今の旦那 26歳 以下A
子供 6歳 男の子
元?旦那 33歳
開業資金は銀行から借りたり両親の貯金や父の少ない退職金で店舗を構えました。
近所や近くの工場や学生さんなどの地域でひっそりとやっていてお世辞にも「美味しい」わけではありませんでしたが
それでも地域の方が頻繁に来てくれたり集まりで使って頂いてましたので借金の返済などを本当にチビチビでしたが
生活する分は必要最低限に抑えたら生活できる範囲でした。
今後 お店の為になれば、と22歳で飲食店で働く事にしその職場で元(?)旦那に会いました
お店の雰囲気は良くみんなニコニコ働いており売上や評判もすごく良かったので今後の為になると思いました。
飲食店などでありがちな暴言やパワハラ的な物はなく(TVや知人談)不思議に思ってました。
メニューも頻繁に変えたりして飽きさせないようにしておりそれが売りでもありました。
そこで副料理長をしていたのが元旦那、アルバイトからの評判も良く賄などの料理がすごく美味しかった
(本当にやさしい味で万人受けするような味付けでした)
最初の印象は頼りない感じでアルバイトの女の子で思い寄せてる子がいましたが(B子)(内心プギャーしてました)
例えると「イザ」という時は頼りになるというか実際に本気になると動きはヤバイです、速い・丁寧・美味しい
料理長をして店を渡すならヤツしかいないが飲み会の口癖でした。
飲み会には元旦那は全く来ないというか誘っても来ない&来ても年1回
「付き合い悪いなー」と愚痴るヤツは私だけでした。
逆に私が職場でスタッフの愚痴を言ってたときは(主にB子 動きがトロイ)
結果 満員の店内の客の注目を浴び スタッフからは冷たい視線で耐えきれなくなり制服のまま帰ってしまいました。
次の日辞める決意でお店に行くと何事もなかったように皆接してくれて常連のお客さんにも慰められ留まることに
後日 料理長にあの日の事聞くと 元旦那がお客さんにアイスやデザートプレートをくばりスタッフには
「俺が空気わるくしてごめんね、私子も一生懸命なんだ」と頭下げて回ってたみたいです
それから徐々に惹かれ始めてアタックしたら意外にも「NO!」
元旦那「料理が好きだし、この職業は2人時間も取れないし苦労させるし、まだ自分の時間すら足りない」でした
わたしが「それでもいい」と何度もアタックしたらようやくOK 何回かデートしましたが女性目線で言うと「つまらない」の一言です。
元旦那の強引に家に遊び行ったときにそんな負のイメージは消えました。
部屋には料理の本がビッシリ!600冊くらいあり レシピノートも結構な数。
あとはPCとプリンターと調理器具がたんまりあり 「なんだ此処w」と思い帰宅。
後日調理の子に聞くと「元旦那さんがレシピを考えてくれたり僕ら未経験のアルバイトでも作れるように分量・手順・材料を無駄なく書いてある表(ラミネート済み)」を作ってくれてる
おかげで忙しいとき指示されても混乱させないようにしてくれてるんだよと話してました。
(ご親切に仕込みの手順なり材料のあるところやオーブンの予熱時間とか)
ソレも必要なら人数分くれたり 修行時代のノートも貸し出してくれるとの事
料理長もあんまり元旦那の事は知らなかったらしいのですが両親は父親だけで奥さんは元旦那が生まれてから少しで他界、父親も調理師で元旦那が高校卒業時に他界
その後 調理師へだそうで、本当に体一つでホテルなりで働き始めて今になるそうです。
飲み会も来ないんじゃなくお店の事やスタッフのことを考えて家でやることが多くて「来れないんだ」だから付き合ってるなら支えてくれと言われました
(料理長も色々手伝ったりしてるのですがセンスやレパートリーでは敵わないらしく返って足を引っ張るかららしい)
そのぶん賃金や休日で反映させようにも無欲で「いえいえ他の人に」状態らしい、だから料理長がよく元旦那にケーキを買ってくるとラスカルみたいな顔しながら休憩室で食べてたw
付き合い始めてしばらく経ったので昔のこと聞いたら
「ホテルに入り雑用から始まりパワハラで嫌にもなったけど俺には逃げ場は無く前進しかなかった親父が残したお金もいつか無くなる、
幸い道具は親父が残してくれたコレでお金を稼いで食べていくしかなかった」と住込みで働いてたそうな
でも洋食の神様と言われた村上さんの直径の弟子の人に教えてもらったのは財産だと良く口にしてた。
それからいろいろ渡り歩いて働いて今のお店に来たらしい、鉄板焼き、ウェディングなど、でも今の店は家族ぽいっから好きだと言ってた
自分の過去の経験もありパワハラは一切なく「出来るまでなんどでも丁寧に教える」がモットーだった
いまのお店は離職率は全くなく結婚しても出戻りくらいで望んで辞めるのは居なかった。
店にもたまーに前職の上司など来て「戻ってこい」とか言ってるのはみんな見てた「嫌です」といキッパリ切り捨ててたが
付き合いからしばらくして両親に元旦那の事、話したら超大喜び、跡取りできた!店が流行り借金返せるなど
わたしも結婚してもいいかなーくらいに構えてたので 元旦那に持ちかけてみたら神妙な顔して「早すぎない?」といわれ
とりあえず無理をお願いして親に会ってもらった。
結構粘りに粘り(私両親)近くに住んでもらうということで元旦那が引っ越し、私はバイトを辞め家の店に入ることに
元旦那は掛け持ちという感じで私店にも来てもらった。(以下Y店
初めに「厨房ひどいな」とは言ってのはカチンと来たけどw
本店の営業後Y店に来てもらい掃除など一から再始動の準備をしてもらった(両親はプロにおまかせだと丸投げしてた)
4日目で大体片付いて レシピを作成、本店とかぶらない&この地域で好まれそうなのを創ってもらい試作と試食
相変わらず美味しいので両親と私ともに満足。
次の週から厨房に入ってもらうために本店を辞めるように説得したのだが渋ったので本店の料理長に両親と突撃
両親が家の惨状を説明しゴネにゴネて長期休暇という感じで了承(両方とも個人店就業規則などの縛りはなかった)
最初はポツポツだったお客は数か月後には満席&予約の電話が入るように毎日忙しくなった
厨房は元旦那、ホールは私と両親でローテンションで休憩とりつつまわしてた
本店が休みの日は料理長が手伝いに来てくれたりしてうれしかった。
お店の規模が今のままでは足りないことになってきたので改装して大きくしようということになった
24席から50~60席にして従業員もキッチンを元旦那と後1.2人で回そうということもあり改装&準備を始めた
(元旦那は反対でまだ早すぎる軌道に乗るまで数年やもっとかかると否定的でしたが両親が押し切りました)
此処からすべてが狂った
改装後の従業員の面接ということで19歳の男の子、Aを雇ったAは元旦那とは対照的で自信満々でポジティブで野心家
「いつか俺がこの店をデカくしますよ!本店は支店1号にしますかwww」などで私の親と盛り上がってた本店で支店で出す料理を勉強するときも
Aが周りの子がレベル高すぎてついていけくなりY店が出来てから来る その間修行してくる!といって来なくなったのだが
町で偶然会った時に「料理の修行中」「すげー褒められてる」と言っていたので嬉しくなりその後チョクチョク会うように 無欲な元旦那にくらべ
ポジティブなAに惹かれバイト後や休みの日に会うようになり男と女の関係になるまで時間は入らなかった
元旦那とは付き合ってた期間中 肉/体/関/係はありませんでした。不能とかでなくお互い仕事で疲れるので私が疲れてダウンしたり元旦那は仕事・仕事でした
今考えれば 自分の時間すら足りない意味は分かってましたがソレを利用して居たのが事実です、初めての彼女は私だったので どう接していいか困ってたくらいなので、
新装開店まで一週間を切りいよいよという所で買い出し中のバイトにホテルから出る所を見られてしまいました。
急いで店に行ったときは遅く午後から臨時休業の札があり両親と料理長が仁王立ち 元旦那は居なく
料理長には質問攻め 両親は顔面真っ青 アルバイト全員から軽蔑の目で見られ 暫らくしてから目を張らせた元旦那がフラフラでてきたので
事情を説明しようとしたら料理長にA呼べと言われ Aを呼びました暫らくしてからAがきて事情を説明
この時は私はAに心も体も許していたので Aと一緒になると口走り両親はAのポジティブ&野心家な部分は評価していたので私子がいいならと言うこと
Aも泣くような情けないヤツに私子は任せらんねぇ!とキッパリ言ってました、料理長に「帰れ」といわれ帰る際に元旦那が
「近いうちに引っ越すよ 今まで御免 本やレシピはコピーしたの送るから使ってね 初めて家族が出来ると思ってた」とポツリ
当時お花畑だった私は「籍入れてないから家族じゃないし、なれないよ。この先頑張って」と開き直ってしまいました
改装後はキッチンは私とA ホールは両親とバイトで配置を決め2日前に身内でオープン祝ってパーティーをしました
この時に前の行為で子供が出来き全員お花畑状態。
前日に試作を作ろうということになり前日朝にAに腕をふるって貰うはずでしたが開口一番「元はどれすっか?」と・・・・
全員ポカーンですよ彼の言う料理の修行とは冷凍をチンして早く出したりしてただけらしい(カラオケやファミレス)
褒められたのは出す速さで作業の速さではなく 味もバイト先に遊びにきたに友達に「うまいよコレw」と言われただけ・・・
こんなので開けれるわけなく引っ越し後の貰ったレシピを元にAに作るようにお願いしましたが全くダメ包丁も握れないAでした
ハサミ レンジしか使えない 家では親が料理してくれるらしく俺はわからないとのこと
急遽業務スーパーに冷凍のパスタやピザを使える資金で買いに行き、やっつけでアレンジして盛り直しをして当日に備えることに
(ホールのバイトの子はバックレました)
当日行列だけで午前が埋まっていたのでシェフが急遽働けない状態なのでと事情説明をしましたが「それでもいいよ元旦那によろしく」と
オープン当日 鳴り響くレンチン音、長髪金髪の帽子かぶらない男が自信ありげにだす冷凍料理 午後はクレームの嵐「冷たい」「音うるさい」
62席を半分潰し30席にしたのですが間に合わないし回らないどんどん客は消えていきました。
職場に凸してしまいましたがもちろんホールの案内係の子に返されました「これ以上、みんなを怒らせないでください」と
聞いたのか店にFAXがきて材料なども商品名が記載されたのが来たのですが 何回やっても同じ味にならない
両親も焦り半分つぶした客席にカラオケセットなどおいたのですが効果なし。借金が増え 子供が生まれたがAにやる気なし
今ではおばさんのたまり場になって酷い時は一日1万円行きません。借金も累計8桁後半になりA実家に援助頼んでお金がないで話にならない
最近妊娠してたことが発覚 途方に暮れ本店前を通ったら店名が変わっており外で客捌いてた新米らしき子に聞いたら元・副料理長がここの料理長になり
前の料理長は店長職になりホールでテキパキ働いてると 外から店内みたらあの時とメンバーは変わっておらず 厨房には長ーい帽子を付けた元旦那が
テキパキと料理を作ってるのが見え涙が出てきたら「大丈夫ですか?お知り合いがいられるのでしたら呼びますよ?」と言われ
押し問答してたら料理長(店長)が出てきた 最初は嫌な顔されたが近くの店で話をしてくれた。
スタッフの山が出来てて遠目にみたらB子が乳児抱いていてあの時のあのメンバーと見覚えの常連がが楽しそうに話してた。
小さい女の子も「パパー、パパー」と足に抱き着いてた…
ギャンギャン泣いてしまいAとの3歳になる子が急にどうでもよくなり両親も抜け殻みたいになりAは「俺はこれからよこれから」と話にならない。
まだ過去を清算し謝ってやり直せればという思いも込め 元旦那と書いてます、やり直したいです。
大人になると謝って済まないこと、どうあがいてもやり直せないことたくさんある。
傷つけられ、そこから立ち直り家族を持って幸せになった他人を
再び時間が止まったままの闇に引きずる事はできないよ。
自分が変わるしかない。諦める事が彼への一番の謝罪だよ。
過去の過ちとその反省をバネに前を向かないと。
狭い世界しかしらなそうだし視野が狭そう。
内容があまりに酷いので実は私はBでしたwwwとか言いそうな気もするけど…。
元彼でいいじゃん