その後輩から聞いた結婚した彼女らの不幸な結婚式の話をする。
最初に結婚した子は京都で式と披露宴をしたんだと。
その際「交通費、宿泊費合わせて一人一万円しか負担できないの。
そのかわり披露宴は手ぶらで来てね。絶対に絶対に絶対に祝儀は受け取らないからね。
受付にも受け取らないように強く念押ししてるからね」と言うのでその言葉に甘えたらしい。
しかしその好意が次に金沢で結婚した子の不幸を招いた。
次(一週間後)に結婚した子も必修のクラスメートを招待したがこの時も
「ごめんね、交通費とか宿泊費も出せないんだけど来てもらえないかな?」と言われた。
クラスメートたちは「いいよいいよ。金沢は観光名所だし、みんなで行けば楽しいし」
と二つ返事でオッケーした。しかしである。金沢で結婚した子は決して
「ご祝儀はいらないからね!!」とは言わなかった。そこが悲劇の始まりだった。
結婚式当日、クラスメートたち9人は微塵の疑問も抱かず当然という顔をして手ぶら
で披露宴に出席をしたらしい。受付もあまりに堂々としてたから「何か花嫁と裏で
話がついてるのでしょ」と思ったのかどうかは定かではないが、受付もスルーだったらしい。
後輩の話によると両方の招待された子たちは一人暮らしの子ばかりで
相談する親も近くにおらず、それが常識だと思い込んでいたのだと。
後日金沢で結婚した子が言い難そうに「あの、ご祝儀・・・」と言った時本気で
後輩たちはポカーンとしたそうな。でも結婚した子が「結構ドレス代や料理代もかかっていて・・」
と言うので「じゃ、払おうか」という話になったのだが、それがまた揉め事を起こした。
なんと一人三千円ずつ集めて結婚したコに渡したのだ。
金沢花嫁は京都花嫁に後輩たちに「せめて一人2万は出すべき」と暗に
伝えるように依頼した。金沢花嫁は自分の式の準備の為京都の式に出てないし
京都花嫁は新婚旅行で京都花嫁の式に出ていないのでお互いの交通費・祝儀事情を
把握していない上での相談だった。京都花嫁はそれでは自分が自分の式への祝儀を
催促しているように聞こえると思い、誰にもその話をしなかった。
代わりにクラスの親友にその事を相談したそうだ。
それを聞いた親友は金沢花嫁は守銭奴だと激怒。更にそれを聞いた他の出席した子たちも激怒。
本当は一般的にご祝儀はそのくらいするのに若さ故に大激怒。
金沢花嫁はそれ以上何も言えなくなってしまったらしい。
ちなみに今は後輩は反省しているらしい。
(その事件以来金沢花嫁とクラスメートは気まずくなって卒業後は音信不通らしいが)
不幸すぎる。あまりにも不幸すぎる。
今からでも遅くない
同級生に連絡とって金沢嫁に
手紙でもいいから謝罪するべき。
漏れ的には、ご祝儀を催促する方がどうかと思う・・・
ご祝儀なくちゃ式挙げられないなら、呼ぶな!
ドレス代を出させるな!
催促するほうもアレだが、最初からなしと思い込むほうもどうかと・・・
(ヒヨコの刷り込みと同じ原理か?)
この場合「宿泊、交通費を出さない=祝儀もいらないはず」
というわけのわからん情報が刷り込まれてしまったのが不幸。
に同意。学生で一人暮らしなら知らなくても仕方ない。
知らないと自覚していれば調べただろうが、
初めて出席する結婚式=京都の件で
「まだ学生だし交通宿泊費だけでも馬鹿にならないところ
それでもお祝いに駆けつけてあげる=ご祝儀なしで十分」
と刷り込まれてしまったんだろう。
かつかつ一人暮らしで、世間体とかもまだ知らないうちなら
少しでも負担の少ない方の常識を信じたくなるしね。
京都と金沢への往復と、衣装美容院だけで学生にはかなりの負担だよ。
交通費宿泊費を出してからにしろって思う。
自分が常識ない事しておいて良く言うよって感じ。
そもそも学生なんだから、どうせ親が挙式披露宴代出してるんでしょっ。
親が悪いよ、親が。
友達も学生なんだから、交通費宿泊費くらい頭に入れて披露宴をしろ。
常識範囲内で出来ないなら、披露宴はしなければ良かったと思う。
で、手ぶら披露宴の非常識さを分かったなら
出産祝いとか、新築祝い、とか
後々の祝い事でばん回すればすむと思う。
知らないことを「知らなかった」では済まされない。
知らないなら自分で調べるのがマナーだろう。
でも他の人もいってるように、まずは金沢花嫁さんの
気のきかなさのほうが問題だと思うが。