長いのでいくつかに分けます。
姑は電車で1時間の距離に住んでるのに、
しかも毎回突然「私よ、わーたーしー。」と玄関でわめく。
上げ膳据え膳で何もしない姑の世話は本当にめんどくさかった。
しばらくして私が妊娠したので、産後しばらく里帰りする間の2週間だけ夫の世話を頼みますと姑に頼んでみたら
「いやだそんなの、世話なんてできないわ私」と突っぱねられ
夫からも「俺のことくらいだいじょうぶだよ、むしろ一人でいい」と言われた。
親子仲があまり良くないのは知っていたが、夫は当時かなり激務だったし、
誰かが世話をしてあげないとかわいそうだと思って姑に無理にお願いした。
そして数か月後、無事に男の子を出産して、2週間の里帰りから自宅に帰ったんだけど
家に着いたときすでに姑の姿はなく、代わりに
家の中がテレビで見たゴミ屋敷のようにメチャクチャになってた。
台所はインスタントの容器が散乱、汚した食器も生ごみも放ったらかし。
部屋中 服がクチャクチャに出しっはなしで洗濯なんかもちろんしてない。
それどころか姑の服らしきものまで散らばっていた。
風呂場も汚く廊下もゴミだらけ。
夫は私を迎えに来れないくらい仕事が忙しかったが、私が家の中で呆然としてたら、ハアハア言いながら帰ってきた。
「おっおかえり、お前が帰って来る前に何とかしようと思ったんだけど間に合わなかったな。
ごめん!俺も仕事が忙しくてほとんど家に帰ってなくて」
「ええー!?ではこの汚い家は何でなの?!」と夫に聞くと
「おふくろだよ」
ええー!なんで?!
さらに夫が「すごいゴミ屋敷だろ?おふくろに住まわせるとこうなるんだよ」と言った。
赤の世話だけでも大変なのに、ゴミ屋敷と化した我が家の大掃除から新生活が始まった。
せっせと掃除をしてる夫に、改めて、姑とはどういう人なのかと聞くと
姑は生まれてこのかた家事も炊事も就職すらもしたことがないという。
ではどうやって生きてきたのか、結婚した後どうしてたのかと夫に聞くと
「母親は、学校を出たあと就職せずに結婚した。
仕事と家事は親父、食事は出来合い、親父が死んでからは俺と姉が家事をしてた。」という。
私がどんな食事を夫に出しても、おいしいおいしいと喜んでくれたわけが分かった。
そんな大変なばあさんとは知らず、家を預けたことをすごく後悔したのもつかの間、
ある日 玄関チャイムが鳴って「わーたーしー!」と、姑が訪問してきた。
「無事に孫も生まれたんだし、嫁子さんがまた働きに出るなら私と同居したらいいと思うの」と
姑がのたまってきた。
あのゴミ屋敷を思い出すと絶対に考えられない。
しばらくはやんわり断っていたが、そんな姑が病気で寝込んだりウツになって暴れたりと面倒をかけてくれて
そのたびに長距離を見舞いに行くのが大変で、さらに義姉から
「何があってもあんたは長男なのよ?母さんあんな人なんだから、
厄介なことになる前に長男が面倒見ないでどうするのよ」と会うたびに説教され、
とうとう夫婦で折れてしまった。
しかも、同居のために家まで建てることになった。
嫌で仕方なかったけど、なんかその時はいろいろ追い込まれていた。
姑に子供の世話や家事を頼もうとしたけど、「無理、絶対にできない。」と断られた。
同居の場合、こういう話は夫に間に入ってもらうものなのかもしれないが
夫には参加させなかった。
普段から夫は姑を避けていたし、私には協力的な夫が姑にはすごくケンカ腰だったので
向かい合わせたくなかった。
夫は姑とは関わらなかったが、仕事が忙しい中、姑が散らかしたブツや
赤の世話をよくやってくれたと思う。
結局 姑は戦力にならないので、夫が昼、私が夜のファミレスで働くことでバランス(?)をとった。
夜働くので、どうしても昼間に寝てることが多くなったんだけど、
昼間の食事が手抜きになってきたと姑が文句を言うようになった。
こんな時、みんなが言いたいことは同じだと思う。
けど、こんな婆さんに正論を言っても始まらないと思い、何を言われても聞き流すようにして家事と仕事を淡々とこなしてきた。
しかし、その態度が気に入らなかった姑が、またうつ状態になってしまった。
そんな頃から姑が部屋で奇声を上げるようになった。
大声で騒ぐのはほとんど夫がいない時で、私もどうしていいか分からず触るのも怖くて放置してた。
たまに、溜まりかねた時に電話で義姉に相談して、そのあと義姉が姑に説教してくれてた。
しかし姑はひどくなるばかりで、家中で暴れて部屋に戻っては奇声を上げてた。
ある日とうとう夫に打ち明けて、頭にきた夫が姑の部屋に乗り込んだ時が修羅場だった。
姑の部屋をガラリと開けると、そこには部屋中に散らばった大量の紙。
習字でいろいろ書いた半紙が、至る所に散らばっていた。
「嫁子はキチガイ」
「嫁子は部落出身」
「嫁子は売春婦」
「嫁子は淫乱」
「嫁子は子供を虐待してる」
嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は嫁子は!
50枚はあったと思う。 どれも事実無根。
私は目まいで倒れそうになった。
夫が大声で姑を怒って怒鳴ると、姑はビックリしながらも
「なんでええぇぇぇ!私の味方をしないのおぉぉ!?その女のせいだろお!
この売女ああぁ!全部全部オマエのせいだああぁっ」と
手に持ったカッターナイフで切りつけようとしてきた。
しかし部屋中に散らばった半紙が邪魔になって私のところまで届かなかったので
カッターを投げてきた。
しかしコントロールが悪く、カッターは夫に当たってしまった。
刃は当たらなかったけど、カッター自体がバシッと当たったので
「痛いだろおがっ!」と夫の怒りが頂点に達して、姑に殴りかかってしまった。
胸ぐらをつかんでボッコボコに殴る夫を止めるのは本当に大変だった。
その後、義姉に事の顛末を電話で話してすぐに来てもらい、そのまま姑を引き取ってもらった。
それまで「長男が親の面倒をみるもの」と言ってきた義姉も、
今回ばかりは文句を言わず姑を連れて行ってくれた。
次が最後です。 規制がかかったら時間を空けて投稿します。
それを聞いてほっとしてたある日 玄関のチャイムが鳴り、聞き覚えのある大声で
「わーたーしー!」と聞こえたので出てみると、ケロッとした顔の姑が立っていた。
どのツラ下げて?!と思っていると、姑は普通に「遊びに来た」と言う。
だけど、目の色(?)みたいなのが完全におかしい。
仕方なく家にあげると、また同居の話を持ち出してきた。
「嫁子さんも仕事で大変でしょ?同居した方がお互いのためだと思うの」とか何とか言ってる目がもう。
夫に連絡するとすぐに帰ってきてくれてまた姑と大喧嘩になってしまった。
そして義姉に連絡して回収してもらう。
これが何度か繰り返されたんだけど、そんな時、夫に転勤話が持ち上がったので、
これ幸いにと誰にも内緒で家を売る手続きをして夜逃げのように引っ越した。
夫はもう母親が死んだ者みたいに話にも出さないし、もちろん会いにも行かない。
私ももう関わりたくないし、これが絶縁というやつかと思って、今は親子だけで平和に暮らしてる。
こちらの住所は姑には知られてないはずだけど、
今でもチャイムが鳴ると、「わーたーしー」が聞こえたらどうしようと思う時がある。
終わります。
長文失礼しました。
すんなり引っ込んだのけ?
ちょっと大変そうだわなあ
長文を読んでいただいて申し訳ないです。
2ちゃんねるを見るようになって、
私も、姑は病気だったのかなと思うようになりました。
義姉はもともと面倒見のいい人で、
なんでも抱え込んでくれるタイプだったのですが、
最初はやはり「長男が母親の面倒を見るべき」と思ってて、夫に託したそうです。
だけど、想像通りうまくいかなかったので「やっぱり私が…」と、結果的に姑を引き受けてくれました。
丸投げする形になって申し訳ないのですが、
あの姑をうまく押さえられるのは義姉だけのようなので
もうこのままだと思います。
いや、よく頑張ったんだろうなってわかるよ
おつかれ
逃げられてよかったね
町中の電信柱に貼り付ける予定だったそうです。
どの思い出も、思い出すとゾッとします。
今は平和に暮らして、次の子供も生まれました。
もう二度と修羅場にはならないと信じて、ROMに戻ります。
皆さんありがとうございました。
子供に悪影響無い訳が無い
今まで苦労した分これからは平穏に幸せに暮らせる事を祈るよ