私は新郎の同僚として出席しました。
披露宴の時に同僚達と2人のもとへ行き、新婦さんとも言葉を交わしましたが
23歳と若いのに(ちなみに新郎は26歳)しっかりとした言葉で挨拶をしてきて、
でもほんわりしていて本当に可愛らしかった。
「いいカップルだね~」「お似合いだね~」なんて話ながらテーブルに戻った時、
入れ違いに新婦側の招待客の女性達が2人の席へと近づいた。
ちょっとして、私が料理に夢中になっていると、2人の方から「きゃっ!」という声が。
そっちを見ると、どうやら新婦のウエディングドレスに飲み物がこぼれてしまった様子。
新婦が自分でこぼしたのだと思い、「大丈夫ですから」という声も聞こえてきたので
あらら~と思いつつみんな特に気にせず食事再開。
しかし、お色直しの後、また2人の席から「わっ」「きゃっ!」という声が。
振向くとまた新婦のドレスに飲み物が零れた様子。
でも今度は2人の後ろにいた女性が「ごめんなさい」と言っていたので、
その人が零したらしいことがわかった。
なんで写真撮りに高砂に行った人がグラスを持っているのかわからなかったが、
今度はワインだったので水色のドレスに思いっきり染みが・・・。
「大丈夫です」「気にしないで下さい」と新郎新婦がその女性に言っていて、
スタッフさんが一生懸命ハンカチでシミをとったりしていた。
「大丈夫かな」と私がつぶやいたら、隣に座ってた同僚が「ねえ、あの女笑ってない?」と。
見たら確かにちょっと変な感じに笑ってる。しかもすぐに自分の席に帰った。
戻ったテーブルの席からして、新婦の同僚のようだった。
「さっきこぼしたのもあのオバサンだったじゃん」と同僚が言ったもんだから
私達はそのオバサンにずっと注目してた。
ここまで振ったからには、ワインじゃなくて自分の血だったとかでないと...
私とさっきの同僚が後をつけた。オバサン達はトイレへ。
もちろん私達もトイレへ。
個室から出てきたオバサン達は、私達が壁の裏のメイクルームにいるのに気付かず話出した。
「でもさ、調子に乗るなってね。ホントろくに仕事もできないのに式は一丁前に挙げてさ、
しかもこのクソ忙しい時期に一週間もハネムーンとか。
私だったら他の人達に申し訳なくてそんなことできないわぁw」
「ホントホント~。しかもダンナも冴えない感じよね~なんかぽやっとしてるっていうか、
仕事できなそ~。あ、仕事できない同士でお似合いかw」
「あのドレスも品がないっていうか、なんで数あるドレスからわざわざアレを選んだのかしらね~」
「ていうか全体的にケチってる感じしない?なーんかお花とか飾りっけないし、
カメラマンも入ってないわよね?安くすませたのね~」
昼ドラばりの腐ったオバサン会話に、私達ドン引き。
そしてシャンパン&ワインはわざとだと確信。
はっきり言ってものすごいむかついた。
新郎は確かにイケメンではないし歩やっとしてるところもあるけれど、
穏やかですっごい優しくて、仕事もできるので社内外の誰からも好かれている。
2人は共に片親で力を合わせてコツコツとお金を貯め、親からお金を借りずに式を挙げる2人を
私達は尊敬したし心から祝福していた。
これは後から聞いた話だけど、新婦さんは家計を助けるために高校時代から
バイトをして、高卒ですぐに会計事務所の事務員として働き始めた。
でも体調を崩し、1年前にその事務所をやめ、半年前からパートとして
近くの会社の事務員として働いているらしい。
オバサン達はそこのベテランだった。しかも未婚ばっか。
ちなみに式後1週間休みだけど新婚旅行は2泊3日で熱海だそうだ。
披露宴でここまでされるんだから、職場ではもっと色々されているんだろう。
ものすごく文句を言ってやりたいが、逆恨みで新婦さんが大変な目にあうかも
しれないし、新郎にも迷惑をかけるかもしれないので何とかガマンした。
しかし。
すごく文句を言ってやりたいが、逆恨みで新婦さんが大変な目にあうかもしれないし、
新郎にも迷惑をかけるかもしれないので何とかガマンした。しかし。
披露宴後のロビーでの新郎新婦+母親2人によるお見送りの時。
私達はオバサン達の後ろに並んだ。そしてオバサン達の順番が回ってきた。
「長くて疲れちゃったわ。飲み物の種類も少ないし、招待客の事も考えてよね」
「罰として新婚旅行のお土産は奮発してちょうだいね」
「ダンナさん、この子こう見えて男の上司に色目使ったりするから気をつけなさいよ~w」
新郎+母親たちポカーン。新婦は俯いた。私と同僚はブチ切れた。
「そんな年のくせにどこまで非常識なの!!めでたい席で何言ってんの!?」
「謝って!!2人に謝って!!ドレスもわざと汚したんでしょ!!」
キレた事なんてない私達はなぜか号泣。感情が高ぶると泣いちゃうのね。
一気に騒然としたロビーだったが、新郎がさっと私達とオバサン達の間に入り
「落ち着いて2人とも。大丈夫だから。ね?」
新婦さんも私の前にやってきて、
「ごめんなさい、ごめんなさい」とボロボロ泣き始めた。
2人の後ろでオバサン達がギャンギャン大騒ぎしていたが、新婦の上司のおっさん達に
押さえられてスタッフに引きずられていった。
この間私達+新婦+新婦母泣きっぱなし。
私と同僚は申し訳なくて新郎新婦とお母さん達に謝りまくった。
けどみんな「代わりに言ってくださってありがとう」「謝る必要なんてありません」
と優しく言って下さいました。
2次会の予定はなかったけど、新郎に誘われ、新郎新婦+同僚達とレストランへ。
新婦によると職場でかなりの嫌がらせを受けていた。
新郎に心配をかけたくないからずっと言わなかったし、
体の弱い自分を雇ってくれるところなんてないだろうからそこで働き続けた。
でもさすがにもう辞めたい。
ドレスにもたぶんわざと零された。
こんな内容を小さい声で肩を震わせながら言うもんだから私達はまた泣いた。
で、後日。新郎から聞いてビックリしたのが、「オバサン3人、解雇されたらしいよ」
新婦さんが有給を取ったのに式の翌日に朝早く出勤して退職願を出したところ、
披露宴にも出た上司が「1週間待ってくれ」と言った。で、休み明けに出勤したら
オバサン3人が解雇。
其々会社の備品盗みまくり、職場内不倫、不正経理だそうだ。
会社も前々から注意していたが、なんせベテランで仕事はできるのでなかなか辞めさせられなかったとか。
でも式での騒ぎを見て上司が決意。色々裏を取って即日解雇したらしい。
なので新婦はそのまま勤務継続。
式は不幸だったけど、今は妊娠もわかって幸せそうで何よりです。
ババアざまあみろ、でした。
長文乱文失礼しました。
お疲れさん。
冷静穏やかな新郎みたいだから、新婦を幸せにしてあげられるだろう。
>職場内不倫
えっ
と、なんも関係ないけど言いたくなった。
職場の後輩の女の子の結婚式のたびに
「20代の結婚なんて、すぐに離婚するわよ」とか
「あーらら、あんな似合わない色のドレス着ちゃってw
将来見たら絶対に後悔すると思わない?w私なら絶対に和装よ」とかずーっと文句言ってる。
ちなみにそのババアは仕事で郵便局に行ったはずなのに
パチ屋の駐車上で車上荒しにあったのがキッカケでサボりがバレ、
くだらない言い訳を散々してたが誰にも相手にされなくて辞めたw
> 将来見たら絶対に後悔すると思わない?w私なら絶対に和装よ
こんなん聞いた日には「お前の番は絶対こねーから心配すんな」って
吹き出してしまいそうw
どこが不幸だ??
>>449
不幸、という言葉が適切ではないかもしれませんね。すみません。
でも新婦は相当イヤな思いをしたと思うので。
>>453
その事はものすごく反省しています。文句を言うにしても、会場から外に出て
誰もいないところでオバサン達を捕まえればよかったんでしょうし。
ただ新郎新婦とお母さん達からは後日、切れた私と同僚の2人に感謝の気持ちということで
お食事に招待されました。
>>454
恐ろしいというのは、いい年こいてとんでもない非常識なオバサン達がいたという事実です。
私達がトイレの時点でオバサン達に注意しなかったのは「いくらDQNでも、
これ以上バカな事はしないだろう。大人だし社会人だし」と思っていたからです。
ですが実際は予想の斜め上をいったわけで。
一生に一度の結婚式に、そんな連中がいることが私には恐ろしく感じました。
会社関係って小さくても全員は呼ばなくてもいいと思うけど。
呼ばなきゃ呼ばないでうるさいんだよ、
そういうババアは