なんだかよく分からないぶよぶよで焦げ臭い塊に、パセリ(炭化)と白菜(生)セロリ(生)と鶏肉の切れ端(生)が
混ざったものにしたのを出されてようやく、「駄目だ」と本格的に気付いた。
食欲がないと言って残したら、次の日の弁当に無理矢理割ったそれが入っていて、会社の同僚に見つかった。
泣きついた。
その夜は同僚の家にお邪魔した。同僚の奥さんはかなりのメシウマ。
同僚も奥さん本人も「上手くない。凝った料理は作れない」と言うが、基本の料理をきちんと作れて
家庭のお惣菜はなんでもこいの、昔のおかんという感じの人。
超うまいチキン南蛮と、自家製青じそドレッシングのかかった京菜と新玉ねぎのサラダと、新じゃがいものきんぴらと
豆腐とあぶらげの味噌汁と、真っ白いごはんを食っていたら、泣けてきた。本当にどんどん泣けてきて、ついに号泣。
29の男がおんおんと声をあげて泣いた。同僚と奥さん唖然。俺も正直唖然。
どんどん食べな、とごはんを追加で炊いてもらって、ごはんを鍋で炊いているのに更に泣いた。
本当に、どれだけうまい飯が嬉しくて、まずい飯がどれだけ堪えるか知った。
ごはんを2合食って、泣きながら「嫁の飯がまずくて、どれだけ言って聞かせても逆ギレするだけ」と話した。
弁当箱の中に残していたやきそば的なものを見せて、泣いて話した。
奥さんは「私も他人のこと言えないよ?」と同情的だったが、それを見て絶句。やきそばだと言うと、「うーん…」と困り顔。
奥さんも仕事を持って忙しいが、「本当に基本のことなら、私で良ければ…」と料理を嫁に教えてくれると言ってくれた。
帰って嫁に「同僚のAの奥さんが料理を教えてくれるって。よかったら、教わってみないか?」と言ったら
嫁ガン切れ。「結婚したときのパーティのあと、Aさん送っていったときに見たわよあの人!!
あ ん な ブ ス に 教 わ れ る は ず な い じ ゃ な い ! !」
いろいろあって、今離婚協議中。あーあ…。
なんで気付かなかったんだ。
つかここの住人は既にその焼きそばでは驚かないのが、なんかもうね・・
思い出すだけであのときの涙が蘇る。
>>683
ちょっときつい性格だとは思っていたし、自分が美人なことを知ってる性格だったけど
そこがまた可愛いと思ってたんだ…。浅はかすぎた…。
あ、言っておくけど別に同僚の奥さんはブスじゃない。特別美人でもないが、いつもは普通に可愛い人だ。
送っていったときは既に明け方で、化粧なしにパジャマに髪も何もしてなかったんだから、野暮ったく見えて当然だと…。
嫁もそれ言ったあとにバツの悪そうな顔をしたが、俺はもう何も言う気力もなく寝室に引っ込んでしまった。
次の朝起きて、朝食のときに、揚げ餃子とセロリの入った味噌汁が食卓にあって
「なあ、本当に教わってくれよ。俺も一緒に教わるよ。一緒に頑張ろう」と諭してみたが、無視。
また悲しくて涙が出た。それを見た嫁が「なんでこの料理じゃ駄目なの!?普通のお味噌汁と同じじゃない!!」と、またガン切れ。
「どこが普通だ!!!」と泣きながら言うと、嫁も泣きながら「普通じゃない、油揚げとかあぶらものだし、長ネギでしょ!」
(゚Д゚)ハア?
「これは セ ロ リ だ!!!」「何言ってんのよ!!」「お前が何言ってんだ!!」
会社でAにそれを話して、もう疲れたもう嫌だ、そんな言い逃れをする女じゃないと思うんだ、と愚痴った。
A「もしかして、根本的に食材の名前が分かってないんじゃない…?」
よく思い出してみると、嫁の作るものはいつも何かがおかしい。
味付けもおかしいんだが、ハッシュドビーフに豚肉、さばみそと言って出すものもサゴシ。ちりめんじゃこの浮かんだ味噌汁もよく出てくる。
とりあえず同僚に「奥さんにはとりあえず保留と言うことで、申し訳ないと言っておいてくれ」と伝えて
その日から一緒にスーパーに通った。無理矢理連行した。
案の定、肉類は何の区別もついていない。牛豚鶏の区別がついていない。肉は「肉」というひとくくり。
魚は丸のままだと何の区別もついていない。切り身になると赤身白身の区別はついていた。
わかめと昆布の区別も同様。わかめが大量に入っている鍋物や味噌汁の理由が分かった。
酷かったのが野菜。本気で長ネギとセロリの区別がついていない。ラディッシュとさつまいもの区別がつかない。
書いてあるだろ?と言うと、スーパーで買い物なんかしたことないから、棚に書いてあっても
その上の物を指すのか下のものを指すのか分からないし、そもそも偽装するから信用出来ないそうだ。
ひとつひとつ教えたんだが、「肉なんかどれでも一緒でしょ?いちいち貧乏臭い!」とか「(店が)嘘ついてるかもしれないでしょ?!」と話にならない。
肉がどれも同じはずはないと思うんだが、本人曰く「ビーフステーキもチキンステーキもあるじゃない。同じだから同じ調理法なんでしょ」だとさ。屁理屈すぎる…。
Aの奥さんにレシピノートをコピーしてもらったんだが、それも奥さんのお母さんからの代の
昭和40年代からの新聞や雑誌や料理本の切り抜きに細かく書き込みがしてあるもので
嫁に見せるとまた「貧乏臭い!」とかキレられそうだったので、いちいち俺が文章に起こして渡していた。
それでもまだ、ウスターソース(調味料をすべてこじゃれた瓶に詰めなおして置いてあるので、濃縮だしと間違えたのか、創作なのか未だに不明)に
鶏肉と長ネギを入れて、割りいれただけの卵(といてない)をかけて焦げ付いたりしたものが出てきていたが
食材を買うところからいちいち口を出しているので、調理過程には口を出していなかった。
その2週間がすぎると、急にものすごく料理が手抜きになった。ごはんはサトウのごはん、味噌汁はインスタント。惣菜はスーパーやデパ地下。
嫌になったかなあと、ちょっと反省しながら「なあ、Aの奥さんに教わるのが嫌なんだったら、お義母さんに教わろう?ちょっとずつさ、習おうよ」と言ってみたら、嫁顔真っ青。
「嫌!!やめて!!お母さんになんか習いたくない!!」「え、あ、そう…?」
「……Aさんの奥さんに、習ってもいい…」「習ってもいいじゃなくて、教わりたいだろ?」「うん…」
別に義母と嫁は仲が悪いわけじゃない。ごく普通だ。なんだろうこのリアクションと思ったけど、嫁なりのプライドかと思って何も言わなかった。
長文だしまだ続く。要らんかったら言って。
ゆっくり待ってるぜ
Aの奥さんは仕事を持っている人で、正直とても多忙。
それから日程の調整をつけるまで、またちょっと時間がかかった。
その間、2日手抜き(俺にとっては天国)が続いたら、1日は何やかしと作ってくれる。
相変わらず味はおかしかったし、謎のものも入っていたが、俺はその頃割と楽観していた。嫁は大人しいし。
「絶対作ってるところ見ないで!!」と言うけれど、食後の片付けも何もかもやってくれるので、心を入れ替えたかなと思っていた。
それから16日後、俺が多分一生忘れられない日に、「味噌汁」「ごはん」「目玉焼き」「厚焼き玉子」「焼き魚」
「野菜炒め」「鶏のてりやき」「カレー」を教えるために、Aと奥さんが朝から来てくれた。
一日中朝昼晩と一緒に作って、それなりに楽しく過ごす予定だった。
……が、嫁が朝からいない。何か食材に買い足しだろうか、それともDVDでも借りに行ってるんだろうかと
(そういう遊びの部分もあるつもりだった)軽く構えていた。
奥さんは「私勝手に台所はいらないほうがいいですよね?」と言うんで、「あ、じゃあちょっと茶でも」
「じゃあ私お手伝いします」とものすごく久しぶりに台所に入ったら
「あああああああああああああああ!!」
奥さんが俺の後ろで悲鳴を上げた。アヒャアアア!!ヒャ、ヒャアア!うわあああ!!みたいな感じで。
仕事柄もあって肝の据わった彼女がそんな悲鳴を上げるなんてありえないと思っていたんだが、俺も遅れて絶叫。
壁にびっしり張り付いた蛆、大量に飛び交う小バエ。流しにはゲル状の腐りきったものが入ったままの鍋やフライパンが山積み。そこにも蛆がうじゃうじゃいた。
ふたりで叫びまくって、Aもやってきて三人で絶叫。驚きが終わると、「もしかして俺はここで作った飯を食ってた?」と気付いてその場で吐いた。
Aも奥さんも涙目だったけど、うずくまって胃液まみれで俺が泣きじゃくってたら奥さんが「掃除します!!」と立ち上がって出かけていった。
俺はAに連れられて風呂場に行って、シャワーを浴びてリビングで泣いていた。時々吐いた。
奥さんはまずバルサンをたきまくって小バエを殺し、壁からも天井からも落ちてくるうじ(バルサンで死なないらしい)を
ほうきと雑巾で叩き落し掃き集め、腐りきった料理の残骸を捨て、台所中にはえとり紙を吊るしてくれた。
嫁が置きまくったと思われる脱臭剤にもうじが湧いていたそうだ。
嫁は帰ってこなかった。逃げたんだなと気付いたのは、うじまみれになった奥さんがシャワーを浴びてからのことだった。
その日はAの家に泊めてもらって、次の日に病院に行った。嫁はその頃友人の家を転々としていたそうだ。捕まらないので、先に嫁実家に連絡した。
義父母は「やっぱりちゃんと料理してるなんて嘘だったんだ…」と半泣きだったが、台所をうじ塗れにしたのはなかなか信じてくれなかった。
Aが俺が「もう嫌だ」「別れたい」と泣きながら繰り返すのを聞いて、もしかしてと掃除の途中で撮っておいてくれた写真でようやく納得してくれた。
泣きながら謝られた。一刻も早く別れたくて、義父母に連絡した日のうちに弁護士事務所へ行った。
最後のほう思い出すと吐き気が未だにするので、どんどんあっさりした内容になったけど、こんな感じ。
途中からスレ違いかな。すまん。
うじ騒ぎのときに俺何もしてないんだよな…。その自己嫌悪もある…。
ここの皆も、ここまでになったら離婚するだろ?
うちは完全に密閉された個室状態の台所だから、こうなったのかも。
でも1Kの小さな台所もこうなるらしい(弁護士が調べたらしい)から、ほっとくとこうなるんじゃない?
時期もちょうど初夏だったし。
>>697
とりあえず放っておいたら10日足らずで、真実(台所放置の部分だけ)を聞き出した嫁友人に連れられて戻ってきた。
そのまま嫁実家に連れ帰ってもらった。顔を見ると吐き気がした。怒りとかじゃなくて生理的に腐臭が蘇って無理だった。
今は離婚の条件が折り合わなくて別居状態。
正直、まずいで済むうちはまだいいと思う。
>>699
嫁いわく、「あなたがあんまりけなすから、汚いもののような気がして片付ける気が起こらなくなった」
「一度片付けなかったら、腐っていって余計に片付けられなくなった」らしい。
まあ気持ちは分からんでもないが、でもなあ…。そこで料理出来るのも、料理したものを出せるのも分からん。
謙虚に料理勉強して微笑んでりゃ一生安泰だったろうに
とりあえず、早く離婚成立して落ち着くといいな
頭悪いにもほどがあるだろ。
実際別れるとなると、いろいろ難しいもんだ…。
俺は一刻も早く別れたいのに…。
>>703
「黙って微笑む」の部分が既にありえねーw
俺もそういう女はあんまり好きじゃないんだが、でもここまでくると黙って微笑まれてた方がいい。
嫁は別に病んでいたわけではなく(これは本人も言っている)単にどんどん腐っていくものをどうしていいか分からなかった様子。
でも、あんまり手抜きばかりすると、それはそれで義父母に連絡されると思ったようで、あの台所で料理していたらしい。
手抜きでいいんだけどな…。
義父母は嫁がろくに料理なんてしたことがないと知っていて、「簡単でもいいからちゃんとしたものをつくりなさい」と
結婚前に、ごく基本の料理は教えていたらしい。味噌汁はだしを取って、味噌をといて、とかそういう。
だから「だしを取る」「味噌を入れる」という工程は間違っていたことはない。
あじの干物やちりめんじゃこからだしを取っていたんだけどな…。まさかそこまでのものだとは思っていなかったそうで。
なんつーか、食材の見分けがまったくつかないとことか、台所をウジだらけになるまで放置しちゃうとことか、
病んではいなくとも、脳の認識に障害があるように思える。
いるんだよ。先天的にそういうものの区別がつかなかったり、判断ができないってのが。
俺は専門家ではないので、なんともいえないんだけど、そういう障害でもないと思う。
教えれば牛豚と鶏の区別はすぐにつくようになった。
ラディッシュとさつまいもの区別も、長ネギとセロリも。単に切り身が海を泳いでると思ってるのと同レベルの極度のモノシラズだと思う。
うじだらけ放置は、どうなんだろうな…。俺も洗いもの溜め込むから、いやもうそういうレベルじゃないのかな…。
まあもうすぐ他人だからどうでもいい。一瞬であんなに冷めるなんてすごいわ。
お前も気付いているだろうが
嫁は単なる「料理ができない」って種類とは違うぞ。
台所の惨事は>>711が言うように(一時的なものかもしれないが)病だ。
それが脳なのか心なのかは分からないが。
離婚の際の最後の情けで、しっかりそれなりの機関を受診させてやれ。
自分で水飲んだり、食べた食器下げたりもさせてくれなくてブロックされてたの?
完璧にネタだな
ネタなんだよな?本当にネタなんだよな?お願いだからネタだって言ってくれ…
週末、台所の大掃除する気になったよ。
そこまでの状態になるまで一度も台所の様子に気付かず
入ろうともしなかった旦那もかなりおかしいと思う
いくら料理に触らせてくれなくても
冷たい飲み物取ったりとか何かあるだろ普通
一時的に判断が出来なくなっていたっていうのは、それはあると思う。
でもなあ、その飯自分で食わないんだぜ。俺には食わせてたのに。
あそこで作った飯がやばいってことは分かってたんだぜ。
親に言われるのが嫌だった(と本人は言っている)から、やばいって分かってるもんを俺に食わせてたんだぜ。
俺にも確かに責任はあったけど、どうしても本当の意味で判断能力が狂っていたとは思えない。
本人はプライドなのか何なのか「絶対あのときは正常だった!」と言い張るんだから、もうそれでいい。
>>717
完全にブロックされてた。俺もドリンク用の小さい冷蔵庫がリビングにあるからあえて入らなかった。
あのとき入っておけば、まだまずいのなんだのと幸せにぎゃあぎゃあやれてたのかもしれない…
>>718
申し訳ないが、本当だ。これからの季節は注意。小バエってすぐわくな。
一緒に暮らしてる家の台所がそんな状態になるまで
気付かないってのがどうしても引っ掛かる。
臭いだってするだろうに。
俺も結婚してからは基本的に女房任せだが
冷蔵庫はキッチンにあるから飲み物取る時は入るし
果物の皮むいたりコーヒーいれたりする時もしかり。
「放置」に関しては夫婦同罪な気もするな。
そもそもメシ作ってるとこ見るな言われた時点で
俺ならメシマズも含め原因調べる。
DVD云々言うからには嫁さん一人で外出する事はあったんだろうし。
一番の被害者ってA嫁だろうが。
何が哀しくて初めて行った(しかも好意で!)他人の家で
蛆まみれになって掃除しなきゃいかんのさ?
普通の女ならそのまま裸足で逃げ出すぞ。
しかも682もAも、全然掃除手伝ってないんだろ?
682は自分の女見る目が無かったんだから自業自得だが
そんな汚家に連れてかれて汚嫁の後始末させられて
へたすりゃA嫁は離婚考えるぞ?
お前ちゃんと謝罪したのか?
俺も自覚はあるつもりだよ。
皆は嫁が「触るな」「見るな」って言っても、ちゃんと見ろ!確かめろ!
そうじゃないと極端な話こうなるぞ。ここにもよくいるだろ、触るな見るなに逆らえない人。
やり直せると思ってた頃もあったよ。でも俺はもう無理。皆は頑張れ…?
あ、それはしました…。謝罪もお礼も。本当申し訳ない…。
何も言い返せませんが、Aのところは相変わらず夫婦円満のようです…。
嫁は汚いものは触りません。
50日で離婚協議。ままごと夫婦だったってだけだ。
振り回された周りが可哀相なだけ。
とりあえず682は、次に蛆がわいたら 自 分 で 掃 除 !! な。
人に迷惑かけんなよ。