何時ごろ帰ってくるのと聞くと3時ぐらいだと
昼ごはん作りながら
娘と話してたんだが、俺が「ママ今日どこ行ったんだろうね〜」
というと娘は「なおきのところ!」と元気良く答えた
(なおき?なおきって誰・・・・・まさか!?たしか元彼の名前もなおきだったはず)
とやきもきしていた。なんとなく娘に誰とも聞けず嫁の帰りえを待っていた
もしウワキだったらどうしようとか、何故娘が名前を知っているんだとか
ちくしょうまだ娘も小さいのにとか妄想が膨らんできて
嫁に裏切られた男の心境になっていた。ウワキスレとか
どうやって問い詰めようか考えてた。
嫁が帰ってきた時、娘がちょうど昼寝していたので
俺は「ちょっと座って話があるんだけど」と言った
嫁も何時になくシリアスな俺の雰囲気を察して、身構えたように見えた
数分の沈黙の後「なおきって誰だ?」と俺は聞いた、嫁は「へ?なおき?何の話?」
ととぼけやがった俺は「○○(娘)がお前は今日なおきのところへ行くっていったんだよ!」
と少し声を荒げていった。しばらく嫁は呆然と俺の顔見ていた。
俺は心の中で(あ〜やっぱりそうなのか・・・)と今までのことを思い出していた。
「何がおかしい!そんなに俺がおかしいか!」と俺は半分泣きながら言った
嫁は笑いが収まらず「だって、だって・・・・わははは」と笑いやがった
俺は情けなくなってきて「なおきって誰だ、元彼か?」と静かに言った
しばらく笑っていた嫁も落ち着き、俺の悲しみも深くなってきたとき
嫁が笑いをこらえるように言った
「ごめん、ごめん、でもこれは笑いが抑えられん、ちょっとまって」
と水を飲んで落ち着こうとしていた
俺は何がそんなにおかしいんだと、情けなくなってきて離婚の2文字すら頭に浮かんだ
ようやく落ち着いて嫁が言った
「なおきって・・・・パン屋」
「はい?」「だからパン屋」「へ?パン屋?」
「そうパン屋ぶ○うらんじゅっていうパン屋」「でもなおきって元彼じゃ・・・」
「元彼はなおきじゃなくって な・お・と」というと箱を俺に渡した
そこにはなおきのパンうんたらと書いていた
嫁は続けて「何でか○○この店のことなおきの店って言うのよ、でも貴方・・・わははh」
しばらく嫁の笑い声が響き
俺はマジで死にたくなったorz
100円パンの店なw
うちでもあのパン屋の通称は「なおき」だ。
食いてぇ
ぶうらんじぇなのね
娘が起きてきて「なおきだ〜」と嬉しそうにパンを食べるのはいいんですが
なおきと聞くたびに今回のことが思い出され
激しく鬱
あ〜思い出したくない思い出を
あのパン食べるたびに思い出すのか
娘が大好きらしいのだ
実は昼に結構食べてるらしい、俺食ってね〜よって言ったら
朝に食べてる時もあるといわれた
そうか、偶に食ってる菓子パンはあそこの奴なのかと
とまた鬱
思い出したくないのマジで
でも買ってくるなとは言えない
助けて・・・・
まさか朝から昼過ぎまでパン屋にいた訳でもないだろうに。
冬服とか、晩御飯の材料も買ってきてたし
今は共働きだから友達と買い物行くのにも
土日になることが多いのよね
信用してただけに具体的な名前が出てきた時
結構ショックを受けたのさ