すごくいい子だったり健気だったりしたので、まったく気にならなかった
実際自分もたいした容姿はしていないし…と思っていた
付き合ってるときも、記念日にはプレゼントを渡したりしたが、
彼女の事を想って…というより、付き合ってるならするものだよな…という感じだった
そんな私が3年前友達と、知り合いがやってる店のイベントに行った時、
私がドアを引くと同時に、向こうから押して出ようとする子と目があった
妄想と思われるかもしれないけど、正直ほんとに時間が止まったようだった
向こうもビックリしたような顔をしたまま、しばらく二人で固まってた
たぶんほんとは一瞬だと思うけど、友達に「すみませーん、ほらどけよ!」って言われて我に返った
続き書いてもいいですか?
しばらくして彼女が店の中に戻ってきた途端、店長(私の友達)が
「○○ちゃん、□ちゃん大丈夫?」と声をかけ、彼女の名前が○○と知った
酔いつぶれた友達を介抱しに行ってたみたいで、
私はまだ入口近くにいたので、すぐに「お友達大丈夫?」と話しかけてみると、
困った顔をして「大丈夫だと思います、酔ってる訳じゃなくて拗ねてるんです…」と言われました
一緒にその子の所にいくと、グダグタの女の子が座ってて、その子は必死でスカートを直したり、
「今日は私のお家に泊まりにおいで」とか言ってました
「送ろうか?」と言ってみましたが、「いえ、大丈夫です。ご親切にありがとうございます。店長くんのお友達なんですね。さっき話してたのが耳に入って…」と終始丁寧にお断りされました
その友達が「めちゃくちゃ可愛いでしょ!彼氏いないらしいから今狙ってる」と言われました
自分の友達が「意外とオッパイ大きそう」とか下品な話をしているのがイヤになり、
その日はすぐに帰りました
ある日駅のホームで見かけて、声をかけると、向こうも覚えてて友達になりました
金目当ての女の子が寄ってくることもあったし、
彼女ももしそうなら適当に遊ぼうと思い、会話の端々にボンボンである事を匂わせました
あんまり金に食いついて来ない様子…
先に進まない関係に耐えられなくなり自分から結婚前提に付き合ってほしいと言いました
彼女は「初めてドアの前で会った時から運命の人かもしれないって思ってた」と言われました
結婚する事になり彼女のご実家に挨拶に行くと、私の家の自営業とは比べ物にならないぐらいの、
代々続いた名家の大富豪のお嬢様で、
私が金持ち自慢してたことは、彼女からしたら、庶民の贅沢程度だった事がわかりました…
今でもご両親に、甲斐性なし!と言われないように、彼女が家事と、ウチの祖母の介護までしてくれています…
施設に入れる事を提案しても、「おばあちゃん全部自分でできはるよ?私はほんのちょっと手助けしてるだけ。話し相手がいて私も嬉しいから」って言ってくれる…
モテメンっぽいな
実はイケメンかな
リア充の世界にブス、ブサメンはいないから地味可愛いくらいの人達かな元カノたち