バリバリのキャリアウーマンの私生活がかなり衝撃的だった
いつもお堅い感じのスーツだけど性格も手伝ってか堅苦しくなくてなんかお洒落に見えるし、着こなしやスタイルがいいんだなって思ってた
そんなA子ちゃんは実はやり手の経営者だった
会社を経営していくつも部門もあって、お店も何店舗か経営してて、不動産経営もしてた
キャリアウーマン=気が強くて怖いってイメージだったから、気さくなA子ちゃんがそうなんて全然知らなかった
乗ってる車は高級車だし、身に付けてる物はオーダー品やブランド物
A子ちゃんはひけらかす人じゃないし、私は高級品に疎いので全然気付かなかった
A子ちゃんは「こういうハッタリが必要な時もあるんだよ」ってアッハッハって笑ってた
このへんもちょっと衝撃的
そんなA子ちゃんのお部屋に、ある事情から行くことになった
「私は無精者だから。部屋を見せるの恥ずかしいんだけど」とA子ちゃん
私はといえば
「どんな高級なインテリアでセレブなお部屋なんだろう?」
「もしかしたらすごい汚部屋なのかな?忙しいだろうから仕方ないよね」
とワクワクしてた。
すみません、続きます
なんにもない
生活感がないシンプルなインテリアじゃなくて、物がない
明るくて広くてきれいなんだけど、なんにもなさすぎて怖いと思ったくらい
病院のような倉庫のような、エ○ァの綾○の部屋を殺風景にしたような
「忙しい時に散らかるのが前提の部屋だから殺風景でしょ」
「ものぐさだから掃除がしやすいようにしてるの」
たしかに少しくらい散らかってても気にならない、逆に散らかった方がちょうどいい感じ
それから用事の本題のウォークインクローゼットへ
そこは部屋とは別世界だった。お店みたいにきれいに並んだ服、バッグ、靴
うちの詰め込みまくったクローゼットと大違い
たぶん高い物ばかりだろうし、やっぱりミリオネーゼって感じ~ってドキドキしたんだけどなんとなく似た物ばかり
「これ仕事用だよね?私服は?」
「ここだよ」
A子ちゃんが指先した一角にジーンズとTシャツとパーカーと…たぶん全部で10枚もなかった
「これワンシーズン?」
「ううん、全部だよ。靴は玄関の下駄箱に長靴とスニーカーがあるよ」
「え?これしかないの?」
「え?みんなもっと持ってるの?」
信じられないんだけど、Aちゃんは物欲がほとんどない人みたい
ここにある物は?→全部仕事用
ブランド物を持ってるよね?→定番は持ってるけど流行物はレンタル
オーダー品も多いよね?→自分に合う物を探すのが面倒だから作ってもらう
パーティーの時は?→全部レンタル
「面倒くさがりだから、物がいっぱいあると管理できなくて散らかるから苦手なの」
「スーツって考えなくていいから楽ちん」
「私服はジーンズとTシャツ。寒ければシャツかパーカーを羽織る。他に必要なの物ってあるの?」
ちなみにA子ちゃんの家におじゃましたきっかけは「主婦の普段着とパジャマを教えて」です
一時期ホテルで暮らそうかと思ったくらいだ。
ちょっと真似てやってみようかなw
掃除する時、何が面倒って出しっぱなしにせざるを得ない物を拭く、移動させる、戻すのが面倒。
かといってティッシュの箱やゴミ箱、パソコンなどを収納すると不便になる。
家具も邪魔。
背面と壁の間にホコリたまるけど、大きな家具はそうそう移動できない。
背が高い家具は上部が処理されてないから、ホコリたまっても取りづらい。
何一つない真四角な部屋なら、どれだけ掃除がはかどるだろう。
すんげえ
ぜひそういう人の会社に勤めてみたいわ
うちの社長は物欲多すぎていかん