俺「喫煙席と禁煙席と、どちらになさいますか?」
奴「禁煙席」
俺「ではご案内します」
↓
俺「あのー、タバコをお吸いになるなら、
喫煙席にご案内致しますが…」
奴「あん? だって臭いだろ、タバコ」
俺「え、でも吸われるんですよね、タバコ」
奴「俺のタバコは良い匂いなんだ。
臭いのは他の奴のタバコだよ」
俺「(おまえのタバコがどんな臭いか知らんが、
吸わない人らには同じなんだよ!)
ですが、お吸いにならないお客様には、
どちらも御不快でいらっしゃいますから・・・」
奴「あ゛? ナニが不快だ、コラ、客に向かって言うことか!」
俺「いえ、お客様のことではなく、タバコのことで・・・
(まあ、おまえのことなんだけど)」
奴「俺とタバコは一心同体なんじゃ!
俺のタバコが不快なら、俺も不快だってことだろが!」
俺「(なんだ、わかってんじゃん)ですから、喫煙席にご案内を・・・」
奴「俺のタバコじゃないタバコの匂いは臭くてムカつくんだよ!」
俺「タバコをお吸いにならないお客様は、
どのタバコの臭いも同じだと仰ると思われますが」
奴「まだ嗅いでもいない癖に偉そうなこと言うな!
良い匂いなんだよ、絶対!!」
俺「(しまった、方向性がズレてる)臭いの良し悪しではなく、
喫煙なさる方は喫煙席に・・・」
奴「喫煙席じゃあ他のタバコの臭い嗅がされるだろ!
それがイヤなんだよ!」
俺「禁煙席なのにあなたのタバコの臭いを嗅がされる
他のお客様はイヤではないのですか?」
奴「だから、俺のタバコは良い匂いだって言ってんだろ!!」
俺「(あかん、狂っとる)喫煙席にご移動頂けないのであれば、
退店して頂くことになりますが」
奴「客を追い出すのか! おまえ何様だ!
おい、店長を出せ! 俺のダチなんだぞ!」
俺「私です」
奴「へ?」
俺「この店の店長は私です。
あと、あなたと友達になった記憶はございませんが」
奴「・・・な、なら始めからそう言え! クソが!!」
すごすご帰ってくバカ、つーか死んでくれ
俺自身が愛煙家であるだけに、
あーゆーバカが喫煙者全体を貶めている事実に無性に憤りを感じる
他人のタバコのニオイが残ってるのは
イヤなので禁煙ルームにしてくれって喫煙者。
予約の時点では「禁煙ルームで」ということしか聞かないわけだから、
チェックインしてから「灰皿持ってきて」と言われて、
予約担当がまちがえたのかと思ったら、
そういうワガママきわまりない理由だったらしい。
自分さえよければ、その後に、
その部屋を使う人やホテルのことは考えないんだな。
「禁煙」がどういう意味だと思ってるんだろうな
荒らす流れになるのは間違いあるまい。
喫煙厨も嫌煙厨もガタガタ言うのが一番ウザイからな。
DQNなのと関係なく。