両親、義両親を同席した場での話し合いを開いた
親父は「お前達の事はお前達で決めろ」というスタンスだったが、母と義両親は「離婚は止めてくれ」と言って聞かなかった
義両親の会社はうちの会社の下請けだったので、離婚すれば取引もなくなると思い離婚を止めさせたかったのだと思う
特に母は「子は鎹というから子供を作れ」と煩く騒ぎ出した
その後二人で話し合いをしたが、ウワキ相手のメールに「旦那とは義両親の会社の為に結婚させられた」とか「俺のHが下手糞すぎ」という文章を見つけ怒るより先に俺がぬけ殻状態になる
嫁は何度も謝罪をしたが俺にはロ先だけにしか聞こえなかった
結局離婚もせず心が半分死んだ状態で生活をする事になる
今まで以上に家事を一生懸命するが俺は嫁を殆ど無視した
料理を作っても手をつけず、洗濯も自分でやり、寝る時も部屋で寝ずにソファで寝た
それでも嫁は色々と声をかけてきた
一緒にテレビを見ようとか好きなお酒を買ってきたとか、他愛もない事で話をしてきたりもした
無視しても一方的に話をしてきたりもしたが、嫁が少しでも笑えば「俺が苦しんでるのがそんなに楽しいか!」と怒鳴り散らす
その度に嫁は土下座して謝罪をした
それを無視しながら不貞腐れるようにソファで横になるが、夜もそんなに眠れずフラフラしながら会社に出社するのが続いた。
そんな生活を続けていると半年で20キロ近く体重が激減
そして仕事中に倒れた。
病院で目を覚ます。
倒れた原因はストレスじゃないかと医者にいわれた
が嫁こそがストレスの原因だと医者に言ったら嫁は来なくなった
代わりに母親が来るようになり「孫さえできれば大丈夫」と何度も言っていた。
そして退院後嫁に久しぶりに怒鳴り散らした
きっかけは母親に言われたように子供を作らないか?と言ってきたからだ
嫁を好きになったのは会社なんか関係ない
Hが下手なのは嫁が最初だったから
多分こんなこことを支離滅裂に泣きながら叫んでいたと思う
土下座しながら申し訳なかったと何度も嫁は謝ったが、最終的にようやく別居に同意をしてくれた
嫁を引き取りに来た嫁親はガリガリになった俺を見て「娘がとんでもない事をして申し訳なかった」と深々と謝った
嫁がいない事で以前よりかはマシになったが、それでも些細な事で怒るような性格になってしまった。
嫁が卵巣腫瘍になり卵巣を摘出することになり、もう妊娠ができないという事をいった
そして嫁から預かった離婚届を俺に渡した
嫁が子供を作れない事を知った母が強引に書かせたものだった
どうかうちの会社を見捨てないでくれ、と土下座をした
嫁父の会社との取引は止めない事を何十にも確約したあと嫁父は出て行った
手術が終わった後久しぶりに嫁からメールが来た
家に置いてある荷物を片付けに行くので家に入れてくださいという内容だった
嫁とは会いたくも無かったのでポストにカギを入れとくからと返信して置いた
会社から帰ってくると嫁の荷物は何一つ無かった
離婚届けも直ぐ出してたが、なんとなく力が抜けて気だるい感じが抜けない
母から未だにお見合いを勧められているがもう結婚は懲り懲りだ