>>1は余計な事を考えずにどんどん頼むで
ゆきは今まで以上に私にあまえるようになりました。
私も、べろちゅーの一件以来、あまり遠慮がなくなったと思います。
人生の中で、一番楽しくて、充実した夏でした。
海も行ったし、バスケの試合も観に行ったし、まあ余談ですが、本当の意味での脱喪?もしたりして。
母が退院し、私も帰ることになりました。
夏休みが終わって欲しくなかったです、正直。
私が帰る日、ゆきはあの日と同じように、拗ねて玄関に立っていました。
1「うんw帰るww」
ゆき「死にそうなほど寂しいんだけど」
1「うん、そうだね」
ゆき「…楽しかったねー」
1「うん」
ゆき「…」
1「…」
ゆき「ここに住めばいいのに」
1「あはは」
ゆき「…はー」
荷物を全部まとめ、おばちゃんとゆき婆と、近所の人に挨拶をして、
お婆ちゃんが号泣しながら、ゆきの背中を小突いて、ゆきを押し出しました。
ゆきは赤い目をしながら、送ってくとぶっきらぼうに言いました。
蝉の声とか、田んぼの咽かえるみたいな土の匂いとか、ゆきの汗ばんだ手とか、
そういうものとは全部お別れなんだなー、と思うと
やっぱり我慢できなくて、私はしゃっくり上げながら泣いてしまいました。
ゆきも、触発されたように泣きはじめました。
二人でわんわん泣きながら、バス停まで歩きました。
ゆき「1ちゃんさぁ」
1「なんよ」
ゆき「前引っ越す時、全然泣いてなかったのにさぁ」
1「うるさい」
ゆき「あのさー」
1「なんよ」
ゆき「1ちゃん、服何か一着でもいいからちょうだい。あの時みたいに」
ゆきは、受け取って、涙声でありがと、と言いました。
そして何を思ったのか、自分の着ていたTシャツを脱ぎました。
1「ちょちょちょちょwww」
映画みたいな感動のシーンで何やってんだこいつww鼻水でたわwww
1「いらねぇえwww変態www」
ゆき「そう言わんで、もらっでよ゛ぉ」
1「wwwwおまわりさんwwww」
ゆきの奇行に爆笑してると、バスが来ました。
立ち上がると、ゆきがまた、手を握ってきました。
1「バス来ちゃうよ」
ゆき「1ちゃん、ばいばい゛」
1「うん、ばいばい。メールしようね」
1「あほかwwしないわwwwってか、しゃっくりで何言ってるか分かんないよww」
ゆき「まだっ、来て、ねっ」
1「うん。来る。絶対来る」
バスが止まって、ドアが開きました。私は一回だけ、ゆきをぎゅうっと抱きしめました。
ゆきは、涙でぐちゃぐちゃの顔で、ドアごしから何か叫びました。
私は急いでバスの後ろの席に行って、彼に手を振りました。
ゆきは手がちぎれるくらい、ぶんぶん振っていました。
その姿がすごく情けなくて、切なくて、泣きました。
しかし五分後、そこにはバスの座席で爆睡する1の姿が…!!
いえ、何か泣きつかれて寝てしまいましたw
バスを降りて携帯を見た途端、ゆきからの大量のメールがあり、ちょっと引きました。
すまん、ゆきw
結論から言うと、ゆきとの交際は今でも続いてますw
私は今20で、地元の大学に通っています。ゆきと同じ大学に行きたくて頑張りましたww
この長ったらしい話を書こうと思ったのは、この間、ゆきと一緒に使ってるクローゼットから
例のスカートとブラウスが出てきたからです。
ちなみに奴の女装癖は今でも健在です。かわいいです。
そんな、妹みたいな、友達みたいな、私の大事な男の子の話でしたw
終わりです!!!
クソスレ失礼しました!!!ww
何か質問とかあれば、どうぞ!
時かけ観てるようだった
これからも仲良くな!
男だけど、女装っていいね!
ありがとうございますww
これ>>278
>ゆきと一緒に使ってる
同棲してんの?
はよ結婚しろ
そして、またスレ建てろ
ゆきと初めて最後までしたのは、19歳のときです。
内容は面白かったが