どうしても吐き出しておきたい事なんで、スレ汚しスマソ。
もう2年も前の話です。俺には婚約者がいました。
就職後に飲み会で知り合った女の子で、
会った当時はお互い24歳でした。
初めから可愛いなって思ってて,
席が隣同士だったのがきっかけで仲良くなり、
付き合い始めました。
彼女を仮にM子とします。
M子は、性格はおとなしめで、
色白のやや小柄な体格をしていました。
だけど俗に言う”男性が好みそうな外見”でした。
俺が残業から疲れて帰ってくると、
料理を作って待っててくれてるような、
優しくて気立てのいい女の子でした。
お互い酒が好きなほうで,
デートの時にはよく居酒屋やBarに行き、楽しく飲んでたものでした。
M子は俺とするようになってから
初めて楽しかったと言ってました。
付き合って2年半の後、俺に異動の話があり
2年ほど地方の支社に行くことが決まったんですが、
「離れるのは辛くて嫌だ、
そんな辛い想いをするなら別れる方がいい」と、
M子が泣いていた時に、プロポーズをしました。
帰ってきたら必ず結婚しようと話した時の、
M子の泣いたような笑ったような顔を今でも覚えてます。
結納を済ませ転勤した後も、お互いマメに連絡を取り合い、
休みの時は飛行機に乗って会いに行ったものでした。
転勤から1年ちょっとほど経ったある日。
俺の兄夫婦のデキにくい原因が兄にあることが判明し、
俺も検査することになったんです。
結果は、俺も子供を作る能力がありませんでした。
自分の体の欠陥についてのショックも大きかったのですが、
M子と結婚しても
子供が出来ないといった事実が怖かったんです。
M子は子供好きな方で、M子の姉の子供の写真を見ながら、
「わたしにもかわいい赤ちゃんが出来るかなー」
と言ってたほどでした。
この事がM子に判ったら捨てられるかもしれないと思うと、
恐ろしくて仕方がありませんでした
しかし黙っておく訳にもいかず、
本来帰る予定の無いその週の週末に、
急遽M子の所に帰りました。
普通なら前もって連絡を入れてから帰るところなんですが、
M子と話すのがまだ怖かったので、
何も伝えないままの帰郷でした。
M子の部屋の明かりは点いていません。
携帯に電話したけどつながりませんでした。
ドアにも鍵がかかっており、どうやら外出してるようでした。
このとき、俺の元いた部屋は転勤の際に解約しており、
帰郷の時はM子の部屋に泊まっていたため、
彼女が帰ってくるまで居場所がありません。
(合鍵は持っておらず、
俺の実家は遠いためわざわざ帰る気がしませんでした)
しかたなく、近くの繁華街に行き軽く食事をした後、
馴染みのBarに行って暇を潰すことにしました。
Barの入り口まであと10数メートルまで来たところです。
入り口から見馴れた人物が出てきました。
M子でした。
思わず声をかけようとしたところ、M子の隣に男がいました。
俺の見覚えのあるヤツで、同期入社したSでした。
転勤の前はたまに一緒に飲みに行ってる友達で、
既に結婚し子供も一人いました。
M子とSは、俺を介しての顔見知りであり、
たまに3人で食事をしてた程度の知り合いだったんです。
二人はBarから出てくるなり、
腕を絡ませて身体をくっつけあいながら、
俺の居た所とは別の方向へ歩いて行きました。
その姿は、どうみたって恋人同士の様でした。
俺は、暫く体が固まった様に動けませんでした。
なんだこれ?なんでM子がSと一緒にいるの?
二人を見失いそうになった俺は,
ようやく慌てて二人の後を追いました。
追いながら、嫌な予感が一杯でした。
二人が歩いていく方向は、M子の部屋があるマンションです。
後をつけていた時の俺の顔、たぶん凄い顔してたと思います。
すれ違う通行人が、ギョッとした顔をしてましたから。
今日はたまたま一緒に飲みに行って、
M子は酔っ払っていると抱きついたりする癖があるから、
今はただ酔っているだけなんだ。
だけど違ってたらどうしよう、
まさか浮気、不倫じゃないだろうな?
いつから?もう一線を越えちゃってるのか?
俺がいない間にいつのまに?
そんな事が頭の中を駆け巡ってました。
追いながら,俺は二人に声を掛けることが出来ませんでした。
今でも考えると情けないんですが、
多分二人を追ってる俺に気付かれる事が凄く怖かったんです。
二人はM子のマンションの前まで来た後、
立ち止まり小声で何か話している様でした。
何か喋っているのは聞こえますが、内容までは判りませんでした。
別れの挨拶だよな、
このあと「また明日」って言って、帰るんだよな。
そう考えながら心臓がバクバク鳴ってました。
嫌な汗が体から出ていました。
しかしその後の光景は、思った以上に衝撃的でした。
ぎゅーっと激しくハグしたのです。
かなり激しいものでした。
軽い挨拶程度のものじゃありませんでした。
吐息がM子から聞こえてきました。
Sは片手でM子に触りつつ、
もう片方の手でもM子を触っていました。
二人はマンションの中へ入って行きました。
M子が自分でSの手を取って、です。
その間、俺は身動き一つ取れずに固まったままでした。
その時、俺の携帯にM子から着信が入りました。
M子
「もしもし、わたしだけど。
Kちゃん(俺の名前)、今日電話した?」
俺
「う…、うん。」
M子
「ごめんね、電話とれなくって。
職場の友達と一緒に食事してたの。ちょっと気付かなくって」
俺
「そうなんだ…」
M子
「もう家に帰ってきて、これから寝るからね。
じゃあ、おやすみなさい」
俺
「あ、ちょっと…」
M子
「きゃっ…、あっ、なに?」
M子のどこかうろたえた様な声が聞こえました。
明らかに、何かされていそうな感じでした。
何でハグしてたんだって聞きたかった。
しかし、頭と口がまるで繋がってないかのように、
俺の口から出たのは、
本当につまらないありふれた事だけでした。
俺
「どうしたの?具合でも悪い?」
M子
「な…、なんでも無い…。うん、また電話するね。」
電話がきれました。
もう、その時既に俺は錯乱していたと思います。
傍から見ると、下着泥棒か痴漢としか見えない様な感じで、
マンションの塀を乗り越えて、
一階にあるM子の部屋の窓を覗きに行ったんですから。
明かりが点いているM子の部屋の窓には、
もちろんカーテンがしてありましたが、
カーテンの隙間から中の様子を見ることができました。
そこで見えたのは、
名状しがたい姿のSとM子でした。
ふらふらと塀を乗り越えた後、
俺は二人が最初に出てきたBarに行ってました。
その場に乗り込んで二人に詰め寄る勇気など、
その時の俺にはありませんでした。
マスターに二人がここから出てきたのを見たと伝えると、
マスターは店が終わって他に客がいなくなった後、
いろいろ話してくれました。
俺が転勤になった後、しばらくしてから
M子がSと一緒にここに来るようになった事、
来るたびに親密さが増していってた事、
酔ったM子が、Sと何度も抱き合ったりしていた事、
たまに俺とM子が二人で来ることがあったが、
その2、3日後には必ずと言っていいほどSと来ていた事、
等でした。
俺は呆然と、俺の知らない間に
ずっとM子とSは今日の様な事を繰り返していたのかと、
改めて理解しました。
M子もSも何考えてんだ?
俺って馬鹿にされてるのかな、
それとも、もう眼中にも無いのかなって思うと、
また涙が滲んできました。
マスター曰く、普段俺と来ているこの店でデートすると、
二人とも燃えるらしいとの事でした。
マスターは、転勤前に嬉しそうに婚約指輪を見せながら、
M子との婚約を伝えていた俺が可哀相で
なかなか言い出せなかったそうで、
それを聞いた後、また俺は泣きました。
二十歳台半ばにもなった男が人前でえぐえぐ泣いているのは、
かなり見苦しかったと思います。
その後Barを出ましたが、
二人が寝ているM子の部屋に帰る事も出来ず、
その晩は近くのビジネスホテルに泊まりました。
結局、一睡もできないまま朝になりました。
夢や幻覚なら良いのにな…と思いつつ、
俺はM子のマンションへと向かいました。
M子と一緒に出てきたSの姿でした。
別れ際に、二人は軽くハグをしていました。
ああ…、現実なんだなー…
ホント、その時の気持ちと言えば、
怒りとか悔しいとか情けない等はとっくに通り越していて、
ただ哀しい、それだけでした。
名残惜しそうにSに手を振っているM子の姿が、
まるで他人の様でした。
これが、ただ単に
SがM子の部屋から出てきた所を見ただけだったら、
その場で二人を問い詰める事も出来たんだろうけど、
その前の晩に強烈な浮気の現場を見てしまった後では
声をかける事も出来ませんでした。
結局、その日はM子と会うことなく、仕事先に帰りました。
会社の上司から休めと言われたほど憔悴していたようでした。
M子からは、
普段と変わらない様子で電話がかかって来ていました。
その日にあった事、今日何を食べたかなどの、
他愛も無い話です。
以前は、何でも無い事でもすごく楽しかった会話が、
あの時からは苦痛で仕方ありませんでした。
会話の度に、またSと会ったのか、
ひょっとしたら今一緒にいて、
行為しながら話してるんじゃないかと、
考えたくも無い妄想で気が狂いそうでした。
M子からは、俺がかなり気の無い
生返事をしていたように聞こえたんでしょうね。
「ねえ、ホントに聞いてる?」
と訊かれた事が、何回もありました。
そう言うこともあって、
M子は俺の様子がおかしいと感づいてきたんだろうと思います。
M子がこんな事を訊いてきました。
M子
「ねえKちゃん、最近なにか様子が変じゃない?」
俺
「ん?そうかな?」
M子
「何か電話しても楽しそうじゃないし、
Kちゃんから電話してくれてないし」
俺
「…そんな事無いよ…」
M子
「…ひょっとして、浮気してない?」
俺
「…………」
どんな神経してるんだ?そんな女だったっけ?
それとも、前からそうだっただけで、
俺が気付いてなかっただけなのか?
何も言えなくて俺が黙っていると、
M子が心配そうな声で言いました。
M子
「まさか…ひょっとして?」
俺
「そんなわけ無いだろ。」
M子
「ほんとにー?」
俺
「俺は、 絶対、 浮気なんか、 しない。」
思わず激発しそうになるのを押さえる事が精一杯でした。
そうとは知らず気を良くしたM子は、
こんな事を言ったんです。
「今日は、大切な話しがあるの」
俺
「ん?何だよ?」
M子
「最近、予定日になっても月のものが来なくて、
病院に行って来たんだけど…今、二ヶ月だって」
……………
…………
………。
M子は、本当に嬉しそうに言いました。
M子
「このまえKちゃんが帰ってきたとき、
回避しなかったよね、その時かなぁ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二ヶ月?
俺の?
M子
「結婚と順序が逆になっちゃったけど、これを機に……」
M子が何か嬉しそうにしゃべってるけど、
途中から全く話しの内容がわかりませんでした。
俺
「……本当に?」
俺、多分、この時は全くの無表情だったと思います。
自分の声が、遠い全然別の所から響いているのを
聞いてるような感じでした。
M子
「う、うん」
じゃあ、誰の?
どう考えてもSだよな。
あいつ、子供が二人になるのか。
そりゃ大変だ。
M子とSの子供なのに、M子は俺の子供って言ってるし。
……………
M子は、くすくす笑いながら言いました。
M子
「嬉しい、あたしとKちゃんの、赤ちゃんが・・・・・・・・・・・・」
この時からだと思います。俺、何か壊れちゃいました。
「あーははははははっ、あははははははは」
突然、俺は笑い出したんです。
M子
「ちょ、ちょっと、Kちゃんどうしたの?」
あまりの俺の狂笑っぷりに、M子はうろたえてました。
俺
「あーーーっはっはっはっははははは、
あーははははははははっ」
笑いながら、泣いてました。
ひとしきり笑い泣きした後、
M子にまともに返事をしないまま電話を切りました。
涙でグシャグシャになった顔を洗うため洗面台に行き、
そこで俺の顔を改めて見たんですが、
まるっきり逝っちゃった顔でした。
その顔を見て、また笑ってました。
戻ってくると、携帯に着信とメールが入ってました。
M子からでした。
“笑うなんてひどいです。信じられません”
こっちが信じられないっつーの、と、
一人で携帯のメールにツッコミを入れて、
また一人で笑って泣いてました。
M子とSの関係について調べてもらうためです。
あと、前に検査した病院で、診断書も書いてもらいました。
あれから、何度かM子から
携帯に電話やメールが入ってきましたが、
全て相手にしませんでした。
俺以外の子供の妊娠を告げられたあの日から、
俺のM子に対する気持ちが
全く別のモノに置き換わっていました。
それから1週間もしないうちに、
M子の両親から連絡がありました。
妊娠の事実を伝えた時と
その後の俺の態度に、M子が酷く傷ついている、
どういう事か説明して欲しい、との事でした。
俺は、来週末に帰郷するので
その時会ってお話しましょうと言って電話をきりました。
俺と最後に電話で話した後、
M子は頻繁にSと会っていたようでした。
二人で路上でハグしているところや、
一緒にM子の部屋に入るところ、
宿泊施設に入り、そして出てくる写真も同封されてました。
妻子持ちのSは毎日M子と会うわけにもいかず、
3日のうち2日はM子と会えない日があったようですが、
その日に限ってM子は俺の携帯に電話していました。
SがM子と会わなかった日と、
M子からの着信があった日を比べると、丸わかりでした。
それを思うと、M子も寂しかったのかなとも考えましたが、
同情や、可哀相という気持ちは全く起こりませんでした。
M子及びM子の両親と待ち合わせしました。
久しぶりの再会でした。
M子にとっては3ヶ月振り、
俺にとっては1ヶ月振りの再会でしたが、
俺の顔を見るなりM子が詰め寄ってきました。
今まで可愛いと思っていたM子の顔は、
怒った顔のせいか、ひどく歪んで見えました。
M子って、こんな顔だったっけ……と、
まるで他人の様にしか思えませんでした。
M子
「今日は、どういう事かちゃんと説明してもらうからね!」
M子の両親の顔も、M子からは何を聞いたのかは
大体予想はつきますって言うほど、険しい表情でした。
まず、彼女の父親が口火を切りました。
娘が妊娠した事が気に入らないのか、
娘を本当に大事にしてくれているのか、
真剣に結婚する気があるのか、等など。
M子は俯いたまま、時々上目使いで俺を見てました。
言いたい事があれば、
自分で言えばいいのに……と、俺は半ば呆れていました。
そうだな、冷静になって考えてみれば、
こいつも色々欠点あるんだよな、
妙にガキっぽいところとか、親離れできてないところとか、
自分の世界に酔いやすい事とか。
好きだった頃は、そんな事も長所に見えてたんだな。
などと考えながら相手の話に生返事を返していたとき、
M子が目に涙を潤ませながら言いました。
M子
「今のまんまのKちゃんじゃ、あたし信じられない。
このままじゃあたし、婚約を解消して、
Kちゃんとの子供をころさなきゃいけなくなっちゃうのよ」
………………
俺との子供・・・・・・・・・・・・ねえ。
中身の内容が判るように広げました。
診断書です。
三人は最初、文面の内容が良く分からなかったようで、
怪訝そうな顔で俺を見ていました。
初めに気付いたのは、M子の母親でした。
母親
「・・・・・・デキにくい体質?・・・・・・」
そして、父親がM子の方へ振り向きました。
M子
「え?」
父親
「M子、それ、誰の子だ?」
M子
「な、なに?Kちゃんの子に、」
ここでようやくM子も状況を把握し始めた様でした。
M子の顔色が、見る間に蒼白となりました。
「あんた、駄目でしょ!!」
母親もM子同様、顔面蒼白でした。
M子は顔と両手が痙攣しているかの様に、
わなわなと戦慄していました。
父親
「誰の子供だって!?」
父親が顔色を真っ赤にして
M子に怒鳴るように問い詰めたところで、
俺はもう一つの封筒を差し出しました。
今度はちょっと厚めの封筒で、
興信所からの報告書及び写真のコピーをまとめたものです。
封筒の中から、M子とSが二人でいちゃついて写ってる写真を
何枚か取り出しました。
写真を見るなり、M子はのどが詰まったような声を上げ、
写真と俺をきょろきょろと見つめていました。
M子の両親は、写真と報告書を
ひったくるような勢いで受け取ると、
俺の事には目もくれずに読み出しました。
M子は、何か訳の解らないような物を見ているような目で
俺を見つめているだけでした。
俺は喫茶店から出て行きました。
扉が閉まったあと、店の中からM子のわめき声と、
テーブルがひっくり返るような騒音が聞こえました。
その後、早速飛行機で仕事場へと帰りました。
しばらくは、自宅に携帯に
やたら多くの電話がかかってきましたが、
会社関係以外の電話は取りませんでした。
メールも次々と入ってくるため、
すぐに携帯番号とメールアドレスを変更しました。
実家から連絡がありました。
M子の両親が直接俺の実家に来て、事の経過を全て話し、
土下座をして謝りながら婚約解消を告げたことでした。
それから更に2ヶ月後。
仕事を終えて部屋に帰ってくると、入り口にM子が居ました。
M子はかなり痩せてました。頬がげっそりとこけてました。
俺と目が合うと、M子は「久しぶり…」と言いましたが、
無視して部屋に入りました。
その後、2時間経ってもM子はドアの前に立っていたので、
部屋の中へ入れました。
M子はかなり口篭もりながら、以下のような事を話しました。
俺の転勤が決まって寂しかった事、Sに相談に行ったら、
食事がてら飲みに行きその場で口説かれ、
酔いにまかせて行為してしまった事、
寂しさと俺を裏切っている後ろめたさとSの技術が良かった為か、
Sとの行為にはまった事、
Sは結婚していてお互い割り切った関係だったから、
俺とは遠慮があって出来なかった行為も躊躇い無くやれた事、
Sとはあくまで遊びで、
本当に愛しているのは俺のほうだと言うこと、
俺が帰ってきたら、
Sとの関係は清算して俺と結婚するつもりだったなど、
自分に都合の良い話しばかりでした。
聞いてて吐き気と頭痛がひどかったけど、
俺はどうしてSとの子供を俺の子にしようとしたのかと聞きました。
M子は、あの時はまだ俺のデキにくい体質について何も知らず、
本気で俺との間に出来た子供だと思っていたようでした。
Sとの子供だと判った途端すごく嫌になり、
間も無くおろしたと言いました。
平気で人殺しができるヤツなんだと思うと、
M子の事が薄気味悪く思えてきました。
M子はもう一度やり直したいと言いましたが、
俺は咄嗟にもう別に好きな人がいて付き合っていると嘘をつき、
こんな酷い女だとは思わなかったと言いました。
その途端、M子はボロボロと涙を流しながら
「許して、嫌わないで」と縋り付いてきましたが、
俺は「さよなら」と言ってM子を振りほどき、
部屋から追い出しました。
最後のM子の表情、
青ざめた顔色で大きく目を見開き、口は半開きでした。
その後、何度もインターホンが鳴りましたが、
相手にしませんでした。
何回か部屋の前で待っているM子を見ましたが、
その場で会社に戻って寝てました。
別の部屋に引越した後、M子が来ることは無くなりました。
Sは、M子との不倫が奥さんにばれて、間も無く離婚しました。
M子との破局と同時期に、
俺が興信所の調査結果をSの家に送りつけたんですけどね。
満足に自分の子供にも会うことが出来なくなり、
かなり高い慰謝料を請求されたようです。
しばらく経って、俺が元居た本社に復帰した時は、
Sは既に退職してました。
その後のSの消息は知りません。
ひどい鬱状態になり、何回か入院したそうです。
今更ですが、この一件で
俺を含めて関係者の人生が狂ったんだと思うと、
自分の行動を後悔することもあります。
俺は、それから特に恋人も無く、一人のままです。
たまに夢でM子とSの行為を見ることがあり、
うなされながらも悶々としている事があります。
これで終わりです。
ヘタクソな長文につきあっていただいて、
ありがとうございました。
うまく表現できんけど、
とにかく深い深い気持ちになりました。
ひどい字面になりました。
お目汚し、失礼しました。
Res本当に感謝です。
幸せは色んなところに、色んな形で転がってる。
強い前向きな意思を持って、頑張れ。
アリガ㌧
380氏が気にすることはない。
Sに慰謝料を請求すればよかったのに。
俺、本当に卑怯なヤシなんです。
Sの奥さんと子供には何の咎も無かったのに、
俺の復讐心だけで家庭を壊してしまいました。
Sの事が許せなかったとしても、
奥さんと子供さんの家庭を壊す権利や資格なんて無かった。
「あんな事、知らなかったらよかった」と言う、
Sの奥さんの言葉が耳から離れません。
俺自身の罪悪感と嫌悪で、慰謝料請求なんて出来ませんでした。
離婚したわけだし、そこまでやると面倒も多いし、
逆恨みも怖いしね。
君が、罪悪感をもつ必要はまったくない。
結婚してるのに、遊ぼうとしたSが悪いんだから。
奥さんが恨むのは亭主であって、あなたではない。
Sだって、M子と君の結婚を
台無しにする権利はないはずなのにそれをした。
知っててやったんだがら罪は重いよ。
街で偶然出会ったわけではないしね。
結局、結婚しても、いつかはそんな事件がおきたと思う。
M子はそんな女だよ。
避妊に関してもルーズだったわけだし。
380氏はあたらしい人生を歩めがいいよ。
結婚したり、子が生まれたりする前に、別れられたのは、
君のマジメさを見て、神様がM子に天罰をくだしたんだよ。
きっといい女が現れるよ。がんがれ。
理解のある嫁さんに出会った俺が通りますよ。
実際に間男と汚嫁に、
なめられてるってわかってるだろ?
気団の以前の連中は良いこと言ってると思うよ。
この場で許してしまうのは簡単だが
後は自分がやりきれなかった事を
後悔し続けることになると思う。
先ずは汚嫁と間男に制裁をガッツリとしたほうがいい。
その上で嫁との気持ちが残っていたら再構築を、
でなければ元嫁を切り飛ばして
新しい人生を進んだ方が良いと思う。
>>642のカキコが凄い・・・説得力が
>婚約者に浮気された
kwsk
浮気した婚約者と
理解のある奥さんとの出会いについてkwsk!
信じてもらえんと思うが、婚約者M子の作者なんだわ。
嫁さんはM子を紹介してもらった
コンパの女性側の幹事なんだが、
俺の一連の顛末を聞いた上で、
その二年後に求婚してOKをもらった。
子供については絶望的だが、親族一同仲良くやってます。
スレ違いだからこの場で失礼。
マジかい?
今幸せならよかった。
おまいに幸あれかし
お疲れ様&おめでとう
幸せは、来るべき人の元へ来る
幸せつかめて、オラ嬉しいぞ。
乙
幸せそうで何よりだな
ご自身が幸せを掴むまで経緯を是非!!
もう、お互い過去の話で思い出になっとりますが。
嫁さんからは、
「あんたネットで自分の過去をさらさんでも…」
とあきられてました。
M子は結婚以前に何度か嫁さんを介して
俺に連絡を取ろうとしてた様ですが、
嫁さんからブロックしてたようです。
今は転職しているらしいとの事でした。
その上、幸せになってるなって、良かったな。
あれ読んでものすごくやるせない気分になったし
他人事ながらも書いた奴のその後が気になっていた一人だが・・
幸せそうでマジで良かった。
理解ある嫁さんとお幸せに!!!
目から変な汗が
良かった!本当に良かったですね!
奥さんとお幸せに!
嫁さんとM子は短大からの友人で、
嫁さんと俺は同じ職場で働いてました。
M子と嫁さんは最初から知り合いだったそうで、
嫁さんのツテでM子を紹介してもらったのが切っ掛けでした。
嫁は、俺とM子とつき合いだした頃は
別に意識してなかったそうですが、
俺とM子が別れた経緯を聞いた時点で
他人事じゃないと思ったらしく、
俺が本社に戻って再会した後仲が深まりました。
いや、逆に良いんだよ。
禍福は糾える縄の如しの例としてな。
子供はころしたって書いてた
ちゃう!間男の
間男とM子の子供はころした
間男とその嫁の子供は知らん
普通に嫁に引き取られて実家に帰ったんじゃね?
そこはそれ。どうかお幸せに。
お子さんと一緒に。
「いろいろ有ったが、元気にやってるそうだよ」
と、元S夫婦の仲人をした部長から聞きました。
そうかSの元奥さんも幸せか、そこも引っかかってたんだ。
嬉しいよ、幸せになれて。
でも、ばれない裏切りは数知れず。
そういうのはどうなるの?
いい人と出会えてよかったな。
嫁さんとの結婚が決まる直前に、嫁さんから深刻な顔で
「M子が会いたいって言ってるんだけど」と相談がありました。
二人で直接会いに行って、結婚の事を話しました。
M子は微妙な顔をしながら「おめでとう」って言ってたけど、
嫁さんがキレてました。
現奥様との恋愛経緯をもっとkwsk
嫁さんもデキにくい体質で…
後は勘弁してください
M子はそこそこで社会復帰したんだっけ確か?
嫁さんの切れっぷりの詳細の方を教えて欲しい
三者面談の際、嫁さんが冷静な顔で
「今までお疲れさま。けど、私がこの人と結婚するから」
と言った事を今でも覚えてる。
兄ちゃんはどうしてる?
兄貴の治療は余地があったようで、
昨年第一子が誕生しとります。
バーのマスターは、年賀状が来る程度です。
あれから行けません。
おお、にーちゃん子供出来たんか!おめでとう。
お前さんも幸せにな。
苦しくても、
後で必ず笑い話になる時が来る事を願ってます。
他の方も、事の顛末が終わった時の
その先も見据えて頑張ってください。
713:名無しさん@お腹いっぱい。 2007/04/18(水) 02:20:59
嫁さんと末永く幸せにな
いろいろあったけど、本当に幸せそうでよかった。
ぜんぜん知らない人だけど、本当のおめでとうといいたい。