暇つぶしに聞いてくれよ
よろしい、話せ。
生まれてからずっと一般人的な生活してたんだけど
高校2年の6月ごろ、俺はいじめの対象になった
うちの高校は偏差値50ぐらいのちょい頭悪いぐらいの高校
金髪ピアスみたいなDQNはいないけど、それなりにDQNはいた
俺をいじめてきたDQNはクラスの中心的なグループでいつも誰かをいじめていた
まぁそれが今回は俺ということだった
いじめの内容はクラス全員からの無視、かつあげ、暴力
先生に見られていないところでめちゃくちゃにやられた
それまで仲が良かった友達も簡単に俺を見捨てたww
そりゃいじめられてる奴と仲良くしたらお前らもいじめられるもんwwww
もう人間ってクズだよなwww
親は母親一人で、いじめられてるとは言えなかった
でも顔も殴られるようになって、隠しきれなくなった
親に相談したら一回学校を休んでみたらというとこだった
兄弟はいないの?
でもさ、人間一回楽しちゃうと楽な方にしか進まなくなっちゃうじゃん
んで俺は学校に行かなくなった
元々vipを見てたからエリートvipper気分wwwwうひゃww
最初はもういじめられることはないとウキウキだったが
次第に辛くなっていった
弟がいるけど仲は良くない
そのまま学校にいくことなく夏休みに入った
意味のない日々を過ごしていた俺はいつものようにvipに書き込みをしていた
そのとき見つけたのが深夜徘徊スレ
深夜徘徊に興味を持ち、自分もウロウロしてみることに
あるある
ぶっちゃけいじめの段階でこれが一番きつい
本当にそう
親に言ったとき、めちゃくちゃに泣いたwwww
適当に写真を撮りながら歩いていたが途中で飽きて
このまま学校行かなくなって卒業できなくなるのかなぁーとか
なんでDQNのせいで俺が人生をダメにしなきゃならないんだとかwww
すごくいろいろ考え始めた
朝学校行ったら椅子がマジでなかったwww
トイレにあったんだけど、そこまでして俺をいじめたいのかと思ったwww
>>34
俺は呆れて逆に何も感じなかった
んで色々考えながら自転車道的なところを歩いてたんだけど
なんか急に胸が苦しくなって
その場にしゃがみこんじゃったんだ
そしたら急に後ろから話しかけられた
急に後ろから話しかけられ、驚いて振り返ったら
そこにガチムチの坊主頭が立っていたwww
なんだこのでかさはwwww見るからに体育会系の兄ちゃん
俺「大丈夫でう・・うっ・・・」
学校のこと考えて辛くなったの優しく声かけられたのと坊主を見てビビったのとで泣いてしまったwwww
坊主は隣の中学校出身の同い年でランニングしてたら俺を見つけたらしい
そんでなんか流れで坊主が俺の話を聞いてくれることになったwww
公園で俺は坊主に現状を説明した
会話はうろ覚え
俺「・・・・ということで今学校行けてないんだ」
坊主「・・・・そうかwww」
俺「笑っちゃうよね、俺がなんかしたわけじゃないのにオタってだけでいじめられるんだよ」
坊主「・・・これはお前が強くなれば全て解決するっしょ!!ww」
俺「はぇ??」
坊主「だから、お前が鍛えてそんなヤンキーよりも強くなれば、いいじゃんwww」
耳はぐちゃぐちゃだった
そんな彼がこれから深夜にここで一緒にトレーニングをしようと誘ってきてくれた
でも、この坊主は怖いし自分が強くなるなんて考えたこともなかったから
その場では決断することができず、とりあえず連絡先だけ交換した
深夜ガチムチと二人で会うのは怖いしなwww
確かにあいつみたいになれれば、学校のDQNなんてザコに見えるだろう
でも大して運動してこなかった俺があんな風になれるのだろうか
とりあえず俺はvipにスレ立ててみたwwww
耳ぐちゃぐちゃってどういうこと?
柔道やると畳に打ち付けられまくって耳が潰れんのよ
試しに世界柔道の選手の耳見てみ
そこから復讐劇が始まるのか•••
最後まで聞いてやるw
柔道とかガチでやってると耳に手とか道着があたって腫れて固まるんだ
よくヤンキー漫画とかで耳潰れてる奴には手を出さないほうがいいぜ的なセリフとかでてくるよ
そんで立てたスレでは当たり前のように罵声を浴びせられたwww
でもこれはこれで暇つぶしにもvipのネタにもなるしということで特訓することに決めた
単純な俺はこの夏休みで生まれ変わってやろうと思ったwwww
次の日、さっそく坊主に電話してみた
その日の深夜から俺と坊主の特訓の日々が始まった
グレンラガンを見てテンションを高めて深夜を待った
坊主「おーす、マジでやる気になったんだなwww」
俺「うん、でも俺も強くなれるのかな?」
坊主「俺ほどは無理だと思うけど、まぁ一般人以上ならいけるっしょwww」
俺「www」
坊主はこんな感じで軽いノリの奴だった
これなら特訓も楽しくやれそうだ
所で>>1は何歳?
何年も前の話です、紛らわしくてサーセン
>>82
後でなwww
>>89
親は俺の好きなようにさせてくれてた
放任主義ではないけど
楽しくやれそう・・・そんなことを考えていた時期が僕にもありました・・・
特訓はろくに何も運動してこなかった俺にはメチャきつかった
特訓の説明いる?
ガチムチとの友情秘話も。
20代
>>93
それはどうでしょうね
体を鍛えたことはなかったが、運動神経は悪い方じゃなかったので身体能力には自信があった
坊主「じゃあまず俺を押してみ?」
坊主はただたってるだけなのに押してもこれがびくともしないwww
まるで地面から根が生えてるようwwww
坊主「はぁ?wwお前マジでこれで押してんの?ww」
俺「ぐぬぬぬ・・・・・」
坊主「オーケイwww分かったwwwお前なんかスポーツやってたの??」
俺「何もやってないっす・・・・」
坊主「じゃあまず戦い方じゃなくて基礎トレだなww」
>>1の見た目とかそういうスペック
イジメの原因はあるか
述べよ。
じゃあ俺と坊主の簡単なスペック
坊主
俺と同い年
ガチムチ
183センチ90キロ
名門柔道部・総合格闘技ジム
俺当時
168センチ50キロ
いじめの原因はなんだろうな・・・多分キモオタだからかな
やっぱり見た目とかだけでイジメって起こるんだな…。くわばらくわばら。
そこで好きな女の子の好みとか夢とか語って仲良くなったww
深夜のテンションはなんか変な感じだよなwwww
多分ゆっくり1時間ぐらい走ったんだけど楽しかったww
これから週3回会うことに
ガチムチ身長たけえな
てか生まれてからずっと一般人的な生活してたってキモオタは一般的じゃなくね
坊主「じゃあ今日から筋トレしようぜwwwまだお前は自重の筋トレだけでいいと思う」
俺「自重?」
坊主「自分の体重を使ってやる筋トレな、メニュー考えてきたからこれ一緒にやろうぜ」
メニュー
腕立て(わき締め) 50
腹筋 50
腕立て(開く) 50
背筋 50
逆立ち腕立て 10
スクワット 50
を3セット
運動してこなかった俺に出来るわけないだろwwwww
やべぇ
逆立ち腕立てで心折れる
近くでみるとマジででかいwwww
キモオタは一般的じゃなかったですねサーセン^q^
>>124
こいつ顔もなかなか良いんだよな
まじ人生不平等www
でも坊主にはマジで感謝してる
坊主「フン、フン、フン」
俺「・・・(ぐにゃ〜)」
坊主「おいwww大丈夫かよwwまだ腕立て20ぐらいしかやってないだろお前wwww」
俺「坊主とは体が違いすぎるんだよwww」
坊主「強くなりたかったら頑張れ」
俺「え?(ここは数減らす場面じゃないの??)」
坊主「早くしないと俺だけ終わらせてかえるぜ?」
鬼・・・・・
ヤンキーじゃないけど悪い感じのやつ
俺「うおおおおおおお」
坊主「オラ、頑張れ、辛いところで頑張れないと強くなれないぜ」
坊主「ここで頑張れって一線越えろ」
坊主「休むなよwwww蹴っ飛ばすぞwww」
坊主は楽勝でメニューこなしてずっと俺を励まし続けてくれた
でももし俺がうつ病で、あんなに頑張れって言われたら間違いなくジサツしてるwwww
俺は逆立ち腕立てはもちろん一人ではできないので、坊主に足をもってもらった
坊主「まぁ最初だしなwww1セットでいいやwww次から頑張ろうぜ」
俺「はぁはぁはぁ」
なんかすごい達成感があった
メニューは時間内に終わらすことはできなかったけど
自分の限界に挑戦する感じがすごくよかったwww
俺ドMなんだなwwwww
坊主「よっしゃもう1セットは普通にやれるようになったし次の段階に行くかwwww」
俺「普通ではないけどなwwww」
坊主「あんまり筋トレに時間取られ過ぎてもしょうがないしな」
俺「次といいますと・・・・?」
坊主「筋トレはサーキットトレで済まして実技だな」
サーキットトレって何?
ありゃ地獄だぜ…
各15秒
小刻み足踏み
腿上げ
抱え込みジャンプ
反復横とび
腕立て
足あげての腹筋
背筋
ジャンプスクワット
を3週
もうね・・・
http://www.ginasflowergarden.com/5-s139/
坊主「おいwwww大丈夫かwwwww」
俺「ヒューヒューヒュー」
坊主「やりすぎたかなwwwwでもこれうちの道場じゃ朝練のウォームアップだぜ?www」
俺「ありえないだろwwwwあれやったら家帰るわwww」
休憩・・・・
坊主「じゃあ実技偏いきまっか」
懸垂やらせてぇ・・・・ってずっと坊主いってたぞwww
坊主「じゃあ実技なんだけど、喧嘩ってしたことある?」
俺「ないねー無縁の生活してきたよ」
坊主「そっか、じゃあ分かんないしかかってこいよwwwww」
俺「え?今から?」
坊主「俺は手出さないからさ本気で俺を倒すつもりで来いよ。
ダメなところ直す作戦で行こうぜ。」
俺「わかった・・・・」
ちょっと気が引けたけど本気で向かってったwwww
やべぇ今年最大のwktk
殴り方とか分からないから適当に手を出してった
でも身長が違いすぎて顔に手が届かんwww
軽く出したパンチをはたかれて
坊主「お前まだ遠慮してるなwwwwそんなんじゃヤンキーに向かったとき何もできんぞ」
俺「えい!おりゃ!」
まだ軽くいなされる?
坊主「全然駄目だな、やる気が感じられん」
って言われて首の後ろ掴まれて思いっきり投げられたwwwwww
子猫扱いwwwwwwwwww
坊主「オラ、悔しかったらこいやwww」
俺「手を出さないっていったじゃん・・・・」
坊主「wwwwww俺さ、嘘つきなんよww」
俺「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
若干いらってきてマジで思いっきり坊主を殴った
坊主「wwwwまぁまぁだな」
全然いたそうじゃなかった・・・・
俺「そうっすね・・・・」
坊主「肉体改造は3カ月以上かかるから地道に頑張るということにして
人の殴り方から覚えようか」
俺「殴り方か・・・・坊主は俺のパンチいたそうじゃないからあれだけど
実際人を殴るのって結構気が引けるんだね」
坊主「俺も痛いわwwwボケwwww でもまぁ人を殴ることに気が引けない奴は頭おかしいと思うwww」
お前さっきド素人の俺をぶちなげたじゃないかwwww
・殴る時にふりかぶらない
・手はまっすぐ目線の対角線上に伸ばす
・手からじゃなくて腰から殴る感じ
・相手をぶっ飛ばすという強い意志をもつ
ということだった。
そんで坊主がもってきてくれたミットで練習した
暇だったのか、それとも>>1みたいな状態だったとかいう悲しき過去があったりしたら泣ける
俺は右利きだから左足前のオードソックススタイル
・右手顎のあたりに常にキープ
・左手は目線ちょいした
・脇は閉める
・足は肩幅ぐらい
そんぐらいかな
こっからはひたすらサーキットトレして
ミットうち
意外にあれ重いのなwwwww
スタンスをキープするだけでかなり疲れるwwww
蹴りは初心者には無理ということで教えてくれなかった
投げ方も教えてもらおうとしたけど、これも初心者には無理ということだった
坊主に教えてもらったのは、パンチと筋トレ、そして自分の追い込み方wwwwww
ミット打ちもめちゃくちゃきつい
坊主と家でゲームして遊んでたときに
坊主「お前の相手がどれくらいの奴かみてみたい」
とか言い始めた
坊主と家でゲームってwwww
親は知ってるのか坊主のこと?
なごむwwww
俺「だろ?」
坊主「そういやさ、お前をいじめてるやつってどんなやつなん?」
俺「うーん、みかけ真面目だけど根はヤンキー的な」
坊主「なんじゃそれwwwwwみてみてぇwww・・・・・・俺、今からそいつ探しにいくわwww」
俺「えええええええ!?」
DQN達はサッカー部で、その日は学校で練習している可能性もあったので
坊主は見に行くことにしたwww
坊主は親に自分のことを説明して親と仲良くなってたwww
飯とかも俺んちで食ったこともあったよ
>>227
おれ後にホーリーランドみたけど、俺かと思ったww
学校に行くのは嫌だったけど坊主と一緒なら大丈夫だと思い、一応変装だけして着いてった
学校に入らずに隣の駐車場からグランドをみたら、やはりサッカー部が練習をしていた
坊主「どいつ??」
俺「あの背番号が、○、○、○のやつら・・・」
坊主「あぁ??どれだよwww」
坊主「俺目悪いから分からんwwwwwちょっと中入って観てくるわwww」
俺「え?はっ?」
坊主は何の遠慮もなしに学校の中に入ってったwwww
ちょwwww坊主wwww
坊主「あいつらなら大丈夫wwww俺だったら全員相手にしても片手で行けるわwwwww」
俺「そりゃ坊主なら楽勝かもしれないけど・・・・」
坊主「あれぐらいのレベルだったら今日の練習でもう大丈夫だわ」
何か秘策があるということだった
バタハリvsカラエフは一回絶対見た方がいいぞ
バタハリの試合はだいたいおもしろいwwww
もうこのころには坊主はうちの家族に溶け込んでたwww
そして10時過ぎにいつものように公園へ・・・
俺「ふぇ!!?」
坊主「今まで覚えたこと全力で使って俺を倒しに来いよ、今度は俺も本気でやるからさ」
俺「えっ?でもそんなの絶対にかなわな・・ブへッ!rftgy」
先制パンチもらいました
そんでそこからガチで倒しにいったけど、相手になるわけもなくボコボコにされた
マジで意識飛ぶんだな、普通に口からあほみたいに血が出てきた
それは言えるかもwww
坊主は中間ぐらいかなww
ずっとギャハハって笑ってるしwww
>>259
まだ全然だったよ
筋トレの成果はすぐでない・・・
俺「いってぇ・・・・・くおおおおおおおおおおおお!!!」
全力で殴ろうとして、振りかぶっちゃったwwww
坊主「フン!」
もちろん振りかぶったパンチなぞ坊主に当たるわけなくかわされ
ボディにパンチもらった
俺「ぐえええええええええええええ、おっふおっふおっふ」
坊主「オラこいや」
ボディってきれいに入るとマジで息できないんだなこれがwww
坊主「どうだった?」
俺「めちゃくちゃ痛いし、怖かった・・・・」
坊主「だろ?んでさ、あのヤンキー達の打撃と比べてどうだった?」
俺「!?」
俺「比べもんにならんよw」
坊主「じゃあ、もうお前は大丈夫だろwww最初からこうしとけばよかったwww」
俺「どういうこと??」
坊主「これからあのヤンキーに殴られても、全然大したことないって思えるよお前はもう」
俺「そういうことかww代償がでかいなwww」
坊主「ごめん、なんか悪いからお前も俺のこと殴っとけwww」
そのあと殴ったけど、やっぱりあんまりいたそうじゃなかった
策士だな