これ私の夫だ。
同居でこじれてたのに夫はママンの味方っていうテンプレ通りの夫
今は家を出て調停中。
揉めたメインの原因は子供が居なかった事。
調停で「子供生めない嫁じゃ息子も…ねぇ。子供を育てた私には父親になれない息子が不憫でございます…」と弱々しく語る演技派トメに「原因は夫です。診断書出しましょうか?」と言ったら、後で「言わないって約束だったろ!母さん心配させんなよ!」と怒ってた。
絶対に復縁する気はないし、何があってもあの男とだけはもうムリ。
それは何度も言ったから向こうもわかってると思ってた。
で、今私の実母は不動産屋さんでパート事務してる。
そこに夫が「ああ、お母さんこんにちは」とひょっこり現れた。
「実は今後に向けてマンションを探してるんですよ。今の家じゃ妻も安心して戻って来れませんから。心機一転、気分を変える為にも日当たりのいい部屋はありませんか?」
母ポカーン、そして思わず笑ってしまったら
勘違いしたエネ夫は笑い返してきた。バカだからw
ただでさえ疲れてるのに、引越しだなんだってまた疲れさせたら可哀想だから。
ここは男の仕事かな、と。でも家具や何かは妻に全部決めてもらおうと思ってます。
なんたって新しい生活の場ですからね。
これで今こじれてる事に早くけりをつけてしまいたいんで」
母はポカンとするしかなかったが、気を取り直して
「その家には娘とあなたとあなたのお母さんがお住まいになるご予定?」と聞くと
「いえ、母の事は忘れました!(キッパリ」とトンチンカンな答え。
しばらく「ドリーミングマイハウス」を語る夫を呆然と見た後、
夫を店の外に連れて行き、私の「復縁するつもりがない」という固い決意を伝えた。
すると夫は
「いいんです。でもいつか気が変わって俺の元に戻って来たいと思った時、
俺の方で準備が整ってなかったら妻も戻るに戻れないでしょう?
あの古い家で息苦しい思いをさせてしまって…
もっと開放的で近代的なマンションを用意したら、妻も喜びますよ!
今はちょっと勘違いされてるけど、俺も懐が広い所見せておきたいって思ったりしてw
それに自分にはいつでも戻れる家がある、それだけできっと妻も安心でしょう。
俺は待ちますよ、ずっとね。
あ、それからこれはまだ妻には内緒って事で!」
そう言うとさっさと帰ってしまったそうだよ。
数ある不動産屋の中から車で2時間かけて母の勤め先に来ておいて
「内緒に」って、アホですか?家の夫アホですか??
アホですよね?はい、アホです。
きっと頭の中で
「娘ちゃん、実は今日夫さんが来てね…」「ええっそんな!」
「なんてステキな夫さん!娘ちゃん!今すぐあなたを心から愛してる夫さんの元へ飛ぶのよ!」
「もちろんよ!ああ、お母さん私夫さんになんて酷い事をしたのかしら!」
「大丈夫、心が広くおおらかで包容力のあるあの夫さんなら許してくれるわ!」
「ええこれからは夫さんとお姑様に心からお仕えするわ!」
てのを想像したんだと思いますが。
やっぱり何かを期待してるような目でこっちをチラチラ見てくる。
終了後、「マンション買うって聞いたんだけど?」と言うと
すっごい照れながら
「ええっ!参ったなぁお母さんw内緒にしてくれって言ったのにぃ!
もーばれちゃったらしょうがない!うん!そう!買うんだ!
そっか、ばれちゃったかーwいっその事さ、お前と一緒に見に行こうかな…
そうだ、その方がいいね!お前も間取りとか見たいだろうし!
俺が一人で決めるよりその方がいいよね!
なんかさ、いいきっかけだと思わない?他人に入られるよりもやっぱねーいいよねー?
結局さ、偉そうにしてたって夫婦の事は夫婦にしか分からないんだよ!
俺らの歴史とかは俺らだけのものだと思ってるし、かき回されたくないんだよね。
なんかさ、出会ってからの俺たちの8年が軽く見られてる気がしてイヤなんだ…
お前はそう思わない?」
呆れてしまって
「慰謝料の事もあるからあんまり無駄金使って欲しくないんだけどな…」
とだけ言っておいた。
(´゜д゜`)←なんかこんな顔になってたww
バカと離婚するのも疲れますね。さっさと別れたらいいのに!
全力で逃げ切って下さい。
「俺らの歴史とかは俺らだけのもの」
先月離婚した私からもお祈りしておく