うちのバカ親父の自慢は家庭内手工業+高齢作業員がいる程度の零細会社の社長の肩書き。
動乱の戦後を息ぬ.き.一代で会社の社長まで上り詰めた俺SuGeeeeeの自分age。
しかし実際にはどんだけ家庭を犠牲にしたかなんてのは(∩゚д゚)アーアーキコエナイ
その実、ことあるごとに怒鳴り、手近な物を破壊し、ヒスを起こし、聞こえよがしなモラハラ独り言を繰り返すだけの純然たる小物。
妹の私には進学・就職・結婚の時には親父の手が届かない遠方への脱出を勧め、絶対に娘に金なんか出さないバカ親父に隠れて援助してくれた。
そんな兄貴をバカ親父はクズ扱い。
兄貴はいわゆる適齢期を過ぎているが、経済的に危うい家業な上、「早く結婚して嫁さんにこの仕事を手伝わせろ」と言うこのバカがいる限り結婚なんかできない・・・と独り身のまま。
何が気に食わなかったのか、「俺の言う事を聞いていればいいんだ!」と手近の物(と言っても灰皿とか空き缶とかの片付けやすい物ばかり)を壁に投げつけ「お前らもこうしてやろうか!」と私を含む家族を恫喝し始めた。
すると、兄貴が表情も変えずに「こうですか?」と言いながら親父の自慢()のお手盛りゴルフ大会のトロフィーやら大事な大事な高い酒(を何十年も大事に大事に飲まずに飾っておいた腐れ酒)の入っている戸棚をおもむろにひっくり返した。
憤怒でも笑顔でもない平静な、あるいは無表情とも言える顔のまま破壊を続けた。
私はと言えば初めて目にする暴れる兄貴を見ながら「わー。でんわってこわれるとひばなとけむりがでるのねー」なんて現実逃避。
親父はいつもの威勢も忘れ腰を抜かして青くなって震えてた。
バカ親父はよせばいいのに「こんな事をしてただで・・・」とか言うもんだから、兄貴「そうですか、まだ足りませんか」床に座り込んでるバカ親父の背後の壁、ちょうど親父の頭のぎりぎり上あたりに蹴りをぶち込んで穴を開ける(安普請)。
親父、失禁。まるでそれを待ってたかのようにやってくる近所の人たち
想定外は親父の失禁だけだったと後の兄貴談。
仕事上、というか会社の閉鎖に必要な物はあらかじめ退避済み。
近所の人(特に親父の小物っぷりをよく知る人たち)にはあらかじめ「ちょっと派手に親子ゲンカしますのでご迷惑とは思いますが、喧噪が聞こえても少しだけお待ち下さい」と根回ししておいたとか。
親父は恥を晒した上に腕力でも叶わない事にようやく気づいたものの、それでも上から目線でモノを言おうとするたびに兄貴の「あ?」という睨みに震えるようになり、会社全権の明け渡しに渋々同意。
全権が兄貴に移った直後に現れた重機とトラック。
バカ親父の唯一の城だった安普請の事務所は兄貴の破壊の痕跡ごとバキバキと破砕されて片付けられてゆく。
その横で兄貴と書士さんは淡々と事業閉鎖の諸事。
この間、ほとんど1〜2時間、文字通り一夜で幻のごとく会社は消え失せた。
そして兄貴は新会社を発足させ(これも準備済み)仕事内容は変えずに最新の設備や技術を大量導入。親父の腰巾着でしかなかった老害作業員は法に則り解雇。(これも労働基準法無視のバカがよっしゃよっしゃで雇っていたツケ)
やる気のある技術者を迎え、順風満帆とはいかないけれども黒字は出せてるそうな。
もちろんバカ親父の道楽での散財が無いってのも大きいんですけどねw
そろそろ観念して欲しい今日この頃です。
レベル足りなくて細切れになって思ったよりスレ消費してしまいました・・・
長文失礼しました。
長過ぎって怒られたのでまた分割ですみません。
この騒動から1年後くらいに、バカ親父から「妹子の孫に会ってやってもいいから金持ってこっちに来い(直訳)」という斜め上な汚い字の手紙が兄貴の会社に来たので、前述の本家伯父に報告の上DQN返し。
「うちの子はお前から見たら外孫なんだから会うどころか葬式にも行かせんわボケ」と、「絶縁状」と表題に書いた手紙にきっちり丁寧語でしたためて返信。
我が子はそもそも乱暴なバカ親父を嫌ってて会いたがらないけど、本当に葬式に出るかどうかは子供本人の意思に任せます。
私みたいに親の意向で祖父の葬儀に出られなかった、っていう一生の負い目を我が子にまで背負わせたくないわ。
チラ裏スマソ。これで消えます。
根回しっぷりがいいわー
復讐にもえても頭は冷静って大事やね。