω・`)な
メイちゃんとの一番の思い出はなに?
孫が生まれる前に、嫁を見つけるんだ!!!!
メイちゃんに興奮した瞬間ってのはあったんだろうか?
もちろんマサトお父さんはしっかりした理性の持ち主だし、
立派に娘を送り出したことはわかっているんだが・・。
メイが就職して家に一人でいると時間をもてあます
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>>204
うん、初めてのスレ建てでたのしかったよ
さようなら
>>205
古い話だが、メイが6歳のころ兄貴の転勤で遠く離れることになった
その時にメイが義姉に「マサトくん(当時はそう呼ばれてた)に会えないのさびしい
いっぱい怒られたけどいっぱい遊んでくれたから」
って言ってたらしい
めちゃくちゃうれしかったよ
一番の思い出って、その頃の思い出なのかwww
なんかワロタ
孫かあ、40前におじいちゃんになるかもしれないのかあ
孫、かわいいだろうなあ
>>209
断言できるが一切ない
ただし肌着とか洗濯したり購入の際に恥ずかしさが付きまとったのはあった
このスレを閉じることにする
あんたはすげー人間だ!
そもそもお前さんとは人としての器が違うんだろうよ
ありがとう
>>216
嘘じゃないんだな、これが
泣く理由を嫌ってほどわかってるのにその上で興奮するのは無理だ
せ*欲がないわけではないがその対象にメイがなることはなかったよ
>>217
そうだねえ
メイ15、俺29のある夏の話
俺の秘蔵の本見つかった
社長からもらった修正なし洋物
メイ、それを奥さんにチクる
俺、社長にもらったと供述
メイ奥さん娘さんたちの前で正座させられて説教された~~~
いやああの時、社長から少女物をもらわなくてほんとに良かった
もしあれがあったらどうなってたことやら
少女よりも成熟している方が好みです
当時ぎりぎり20代だよ?そりゃ処理も大変さ!
ってことで、かる~く終わります
ではノシ
社長ワロタ
長々おつかれ
楽しかったよ
マサトまじいいやつじゃん
いい子に育ってくれてホントよかったな
vipのくせにウルウルしちまったぜ
少女物wwwwwwwwww
笑ったり泣いたり
不幸もあったけど幸せもあって
とにかく良いスレだった
後は本当に嫁だけだな
後は嫁だけなんだがなあ…
早く結婚しろよ おっさん