そもそも大学の1.2回の時に人気の講義の抽選に漏れて
単位をとり損ねたのが始まり
大学でもボッチで上手な単位のとり方とか出来なくて
就職活動もせずに4回生でぎりぎり単位をとった。
既卒で就職活動をするけど積極的な性格でもなく、
文系の学部で専門的な知識も何もなかった
採用にならず、営業とかの募集では覇気がないからと落とされた。
ちょうどその頃母方の祖父が倒れて、入院して祖母が毎日病院行っていた。
自分がその送迎などを手伝った。
>>11
男です
まだ話せた祖父との最後の会話は
「大丈夫か?」でした。
その後祖父は喉に管を入れたので話せなくなりました。
祖母は寝たきりの祖父を介護して床ずれを作らせなかった。
その間にもいろいろ受けていた。
その後祖父は亡くなり、仕事は探しているけど既卒で年数も経ってきて
諦めムードでほぼニートになった。
大学卒業して何年も経ち、同級生は結婚や昇進しだして
周りから取り残された感が強くなって、
このままでいいのかと毎日自問自答してた。
そんなときに親の知り合いの工務店の社長が面接するからと会いに行って
面接した。
工務店の仕事場
(建設中の住宅の現場に連れて行かれて説明してもらった)
をいくつかまわり、話をした。
甘かった自分は工務店の営業として何が出来ると聞かれて
パソコンソフトで営業するとわけの分らない回答した。
着いたのは隣の県のとある大きな家で、そこである人に会わせた。
社長とその人が会話をしてその人が「明日から来い」といわれて
迫力に負けて行く事になった。
翌日朝6時に行き、ここが造園業の親方の家だと知った。
トラックに乗せられてお客さんの所へ。
人見知りなので一言も話せず職人たちの話を聞きつつ緊張していた。
ブロワーや箒などを使って掃除を指示された。
掃除中自分より2~3日前に入ったという50過ぎのおっさんがいた。
全身職人と同じ格好をしていたけど鋏とか道具は新しかった。
自分は○○銀行(大手の銀行)で大きなお金を動かしてきた。
金相手より自然相手の仕事がしたいから早期退職してここに入った。
いずれ独立するつもりだ。
なれない仕事とおっさんの自慢話と
自分への説教とアドバイスが延々と続き
疲れてきた。
仕事も満足に出来ず、指示されないと動かない、動作もゆっくり、
最初は柔らかくフォローしていた職人さんたちも厳しく注意してくるようになり、
正論を諭すように言われて、自分が情けなくなり号泣してしまった。
時間が空いたら次の仕事を聞いたり、
掃除も早く正確にするように気をつけた。
おっさんは相変わらず自慢と説教。
次第に自分も剪定させてもらえるようになって、
道具の使い方を教えてもらったり
いろいろ教えてもらえるようになった。
仕事も足手まといでなくなって仕事も楽しくなってきた。
造園業なので剪定以外に庭づくりもしていて、そっちに移ることになり、
セメント捏ねたり、石を運んだり、木や花を植えたり力仕事が増えたけど、
仕事はより楽しくなった。
ある日現場で一番えらい職人とけんかをして、
お客さんの盆栽を自慢の鋏で切ってしまった。
まだ育て始めたばかりの盆栽だったけど
親方が自分のコレクションから
ひとつお客さんの好きなのを譲ることで話をつけた。
親方はそこそこ立派な物を譲って、お客は逆に恐縮したみたい。
おっさんは首になったらしい。
お年の部下は扱いにくいってよ
鋏をはじめ各道具もいいものを揃えたのに
掃除や準備などくだらない仕事ばかりやらせて、
松などの剪定をやらせないのが悪いとわけの分らない事を言って
親方に言いがかりをつけたと職人さんからきいた。
外仕事だから雨だと仕事が無くて給料も少なくなる。
少ない初任給は両親と祖母に食事をおごり、
祖父の線香とお花を買って報告しました。
雨降ったら仕事になりません。
日給月給だったので途中から雨ならその分引かれました
驚きました。
人より5年遅れての社会人でその時から数年経ちました。
>>38
>>39
すごい音でした。池に落ちてて親方の山に埋葬しました。
ガラスにはあとがくっきり漫画のようについてました。
>>40
これが最後のチャンスかもと本気で思ったのと
止めると言い出せない弱気な性格が
良かったのかもしれません。
お疲れ様でやんした(´-ω-`)
今は設備の維持管理の仕事です。
>>43
ありがとうございます。
良かったのかもしれないです。
今はいろんな支援とかあるみたいですが
結局最後は本人の気持ち次第だと思います。
読んでくれてありがとうございました。
あまり無理せず、社会で末長くのう。
就活がんばるか
転職はお客さんのひとりに今の社長がいて、
何故か自分のことを気に入って親方に相談したらしいです。
二人に食事に誘われて話を聞きました。
うちにいる職人は若い奴は他地域の親方の息子などで
将来は各々後を継いでいく等々悩んだけど新しい環境で頑張ろう
と話を受けました。
正直に話しました。
鼻で笑われたり、その時点で面接終了もありました。
その間いろんな資格などを取らせてもらい
2年目からはそこそこもらえるようになりました。
普段仕事が終わるのが普通より早めです。
読んでいただきありがとうございました。
人生色々あるねその給料で1年続けたことがすごい