で、かわりばんこにシャワー浴びて寝ることになった
まず俺が先に浴びて次に嫁
で、嫁の「媚び」を利用するというか「媚び」に甘えることにし
た俺はビールを飲んだ
だって もうヤセ我慢する理由なくなったもんね
遠慮しないで飲むことにした
タンクトップに短パン
まあ風呂上がりは いつもそんな格好だったんだけどね
だけど その夜はその姿を見て妙にムラムラした
考えてみたらもう1ヶ月以上セクロスしてないしね
今なら拒否られない気がするし
俺にはヤる権利があると思った
今でいうNTR的な感情も含まれてたんだと思う
でも俺が「どうやってセクロスに持ち込もうか」なんて考えてる
うちに嫁は寝室に消えた
だから寝室に行くことにした
この時の俺の頭の中は はもうヤることでいっぱいだった
で、襖ごしに「なあ、入っていい?」
嫁「え、いいよ」
で、寝室に入ると嫁はベッドに座って化粧水かなんかを顔に塗ってた
嫁「何か用事?」
以前みたいな突き放すような言い方ではなく、俺の出方を窺うよ
うな聞き方
俺「いやそういうんじゃないんだけど…」
とか言いながら嫁の隣に座り
「仲直りの印ってことで」とか言いながら押し倒した
「今はそういうことしないほうがいいと思う」とか「24はこうい
うことする為に「一緒に住もう」って言ったの?」とか言ってた
けど無視した
強引に短パンとパンツを剥ぎ取って手マンした
手マンさえしちゃえばこっちのもんだ
いずれ体のスイッチが入り抵抗もしなくなる
今までだってそうだった
案の定すぐに腰がうねうね動き始めた
必死で口を押さえても時々声が漏れて出る
だけど、挿入しようとすると頑なに拒まれた
しょうがないからまた手マン
頃合いを見て挿入の体勢に
また拒絶
そんなことを何度か繰り返した
俺も引っ込みつかなくなってたし、何度も潮を吹かせながら手マ
ンしまくった
で
「やっぱり俺とはしたくないのかよ」「サカナには喜んでさせたくせに」
「おまえがヤらせないなら余所でしてくるぞ」とか散々言った
で、そのうちに嫁も諦めたのか「それで24の気が済むなら」と股
を開いた
で、セクロスした
セクロスのあと嫁は泣いてた
俺は気まずくなってそそくさとリビングに逃げた
嫁はもう拒絶しなくなった
だけど心の中では拒んでいるのは伝わってきた
セクロスという行為自体を拒絶していたし、体が反応してしまう
ことにも必死で抵抗しているみたいだった
人形を抱いているような感覚
その感覚を打ち消す為に必死で手マンして必死で腰を振った
そのうち虚しくなった
一週間ぐらいは毎晩セクロスしたけど、それ以来ピタッとしなく
なった
その頃には嫁は俺の顔色を窺いながら生活するようになってた
俺も暴君のように振る舞うようになってた
また仕事帰りに寄り道するようになり、そのくせたまに真っ直ぐ
帰った時に夜食の準備が出来てないと文句を言った
掃除も選択も全て嫁任せ
なにしろ俺は不倫の「被害者様」だからね
加害者に償わせるのは当然の権利だろ?
自分は被害者様なんかじゃなくて加害者だってこと
かつても今も俺には嫁を傷つける権利なんてないんだってこと
そんなの百も承知だった
だけど当時の俺は安易なほうに流れた
我が儘に振る舞うのがラクだったし、なによりも「嫁を思いやる」
こと自体が何かの敗北だと錯覚していた
そんな生活が1ヶ月ほど続いた
その頃には俺の仕事も平常通りに休めるようになっていたし、嫁
はコンビニでバイトを始めていた
だいたい平日の早朝から10時までで、土日は夕方から22時までも
シフト入れてた
かわりに俺が休みの日には嫁もバイトを休んでいた
休みの日のたびに嫁は「仕事探さないの」と聞いてきたが、俺は
グズグズして過ごした
このままじゃ本当のクズになっちまうと思ったが、改めるのは今
日からじゃなくていいやと思っていた
いっそクズになりきったほうがラクかもとか思ったりもした
仕事も上手くいかなくなりだした
何がどうってワケじゃないんだけど、身が入らない
細かいミスをしたり、やたら休憩したり
そういうのってバイトに伝わるんだよね
店の中での求心力が目に見えて低下していくのが感じられた
そうなると今までは飴(信頼)で従えさせることができてたことが
鞭(力関係)を使わなければならなくなる
そして一度鞭を使ってしまうとスパイラルから抜け出せなくなる
「24サンは変わった」「そんなんだから奥さんにも逃げられた」
「チャラ男サンの件も一方的に24サンの逆恨み」
そんな陰口が耳に入るようになった
店にも居場所がなくなった
例によって仕事の後にファミレスで面談
最近の店の状態についての叱責
この先も状態が改善されないようなら左遷と言われた
要は「店長」から「ヒラ」に降格して
他店(近隣市)に配属とのこと
ただし、まあ事情もわからくもないから自主的に退社するならば
それなりの待遇で退職扱いにするとのこと
俺の後釜には副店長が店長に昇格、バイト頭(25歳フリーター)が
副店長候補として正社員になるとのこと
通例ならバイトが副店長になる場合にはとりあえず他店舗に配属
になるのだが
①他のバイトと歳も離れていて上下関係が出来上がっている
②本人や他のバイト達が継続勤務を強く希望している
③なにより店の立て直しが急務
であることなどから特例扱いにするとのこと
つまり俺の知らないとこで店の改革案は出来上がってたってことだ
社長どころが相方(副店長)もバイト頭もバイト達も、俺だけをカ
ヤの外にして話を進めてたってわけだ
これには驚いた
けど除け者にされた怒りよりも情けなさが先にたった
ちょっと前までは仕事のこともプライベートのこともみんな真っ
先に俺に相談してきてたのにな
そう言えばバイト頭も以前から「社員になろうかな」とか言ってたっけ
それがこんな形で実現するとはね
自分がどれだけ信頼を失ったのか思い知った
で、俺は退職の道を選んだ
キリよく約1ヶ月後の月末を最後に退職することになった
「じゃあ、店の連中(副店長、バイト頭、他のバイト達)には自分
の口から伝えろ」と言われその日は終了
帰ったら嫁が夜食作って待ってた
伝えた
嫁は「長い目でみたらそれが24の為だと思う」と言った
で、翌日は俺は仕事休みだったんだけど閉店後に副店長とバイト
頭をファミレスに誘った
で、前日の社長との面談のことと退職することにしたことを伝え、
この数ヶ月の勤務態度を詫びた
けど もう打っても響かなかった
「そうっすか」
「退職までは最低限の自分の仕事はしてくださいね」
一度信頼を失うとそんなもんだ
次の出勤日から、バイトを一人一人捕まえて退職の旨を伝えたが
皆似たような反応だった
っていうか噂が先回りして皆知ってた
他店舗の社員達には月イチ定例会議の場で社長が発表して俺が挨拶
それからの1ヶ月は針の筵だった
けど、空回りしながらも俺なりに一生懸命仕事した
それと、家に帰ってからチマチマとマニュアルを作った
今まで食材の発注は俺の仕事だったんだけど、何をいつどれだけ
発注するかってのは目分量っていうかフィーリングだったんだよね
それを曜日や天候なんかも絡めて発注のタイミングの早見表みた
いなのを作った
それと、バイトのシフトの組み方(どの時間帯に何人入れるかとか
を予測する方法)なんかも文章化した
どっちも今にして思えばマニュアルとも言えないようなチャチな
代物だけどね
だってマニュアルブックらしいマニュアルブックなんて当時は目
にしたこともなかったんだもん
とにかく、俺が持ってるノウハウをこの二人に伝えるのが俺の最
後の責任だと思った
で、翌々週には二人に手渡し、二人はそのマニュアルを元に発注
とシフト作りを行うようになった
それと、もう余計なお世話かもと思ったが、現時点で俺が気付い
ているこの店の不便な点や欠点とその改善案もリストにした
(トッピング台が使い勝手悪いから配置を変えたほうがいいとか、
洗濯物のタイミングをこう変えたいと実は前から思ってたとか)
副店長は「いや、これからのことは俺達が決めるんで」って受け
とろうとしなかったけど
バイト頭は「まあ役に立つかもしれないから」と言って受けとった
そんなこんなで1ヶ月は過ぎた
最終日にも特に送別会は無かったが、バイト頭に飲みに誘われた
支援。
程が待っていた
中にはすでに辞めた奴もいた
で
「副店長の前では言えないが、バイトの皆が皆24サンを嫌っている
わけじゃない」
「正社員になる話は24サンに言うなと副店長に口止めされていた」
と謝られた
但し「24サンの全てを否定するつもりは無いが、全てを許せるわけ
でもない一番ダメダメだった頃の24サン、ありゃ本当にダメでしたよ」
とも言われた
そこは素直に改めて謝罪しといた
で、あとは思い出話に花を咲かせながら朝まで飲んだ
で、晴れて無職になった
退職までの間に就活らしい就活はしなかった
あれほど夢と希望に満ち溢れた「幸せの書」に感じた就職情報誌
は見たくもなくなっていた
でも嫁は うるさく言わなかった
「私も辞めてからバイト探したしね」
「私も頑張って正社員にならなきゃ」
「少しノンビリしてからまた頑張ろうよ」
なんて言ってた
「これからは家事も手伝ってね」とも言ってた
でも俺は全然家事をしなかった
職安にも行かず就職情報誌も見ずダラダラして過ごした
嫁はコンビニのバイトを辞めて変わりに薬局でバイトを始めた
処方箋薬局って言うの?
病院の隣とかにあるやつ
そこで月曜から土曜 まで9時から5時まで働いた
そんな生活を2ヶ月ほど続けた
夏が終わる頃には俺は退職金も使い果たした
いざとなったら嫁の貯金があると思ってた
毎日毎日営業車の中から書き込んでるw
先月はノルマクリアしてたから楽勝だったけど、
今月はちょっとヤバいw
先月後半にサボり過ぎたから種蒔きが足りない
あ、でもまったく仕事してないわけじゃないよ
肝になるお客さんとこはちゃんと行ってる
今週は ちょっと本気出したほうが良い気もするが、一気にこ
れを書き終わらせたい気持ちもある
実は今月中旬に結婚記念日があるんすよ
それまでに書き終えたいんだけど、書けば書くほど長くなっ
て行く気もする
結婚記念日はスルーしてクリスマスを目標にすべきかな?
しょうがないから嫁に金の話を持ちかけた
嫁は俺の話を黙って聞いていた
そして
「24はどうしたいの?早く離婚したいんじゃないの?
離婚したら自分で働かなきゃダムなんだよ?」
と言った
そうだったw
離婚のことすっかり忘れてたわw
ヒモ生活にすっかり馴染んちゃってたわw
でもね、今さら離婚とか言われても困る
だって俺無職だもん
「私はね、24がちゃんと昼間の仕事に就いたら24の前から去
るつもりでいるの
それまでは24のこと応援しようって決めたの
それが私のしたことの償いだと思ったから
だけど今の24を見てると それは間違いだった気がする
あの時にスッパリ離婚したほうが24の為だった気がする」
と更に
「どうする?
今すぐ離婚する?
今なら まだお金あるから渡せるよ?」
と
でもね、いま金を貰って離婚しても すぐ使い切ってしまうの
は火を見るより明らかなんだよね
黙りこくってしまう俺
「あと3ヶ月待つから、それまでに仕事(正社員orバイト)が
決まらなかったら離婚しよう」
嫁はそう言った
つまりこれは最終通告
仕事が決まれば離婚だし、仕事が決まらなくても離婚
あと3ヶ月でこの生活が終了することが確定した
あと3ヶ月で嫁が俺の前から消えることが確定した
ら嫁を失うことが怖くなった
カネのことや家事をしてもらえるとかの打算的なものもあっ
たが、それ以上に嫁への情みたいなものが強かった
過去の態度や浮気のことはともかく、この半年間の嫁は本当
に良くしてくれた
自分の過ちを全て認め反省し、常に俺の為を思って行動して
くれた
認めたくはないが、嫁の愛情はずっと感じていた
認めたくはないが、嫁に甘えていた自分を反省した
だからこそ別れたほうが俺の為でもあり嫁の為でもあるよう
な気もした
その為にも就職しようと思った
で、ハロワに行った
け?とか保険とかの手続きもした
で、何の仕事しようか?
やっぱ客商売だよな?
でも夜型じゃなくて昼間がいいな
あと、自分でいうのもなんだが、バイトを使う才能はあると
思う
そういう仕事がいいな
その条件で求人を探した
で、何社か面接を受け、再就職が決まった
ここからは今に繋がるから
あまり詳しく書かないけど、近県で十数店舗を展開している
外食産業
ランチタイムからディナータイムまでの営業
そのチェーンの直営店の店長候補で採用された
当面は店舗勤務だが将来的には本部勤務も…みたいなやつ
勤務時間は早番が10-20、遅番は13-23
まあ多少の残業や通し勤務はあるけどね
完全な昼型とは言えないが、以前みたいな昼夜逆転生活にも
ならないだろう
とにかく仕事が決まった
嫁はそれこそ涙を流さんばかりに喜んでくれた
俺も嬉しかった
仕事が決まったこと自体も嬉しかったが、嫁が喜んでくれた
のが嬉しかった
このとき初めて嫁に「ありがとう」が言えた
ことになった
それまでは離婚に向けての共同生活
とにかく新しい職場で頑張るしかないと思った
しかしこの期間の俺は かなりテンパってた
やはりピザ屋とレストランではいろいろと勝手が違う
自分よりはるか年上のパートさん達を使うのも初めての経験
だった
初めのうちはパートさん達にもソッポ向かれた
先輩社員からも役立たず扱いをされた
毎日ヘトヘトになって帰宅する俺を嫁に嫁は優しかった
「慣れるまでは大変だろうけど いつかきっと周りも認めて
くれるよ」
「24が客商売に向いてるのは私が知っているから」
「落ち着くまでは私が支えるから」
いろんな言葉で俺を励ましてくれた
あの頃の俺が仕事を投げ出さずに続けられたのは嫁のおかげ
だった
そして年末の忙しさも乗り切り年が明け、いよいよ離婚に向
けて活動すべき時期が来た
で、とにかく住むとこを探すことになった
それぞれ別のアパートね
で、二人で住宅情報誌やネットなんかで検索したりした
で
「駅から近いけど間取りが…」とか
「間取りは良いけど家賃が…」とか言ってた
でも「この部屋良くね?」「えー!それ私も狙ってたのに」
とか言い合うと悲しくなった
なんていうか「ああ別れる為に部屋探してるんだな…」って
で、二人とも全然具体的な行動を起こさないまま1月末になった
口先では「そっちは決まった?」「そろそろ決めないとね」
なんて言っていたけどね
でも言葉とは反対に、俺は部屋を探す意欲がなくなってた
このままズルズルと嫁との生活を続けたいと思っていた
変な言い方になるけど、嫁からの感情を感じながらも、嫁へ
の感情を自覚しながらも、互いにそれを肯定しあわない距離
感が心地良かった
ずっとこのままでいたいと思った
仕事もアレだけど嫁と子供が風邪ひいた
ちょっとバタバタしてて落ち着いて昔を懐かしんでる余裕が
ない
落ち着いたらまた書くから気長に待っててくだしあ
ってかあの後家庭内でピンポン感染しまくった挙げ句の果て
に俺がダウンしてた
で、先に回復した嫁に看病されながらの結婚記念日にパルプ
ンテ唱えちゃったよ
で、このスレも気にはなってたんだけど、パルプンテスレに
呪文詠唱の報告をするか先にここの続きを書くか迷ってるう
ちに時間が経ってしまったのだ
初期目標をクリアしちゃったらなんかもう2ちゃんどうでも
良くなっちゃったよw
待ってくれてた奴ら、すまんかったな
そのうち気が向いたら続き書くわ