127
:嫁2011/12/02(金) 02:38:36.38 ID:ZUMRgH790ちょっと様態が落ち着いてきた。
ひょっとして、だいじょうぶなんじゃない?
って感じで。
呼ばなかった理由は、点滴打って苦しんでる姿を人に見られたくなかったかららしい。
点滴打ってグッテリしてるところに人が来ても相手に出来ない。
だから、来てもらいたくない。
そんな理由で呼ばなかったし、誰一人として見舞いにもこなかった。
それが、だんなちゃんが死ぬかも知れないって連絡したらみんな今から向かうって
すごくうれしかった。
みんなしんぱいしてくれてたんだって。そうおもった。
ご家族(娘さんと奥様のご両親)来院
軽度の痙攣出現
医師の指示にて静注施行
落ち着いてきたかなぁとおもったら、だんなちゃんの呼吸がまた荒くなってきた。
少しだけ痙攣も始まってきていた。
あたしは、ずっとシャレになんねーとか、たいがいにしとけよ。
とか言い続けて、だんなちゃんのほっぺをピチピチ叩いていた。
そんな中、一番初めに病院についたのは娘とあたしのの両親だった。
「おーい。だんなちゃんなにしてんだぁー。大丈夫かぁ?おきろよぉ」
肩をポンポンと叩いた。おとうさんが話しかけて、「大丈夫かぁ」
っていうと痙攣が治まりちょっと落ち着いてきた。
さすがうちのおとうさん!
だんなちゃんはなぜかよくわかんないけど、あたしのお父さんが大好きなのだ。
あんないいおとうさんはいないよ。うちのくそ親父とはまったく違う。
「かあちゃんのおとうさんが、ぼくの本当のおとうさんです。」とまで言い放つほど大好き。
そんな大好きなお父さんの声を聞いて安心したのかな。とおもった。
はじめのうちは頭抑えてものすごく痛がっていたけど
今はそんな様子もない。すごく落ち着いている。
あたしは、意識がないだんなちゃんにむかって
「だんなちゃんしっかりしてよ」ってほっぺをペチペチたたく。
息が浅くなるとほっぺをたたく。大いびきのような呼吸が返ってくる。
ちょっと安心する。また息が浅くなる。しっかりしろよーってほっぺたたく。
大いびきのような呼吸が返ってくる。それの繰り返し。
痙攣後に意識レベル低下と
血液検査では肝機能増悪あるも電解質異常なし
炎症反応は上昇ある
痙攣終了後は比較的安定したとのこと
手術終了し訪室すると軽度の痙攣あり
除脳硬直のよう
痙攣改前後も意識レベルの改善なし
HR200前後の頻脈 血圧は保たれている
少しねむくなってきちゃった。
今日はもう、ねることにします。
また、明日の夜きます。
おやすみなさい
明日また続き書いてくれたら、AA貼る!今日もお仕事頑張って!
頑張って書いてください
待ってます
旦那はずっと側に嫁ちゃんがいてくれて幸せ者だね。私にはこんなに思ってくれる人いないわ。
苦労にならないって最大の愛じゃないか。ラスト書く前に旦那さんとの馴れ初め教えて!!
3行にまとめろよ
>135
娘の「ヨメルヨ」発言でスレ立てようとしてた時はわりとまじめに考えてたよ。
どんなスレタイにするか?それとも伸びてるスレにもぐりこませるべきか、
どれが一番盛り上がるだろうか、スレのばしてぇぇぇえ。。。ってw一人で妄想して楽しんでたよ。
AA貼ってください。楽しみにしてます。
>136
あたしの家庭はそんなにすばらしくないぞ。ただほんの少しだけ相手に気を使って顔色うかがってただけ。
今日は機嫌が悪るそうだからそっとしとこう。とか、今日はひとりでゲーム盛り上がってるから娘とでかけるかとか。
そんな感じです。何をするにも一声かけてから買ったり、出かけたりしてた。
ただそれだけだ。
>137
勉強しろよ。うちの小5娘に「そんなんじゃ勉強わからなくなるよ」って説教されるぞ。
>138
馴れ初め・・・彼女いない暦=年齢のだんなちゃんだったけどいいのかなぁ?
アンダーグラウンドだったころは
電車男以降
まとめサイトで十分
勉強してください。「いまやらないとあとが大変」て小5の娘に説教されるぞ。
見てくれてありがとう。
のんびりだけど、続きがんばって書いていく。
おとうさん「お前叩きすぎだわ、叩くのやめてやれよ。もう少しそっとしてやれよ」って
嫁「だって、叩くのやめるとこいつ、息してるかどうかわかんないんだもん。
叩くといびきみたいなのかくよ。こんなやつ叩いてやればいいんだわ。
オイ。コラ、おい。しっかりしろやぁ」
叩くのやめるとだんなちゃんの息がほんとに止まってしまいそうで、
あたしはずっとほっぺを叩き続けてた。
ガンで死ぬパターンは二つある。痛みで苦しんで死ぬか、
直接ダメージを受けることなく普通に死ぬか。きっとじいちゃんは痛みを伴うことなくなくなったんだと思う。
脈拍40台
ご本人のお母さんも来院されている
自発呼吸は見られなくなっている
だんなちゃんのおかあさんが病院にやってきた。
だんなちゃんのベットの脇にかけよって肩をさすりながら
「だんなちゃん、だんなちゃん、どうしたの何があったの?昼間は元気だったじゃない
結婚記念日だねって言ったら、あんた、かあさんに言われなくてもしっとるわぁって言ってたじゃん
だんなちゃん、だんなちゃんだんなちゃんだんなちゃん」
「ごめん、病院間違えてた。いまからそっち向かう」
だんなちゃんの通っていた病院は同じような名前の病院がもうひとつある。
そっちに友達は行ってたみたいだ。
「わかりました」
あたしはそうメールするのがせいいっぱいだった。
友達「着いた。どこからはいればいいかな」
嫁「うらぐちから びょうしつきて」
あたしはだんなちゃんの容態が急変してからはひらがなでメールを返信するのがやっとだった。
友達とのメールはすべてひらがなだった
「いしきがない
かぞくよべ
そのまま意識がもどらないかも
結婚記念日が命日になるかも
しんてんおーぷんは葬式でむり」
電報のようなメールを送っていた。
時々漢字が打てたのは一文字打つと変換できるやつばっかだった。
「こんな時にメールが来るとか。あー、もうやだ。
なんで電話にせんのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ
メールなんてしてる場合じゃないんだよこっちわぁぁぁぁ
いいかげんにしろぉ」
ほんとにメールがうっとおしかった。
あたしの知り合いにちょっと口の悪いやつがいる。
そいつがだんなちゃんの足をバシッと叩いた。
「おい、だんなちゃんなにやっとんだって。早く起きんかぁ、
おまえ、娘の成人式まで生きとるんじゃなかったんかて。
おいて、起きなかんだろぉ。寝とる場合じゃないのは自分でわかっとんだろぉ
きいとんのかてぇ」
もう少し気合入れていきろや」
またあしをバシッて叩いた。
「また、スノボ行くぞって言ってただろ。今年スノボシーズンはじまったばっかりだぞ
また、お前の顔面スリップして、半分ゾンビで半分普通の顔ってやつ。アレやってくれよ。
あれは最高だったぞ」
「だんなちゃん、仕事復帰したいって言ってただろ?こんなんじゃだめだろ?」
みんないろいろな言葉でだんなちゃんをはげましてくれた。
ガンになって、何度も入退院をくりかえして、
つらいとこ見せたくないからって
今まで知り合いを誰も呼んだことのないだんなちゃんの周りに
今はほんとにたくさんの友達がいる
だんなちゃんはこんなにみんなから慕われて、愛されて。
もう、こんな夜中なのに急いで駆けつけてくれて。
あたしは今までだんなちゃんの何をみてきたのだろうかって。
もう少し早く、だんなちゃんがまだしゃべれてる間に。
あたしはこの人たちとだんなちゃんを合わせなかったんだろうかって。
そう思った。
だんなちゃんを強引に引っ張ってでも。
計画していた生前葬をやるべきだったと後悔した。
モニター上波形フラット確認
あたしはだんなちゃんの胸をドンてたたいた。
ピコンて音がした。
また、ドンてむねを叩いた。
ピコンて音がする。
嫁「だんなちゃん?だんなちゃん?だんなちゃん?どうしたの?
先生、だんなちゃんの様子がなんかおかしいよ」
あたしはだんなちゃんの胸をドンてたたいた。
主「もうちょっと前から自分で呼吸はしてないです。」
嫁「ど、どうしたらいいの?先生、アレやってよ。あれ、ドラマとかでやるやつ
とりあえず、呼吸させてよ。」
主「今のだんなちゃんのからだではとてもたえられません、
耐えられなくてあばら骨が折れます」
あたしはやってもらう決心をした。
主「それをやるとだんなちゃんの体にいっぱい機材をつけて呼吸をしてもらうことになる。
一度部屋を出てもらわなければならなくなる。
もう、近くで最後のお別れを言うことはできなくなっちゃう。
やったとしても、もう意識は戻りません。」
嫁「どうすれば、どうすればいいんだろ」
すると、ぽつりぽつりと主治医が話し始めた。
主「だんなちゃんとも最後の時の話をしていました。最後どうしてほしいのか?
延命治療するのかどうかって」
あたしは話を黙って聞いていた。
主「最後の最後までだんちゃんは悩んで、考えていました。」
嫁「その答えはでましたか?」
主「答えは出ていません。
でも、奥さんのことをいつも一番に考えていました。」
自分が最後の時まで全部わたしに振りやがった。
それは、オレの最後はかあちゃんの好きにしていいよ。
ってことじゃねぇかよっ。
あたしの事なんて考えてんじゃねぇよっ
じぶんの最後の時ぐらい自分で決めやがれってんだよ。
そんなこと言ったら、あんた、どうなると思ってんだよっ。
そんな風に言われたら
あんたのがどうしてほしいのか考えるに決まってんじゃんか。
あんたが最後どんな風に死にたかったか。
他の誰よりもあたしが知ってんだよ。
かあちゃんがずっと側にいてくれて。
息がなくなるその時までずっと側にいてくれて。
かあちゃんの側で
オレはくるしむことなく眠るように死ぬの。
そうだなぁ。死ぬ前に
かあちゃんの作ったおいしいご飯が食べれたら最高だなぁ
「わかりました。もう大丈夫です」
そういった。
ご家族、ご友人が揃われた為
主治医にて死亡を確認する
主「あと他にだんなちゃんにお別れをいいたい人はきますか?」
主治医の先生がそういった。
だんなちゃんのおかあさんが
「あと、弟夫婦がきます。」そういった。
主治医の先生は「では、その弟夫婦が揃うまで待ちましょう」
この時にはもう、みんな泣いていた。
泣いてないのはたぶんあたしだけだったと思う。
うっすら涙は出るが泣けないのだ。
だんなちゃんが、最後まであたしの事を考えてくれてたことがうれしくて。
だんなちゃんは遺言のようなものは残さなかった。
全部、何もかもやりっぱなしで亡くなった。
ただ、自分が望むような生き方をして、自分が思っていた死に方だけは出来た。
あたしも死ぬ時までずっとそばにいられてよかった。
遺言をあたしたちに残したものと勘違いしてた。
2chにのこしたやつですねぇ。
それは多分、余命宣告受けた時の話と一緒にしたほうが流れ的にいいやもしれん。
だんなちゃんのおかあさんが「これでみんな揃いました」そういった。
あたしが「先生、もういいよ。」
そういうと主治医の先生はだんなちゃんの手首を握った。
主「11時33分確認しました」
あたしはちょっとクスッとなった。
うぁつ。あと11分早かったら11月22日11時22分とゴロがよかったのに。
そんなことを考えたら涙が止まった。
最後までほんとにこいつはあたしが泣くことを嫌うやつだなぁって。
かあちゃんに泣かれたらオレは本当にどうしていいかわからなくなる。
だから泣かないでくれって。
また、そう言ってるのか。こいつは。
徐々に呼吸が弱くなっていった
モニター上もHR低下した
ご家族・友人などが揃われてから死亡を確認した
23:33 多くのご家族・友人に見守られて永眠された。
祖父はもう、亡くなってしまったから、できないけど、ちゃんと、見てあげれば良かったって思う
ありがとう
続き頑張って。
あたしは、主治医の先生に何度も何度も
「だんなちゃんの顔、苦しそうじゃないよね?
あたし、死んだ人の顔って見たことないけど
先生ならわかるよね?苦しんでる顔にみえる?
いつものだんなちゃんのかおだよね?
そう言ってた。
主治医の先生も
すごく安らかな顔で眠っています。
安心してください。
そう言ってくれた。
だんなちゃんは若旦那のイメージだけど違うの?
うちのだんなちゃんはどっちかっていうと、リチャード・ギアににてる
見た目がほんとにいい人。でも本人の前でいい人っていうと怒られる。
何の特徴もない、どうでもいい人ってきこえるらしい。
あたしは看護婦さんにも
「死んだ人の顔って見たことないけど、苦しんでないよね?」
一人一人にそう聞いて回ってた。
だんなちゃんの
苦しむことなく、眠るように死にたい。
最後のその時の顔をみんなに確認してもらいたかった。
みんなに安らかに寝てるね。って
そういって貰いたかったのだ。
涙を誘う、小説のようなドラマのような、そんな日になってしまった。
彼女いない暦=年齢 うぶ暦=年齢だったうちのだんなと、
遊び女の結婚話なんだけど。。。(´Д`;)ヾ
いいのかなぁ。
きょうはもうねます。また明日来ます。おやすみなさい。
なんか羨ましい。二人は相思相愛なんだな。
子供はダメージ大丈夫?
また明日来るね
おやすみ〜
とりあえずお休みなさい、明日待ってます(`∀´)ノシ
だんなちゃんの遺言は、死んでも嫁ちゃんを愛してる
って感じかな。
これじゃ遺言にならないなぁ・・・(´Д`;)ヾ
何か言い決め台詞はないかねぇ
遺言を言葉っていう「形」として捉えるよりは、
感じるというように、「形をもたないもの」として捉えたほうがいいんじゃない?
遺言なくても感じれるじゃないか、
だんなちゃんが言いたかったことはさ。
帰ってまいりました。
子どもちゃんは結構平気みたい。
学校行かないと退屈すぎる。葬儀終わってすぐに学校行き始めた。
「とうちゃんいなくなってさみしくない?」
ってきいたら
「さみしいけど、、入院してると思えば平気。
かあちゃんいたらおいしいご飯が食べられるから大丈夫」
って。間違いなく、だんなちゃんの子どもです。
がん患者の子どもを産んだってとこと、余命宣告は間違いなく放送されるけどw
2ch的には、馴れ初めと、葬儀のがもりあがるやもしれん(´∀`)
遺言らしきものといったら、
オレが死んだあとは自由に生きていいよ。
かあちゃんまだ若いし、かわいいし、美人だから←目が腐っていたとしか思えない
すぐに再婚できるよ。でも、ちょっと心配だから○○ってやつ。
あいついい奴だから何かあったらあいつを頼りな。
なんとかしてくれるよ。きっと
そう言って次のやつ案内されたわ。
ほんとに、満足そうな顔してなくなった。
だれがみても、
こんなにしあわせそうな、わらって、今にも起きそうな顔で亡くなった顔そうそういないよって。
どうしたらこんな顔で死ねるんだろうねって。
みんなに言われた。
あの顔見たら不思議とありがとうという言葉しか出てこなかった
2011年11月22日です。
当時はミレニアム結婚とかいって、テレビでちょっとした結婚ブームが起きているっていってたなぁ。
結婚したいと思ったら、たまたまミレニアム結婚になっちゃった。
ちょうグダグダで「好きです。付き合ってください!」
とか、そんな告白もなかった。
とかはっきりいえないのよヽ(;´Д`)ノ
ただ1つはっきりしてるのは。
だんなちゃんが一人暮らししてるあたしの家に
ダ「この家にパソコン持ってきてもいい?」
嫁「パソコンならあたしの家にもあるよ」
ダ「あのパソコンじゃダメなんだよ」
そういってタワー型のくそでかいパソコンとモニター持ってきた。
そこから完全に家にいついた。
そんなとこでしょうか?
おやすみなさい。
なんか質問あったらカキカキしてくだされ。
答えられる範囲でこたえていくぞ
ではまったねー。
結婚なんて足枷増えるだけみたいなことが強がりなんやなって気づかされる。女子も入学できる男子校の学生な自分涙目。
おつ
只々 元気でいる事だけを望む。そして有難う。