年齢:24
職業:景気悪い業界の会社員(営業)
顔:割とモテる方?
天パだがストパーでフォロー 近視だがコンタクトでフォロー
相手♀
年齢:26らしい
職業:得意先の事務の子
顔:ヘアスタイルはサラサラのロング
肌が透き通るような白で結構可愛い
これでおkか?
>>5
それ怖いんだよな
警戒してるからどうしても使いたくても絵文字のウ○コ送ってない
キューティクルすんごいんだけどなんて名付ければいい??なんかいいのね?
>>11
採用
自分のとこの業界は伏せておくが、世の中の会社全てがお客さんみたいな業界だ
「お世話になります」「すいません」「あああありがとうございますうう!!」を連呼する毎日
天皇家ばりにずっと作り笑いしてる毎日
例えで天皇家だしたらいかん
ただ言いたいこと充分伝わった
すまん。でもあの方達見てると自分見てるみたいで嫌になるんだよぅぅ・・・
第一印象が「あーこの業界にもこんな可愛い感じの子いるんだ」って思ったの
よく覚えてる。ちょっとツンとした感じで表情のないうさぎちゃん。
まぁ仕事してんだからそうだよなww
言われていた。
だから毎日得意先に通った。毎日うさぎちゃんに挨拶した。もちろん他のお客さんにも。
うさぎちゃんはほとんど毎日俺を無視してた。
なんだこの女って思ったな。
俺も意地になって毎日元気な挨拶してやった。
その度に無視される俺。
ここまでで3ヶ月くらい経過。
「こんにちはぁぁぁぁ」
「こんばんはぁぁぁ」
毎日ニコニコしながら挨拶してんのに無視される俺。
先輩にそのこと言ったら
「あの子昔からいてさ、可愛いんだけどすげぇ愛想悪いんだよ」
って言ってた。
そうなんか、愛想あったら可愛いのに。って俺は残念に思ったな。
その日は夕方忙しくて、得意先に行く時間がかなり遅くなってしまった。
6時半とかだっかかな。
それで、俺は得意先まで歩いて行くんだけど、その途中、赤信号の向こう側に
うさぎがいたんだ。
俺は慌ててストパーでフォローしてる髪を整えた。
どんどん近づいてくるうさぎ。
音楽を聞いてるうさぎ。
そして、仕事帰りの私服のうさぎ。
(あぁやっぱ可愛いなこの子。)
すれ違い様に、まるで今気づいたかのように
「あ!どうも!こんばんは!お疲れさまです!」と言う俺。
「あ、どうも・・・」ってwww
初めて声聞いたぜ!!ってテンションあがったのは束の間、
うさぎはそのまま俺を横切っていった。
なんか振られた気分だった。
でもよく考えたら立ち止まって話すことなんて何もないから
それが普通かw
でもな、この日を境に彼女に変化が現れたんだ。
いつものようにうさぎに挨拶をした。
そしたらな、
こっちを完全には向いてくれてはないにしても、
ペコって頭下げたんだよ!!
俺の方を振り向くかと思いきや、結局目線は俺の足下あたりで止まって、
それでも頭を少しだけペコって!!
無表情だけどな。それでも俺はうおーーーーってなった。
早くこっち向けって思って。
今までよりも凝視して挨拶してやったし、
声の張りも増した。
で、俺の勘違いだったのかもしれないけど、
どんどん目線の角度が俺の顔に近づいてきているような気がしていた。
うさぎのこと好きとかそんなんじゃないんだよ。
ただ可愛い子って目線が行くし、気になるし、そんな感じだった。
実際得意先だし「彼女にしたい」とかそんな目でお客さんは見れない。
ましてや当時はまだ社会人1年目のペーペーだしな。仕事に緊張感もってた。
ゆとり世代と言われる世代だけど、そこまで頭ゆだってはいないwww
うさぎは俺の目を見て挨拶をしてくれるようになった。
目を合わせると、無表情なのも変だから、すこし笑顔で
挨拶を返してくれる。
かなり可愛かった。それでもまだ、好きじゃなかった。
以前うさぎと会った時間くらい。
少しの期待を秘め、俺は会社を出た。
>>42
長くてごめん。もうすぐだお
俺は「いたりしてなー」とか思いながらうさぎを探してた。
いた。
君の会社に行こうとしてただけ』っていう演技をして、今気づいたかのように
挨拶をする。
「あぁ!どうも!お疲れさまです!(ニコニコ)」
「あ、どうも。(ニコっ)」
ここまでくるのに半年以上かかった。
無視とかそんなの一切なくて、うさぎに対する印象も変わった。
笑顔が苦手なのか、こっち見て挨拶すると顔が少し紅潮するうさぎ。
正直すんげぇ可愛かった。
先輩「あの愛想悪い子、相変わらず愛想悪いわー」
俺「そうですか?最近挨拶返してもらえますよ僕。」
先輩「え?マジかよ。なんだよ若いのがいいのかよー」
なんだか頑張って毎日挨拶してた甲斐があったなーってこの頃は思ったなー。
夕方って言ってもまだ暑くて、スーツなんてきてらんねーってくらい。
得意先に行くのも憂鬱だったけど、行かなくてはならない。
汗だくで「お世話になりますぅぅぅぅう」と
汗だくで「ありがとうございますぅぅぅぅう」をしてきた後、
得意先を出て会社への帰路についていた。
「・・・・・・あ、あの!」
後ろから声が聞こえた。
ごめん。スレタイが悪かった。半年前のことだ。
「あ、あぁどうもこんn・・・」
「これ、受け取ってください!」
「え?」
「じゃあ!」
振り返って再び走っていった。
手にはアドレスと名前の書かれた紙切れ。
>>51おいww
仕事では直接絡むことはなかったからww
心臓バックバク。
もともと汗かきな俺だけど、その時はシャレにならないくらい
汗をかきながら会社へと戻った。
先輩が「おつかれー」と言ってきても
「あ、あ、はい・・・」みたいな。
会社の若手の溜まり場みたいになってるとこだ。
そこで先輩に相談した。
あ、この先輩は今まで出てきていた同じ得意先を持つ先輩ではないです。
転勤先の今の場所で俺の面倒を見てくれている仲の良い先輩。
なんて名前にしよう?髪型がアシメなんだけど。
言ってたけど、「あんまり変なことすんなよ?」とも言った。
先輩は俺がうさぎのことを可愛いって言ってたの知ってたから。
「俺らはあくまで営業で、お客さんに手を出すなんてもってのほか。
会社にいられなくなるぞ。」とも言った。
メールは送った。
「お世話になってます。1です。うさぎさんのメールアドレスはこちらでよろしかったでしょうか?」
あくまで得意先www
>>60くっそ似てるぞ!!!!!!!そのものだぞ!!!!
「うさぎです。今日は突然ごめんなさい。時々でいいのでメールしてくれたら
嬉しいです。」みたいな感じだったと思う。ごめん残ってないんだ。
>>64
後述する。
俺からは送ることは出来なくて(何度も言うけどお客さんだもの)
基本的には向こうからメールが来た。
メールをした翌日は、うさぎに挨拶するのが恥ずかしくてタヒにそうだった。
それでも頑張っていつも通り挨拶すると笑顔で応えてくれた。
「今日もさわやかな挨拶だったねw仕事辛いけど元気出たよ。ありがとう。」
元気出るのはこっちぢゃ!!!!!
それはすごく考えた。きっとそれが正解だと思う。
でも、無視は無視でそれもどうかと思ったんだよ。
「あいつ無視しやがった」とか言うようなプライドの高い子だったらって
考えるとさ、言いふらされて仕事に影響出るんじゃ・・・とか思ったんだよ。
まだペーペーだからさ俺・・・
そんな嬉しいメールくるもんだから俺もメールすんの楽しくなってきたんだ。
秘密の共有って感じがしてドキドキもしたし、それに相手は自分のことを
いいと思ってくれてるって分かると意識してしまってさ・・・ゆとりかなぁコレ。
気づけばメールはほぼ毎日になってた。
でも、アシベに「お前どのくらいメールしてんの?」って突然聞かれたときは、
「いや、あんまりしてないっすよ。」とか言ってた。自分の会社にバレるのもヤバいしね。
うさぎ「今日も仕事忙しくて大変です。。。」
俺「お疲れ様です。今日もあと少しなので頑張りましょう。」
みたいなメールだったのも気づけば
うさぎ「1君~仕事疲れたよ~」
俺「お疲れ様です。もう少し頑張ればうさぎさんの大好きなお菓子が食べられると
思って頑張って下さいよwww」
みたいな感じになってた。
気づけば10月。
仲良くなってくると、会いたくなるもので、一緒に飲みに行こうと誘われた。
自分ではどうしたらいいかわからんくなって
アシベに相談した。この時、実はメール毎日のように
してたことも言った。
「本気なの?」と聞いてきた。
「本気かどうかわからないです。得意先ですし、本気になれないですし。」
「じゃあやめとけ。」アシベに言われて、俺は断った。
でも、断りたくなかったのが本音だった。
普通に会って話してご飯食べて飯食って。
なんだよ社会人!なんだよ!!って思った。
もっと普通の出会いなかったのかよ!!って。
だって普通は会って話して好きになるだろ?
会って話す為には本気で好きじゃなきゃだめなんだよ。
責任と覚悟がなきゃいけないんだよ。
えっ
なにお前それ本気で言ってるのかよ
覚悟と責任も持たずに自分以外の人間と関われるはずがないだろ
>>78
得意先の女の子と付き合うってことの責任と覚悟
『付き合いました→嫌いになりました→別れました』
この構図が成立しないんだよ。
うさぎ「そっか。また今度一緒に飲んで下さい。お願いね。」
とりあえずその日はこれで終わった。
だけど、向こうも頑張ってアドレス渡した身だからさ、
中途半端に諦めるとかしないんだよな
何度も誘ってくれるんだ。
11月の土曜の夜、二人で飲むことになった。
可愛かったし冬なのにふんわりしたミニスカートだし
いい匂いだし何よりキューティクルはんぱねぇぇぇぇえええ!!
話してみると、思ったよりも話す子で意外だった。
(最初無視とかされてたから余計www)
7時くらいから飲み始めて12時過ぎまで飲んでた。
二人とも出来上がってしまっていた。
あと1が本気ならだけど
難しいけど別れなければ良いんじゃんw
1と同じしがらみがうさぎにもあるってことだ
俺は天然パーマだから雨に敏感。ちゃんと準備していた。
二人で相合い傘で帰った。
お互い出来上がってるから足下がふらついてんのね。
肩がぶつかるわけですよ。あのサラサラの髪の毛が俺の腕とかに
あたってるわけですよ。
信じられなかった。
うさぎとこうして歩いているのが。
「お世話になります」「こんにちは」って会話しかなかったのに、
どうでもいいことでげらげら笑ってる自分たちが。
フラグをたてるなああああ
「仕事をやめようと思ってたんだよね。」
「え?そうだったんですか?」←敬語はやめませんw
「でも1年くらい前に1君が来て、やめるのやめたんだよ。」
いやいや無視しまくりだったじゃないですかww
そう伝えると
「そ、そうだった?無視したつもりなかったんだけど。頭下げてたつもりだったんだけど。」
え?そうだったの?何それ可愛い!!ってなるだろ、コレ。いかんだろ、コレ・・・・
俺ん家から歩いて30分くらいのとこだった。
あ、ちなみに俺は一人暮らし。うさぎは実家暮らしです。
帰り道、「うさぎが彼女だったらなー」とか考えてる自分に気づいた。
週明け仕事で会ったとき、なんか照れて上手く挨拶出来なかった。
今度は俺が目を合わせられなかったwww
とりあえず一旦休憩していい?
なんかここまでで質問とかある?
会ってからは更にお互いの壁はなくなっていっていった。
メールも完全にタメ口になってたし、電話もかかってくるようになった。
ただ、ここまで仲良くなっても俺からはメールはしないし電話もしない。
得意先ってのが、ずっと引っかかってそれが出来ない。
うさぎちゃん
アシベ
葛藤
というか、少し前からずっと感じていた違和感だった。
この頃になると(というか最近だがww)、俺はある程度の仕事を
任せられるようにっていて、得意先の様々な部署に出入りしてたんだけど、
その行く先々で、女性.員の視線を感じるようになったんだ。
うさぎ「今日ね、仲良い同僚に1の話したら~~~云々」
アカン。噂広まっとるで。
ヤバいと思った。
うさぎ曰く、仲良い1人の同僚にだけ俺にアドレス渡したこと
言ったらしいんだけど、あの視線が全てを物語っていた。
明らかに興味本位で俺を見る目。
単にうさぎが悪いわけじゃない。
女の子だし、むしろ1人だけで抱え込む方がおかしい。
仲良い同僚がいるなら尚更ね。
怖くなった一番の理由は、
俺も俺だと思ったから。
俺は楽しくてメールしてた。
俺はメールをやめなかった。
アシベの助言を無視して会った。
怖くて。
自分可愛さがあった。
うちの会社の上司にバレたら?
就職氷河期の中、タヒに物狂いで就活してなんとか内定をとった今の会社。
全国の会社さんに頭下げる仕事だけど、でも、まだここにいたい。
今はまだ得意先の女の子の中の噂程度だけど、
この先発注元の担当者にバレたら?
俺だけの問題ならまだいい。
会社対会社の問題にもなりうる。
俺の中では、そんなことあってはならなかった。
返さずにいても、うさぎはメールをくれる。
得意先の階段の踊り場でうさぎと鉢合わせになった。
以前にも一度このようなことがあったけれど、その時は
お互い笑って「どうも」と言った。
目を伏せて頭を下げることしか出来なくなってしまった。
毎日の朝と夕方の挨拶も、目を見て言えなくなってしまっていた。
うさぎ「最近ちゃんと挨拶してくれないね。どうしたの?」
俺「もう友達みたいになっちゃったから照れるんですってwww」
ごまかす俺最低。。。
アシベといつも飲んでるバーにうさぎが来た。
以前メールでいつもそのバーで飲んでること行ってたから。
「うわ!ほんとにいたー」と言って俺の隣に座った。
幸いアシベも他の先輩もいなかった。
得意先内でもなかったし、以前のように接することが出来た。
心にひっかかるものはあったけど、やっぱり楽しかった。
その日も遅くなったからうさぎの家の近くまで送って別れた。
もうどうしたらいいのかわからなかった。
俺とマスターは元々仲良かったから、このおかげで
マスターという相談相手が出来た。
マスターには全て話した。
アシベを含め、他の先輩には黙ってくれると言ってくれた。
この後、うさぎもこの店を気に入ったみたいで
たまにだけど来るようになった。
うさぎが店に来たとき、アシベ達がいたらマスターは
「今うさぎちゃんとアシベ君がいるから来ない方がいいよ」と連絡をくれた。
マスターの協力で、うさぎと会社の先輩の接触は避けられた。
はよつづき
どうやらマスターはうさぎの相談相手にもなっていたようだ。
うさぎには申し訳なかったけど、マスターはやんわりとうさぎの気持ちを
教えてくれた。
やはり俺のことが好きだということ。
でも最近冷たくて、嫌われたのかもしれないと思っているということ。
そして、近々告白するかもしれないと言っていたこと。
取引先と付き合ってその後別れたけど普通だよ
仕事に支障きたしたり、周りに迷惑かけなけければ別にいいと思うけど
実際そんなセーラームーンでもないw
髪が本当に長いから後になってマスターが言ってただけだw
ただいま!!みんな保守ありがとう!
飯食ったら再開します。
この為にダッシュで仕事してたもんだから書き溜めないけど
よかったら付き合って下さい。今日中には完結させます。
なんだwどんなツインテールかとw
続き楽しみに待ってる‼
告白と聞いて、喜びたいのに、喜べなかった。と言うか、正直滅入ってしまった。
どうせ告白するなら俺からしたかった。
付き合うならば、自分から告白できるほどの覚悟を持って付き合いたかった。
でもその時の俺にそこまでの覚悟はなく、ただ滅入ってしまったんだ。
仮に付き合ったとして、お互いの会社が公認なんてそんなアホな状況ありえない。隠すしかない。
デートは?ご飯は?
そりゃ2人でいたら楽しいけど、誰かの目を気にしてずっと過ごすのか?
付き合ったことで、もっと俺とうさぎの話が広まってしまったら?
俺はどうなる?うさぎはどうなる?会社にバレたとして、二年目の俺にどんな責任が取れる?
それでも付き合っていたいのか。その全てを受け入れていけるのか。
それらにイエスと言えることが、俺にとっての覚悟だった。
葛藤が延々と繰り返されていた。
競合会社の営業が、うさぎの会社の女の子を口説こうとして出禁を喰らいかけてるという話だった。
「お前も若いから気をつけろよwwまぁそこまでゆとりじゃないと思うけどww」
「はは、大丈夫ですよw」
大丈夫でもなんでもなかった。
「次は俺の番かもしれない。」
そういう思いが頭から離れなかった。
俺、先輩、上司、そのお客さんの4人で。
この人、かなりの女好きで、接待でキャ/バなんて行くと、いつも延長延長延長で・・・
俺は若いから周りにいっぱい女の子がいると思ってるらしく
「1君、合コン開いてよ」
「1君、可愛い子紹介してよ」
とよく言ってくる。名前、どうしよう?決めてくれ。
特徴はジェルで固めた無造作七三ヘアーだ。
>>222
それだ!!!
>>226
誰がシャクレって言ったよw
「1君ね~、うちの社内で結構人気あるんですよw」
「うちの職場、若い人間が少ないでしょ?だから1君みたいな若い子くると
女性.員がざわつくんですw」
「だけど1君、うちの子に手を出しちゃ駄目だよ?社会人なんだからw」
すかさず上司が「そうだぞ1!ゆとりだからって下半身までゆとってたら承知しないぞ!」
一同「ぎゃはははは」
俺は全然笑えなかった。笑ったふりはしたけども。
接待費もとんでもないものになっていた。
帰り際俺と先輩と上司は
「これからもお願いします!」と頭を下げた。
オクレはまんざらではない様子で、タクシーに乗って帰っていった。
翌週、オクレは結構な額の仕事をうちにくれた。
それとは別に、この先の仕事もくれると、約束してくれた。
立て続けにうさぎに手を出すなと言わんばかりのことが起きていた。
でもその全ての起因は、ただうさぎが得意先の子であると言うだけだ。
ただ自分が今の会社の営業マンだというだけだ。
それだけなのに、どうしてもこんなにも遠いのかと、俺は落胆していた。
そんな時だった。
夜中、突然うさぎから電話がきた。
夜中電話がきたのは意外にも初めてのことだった。
レスありがとう。俺も最初はそう思ったんだけど、
それは俺とうさぎの間の話で、周りの人は理解してくれないんだよ。
「ごめん、どうしても1と電話したくて。
今日会社ですごく嫌なことがあったから。」
とりあえず告白ではなさそうだったので安堵した。
俺「どうしたんですか?」
うさぎ「この前ね、会社の飲み会があったんだ。新年会。」
俺「ああ、はい」
うさぎ「そこでね、会社の人に告白されて。」
え?
うさぎ「・・・うん」
俺「だ、誰ですか?」
うさぎ「それはさすがに言えないよー」
俺「いいじゃないですか誰にも言いません」
うさぎ「・・・・・・・オクレさん」
そこで思い出した。
こないだの接待の時、先輩が「オクレさんは社内の女の子とかに手を出さないんですか?」と聞くと、
「まぁ・・・ないこともないですよw」といっていたこと。
それから毎日社内メールで飯行こうだとか誘ってくるらしく、うさぎはそれに滅入ったいた。
それで電話かけてきたそうだ。
と、まぁ、事後のことだから今はこう書いてるけど、言われた瞬間は愕然といていた。
一気に接待のときのオクレがフラッシュバックしてきてもう心臓バクバクだった。
うさぎ「飲み会のときにね、オクレさんから1君のこと聞かれたの」
俺「え?なんて?」
うさぎ「私は1君みたいな人が好きなんじゃないかって言われた。」
実はこのオクレ、うさぎの席のすぐ後ろにいるもんで、
うさぎが俺に挨拶してくれるようになった過程を全て見てきていた。
うさぎ「ごまかしといたけどね。話したこともないって言っといたw」
そううさぎは笑っていたけど、俺は冷や汗たらたらだった。
わかってるはず。
でも同僚が言いふらしてたことには気付いてないみたい。
うさぎたちのこの飲み会ね、俺の接待よりも前に開かれてたんだ。
接待の時のやりとり、俺に釘をさしてた。
連絡とってることを掴んでたわけではないと思うけど、
(社内の女性.嫌われてるなら女性.らの噂は耳に出来ないって憶測)
日に日にうさぎの俺への態度が良くなっていったから何か勘付いたんだと思う。
それに前にも書いたけど、先輩には相変わらずうさぎは愛想あんまないんだ。
そんな状況を後ろの席から見てたら、気をつけてりゃ誰でも分かる。
好意のある女の子の言動なら尚更。
憶測にすぎないかもしれないけど、この憶測、あながち間違ってないと思うんだよ。
俺はもう完全にノックアウトしていた。
これで付き合ったりなんてしたら、
そしてそれがオクレにばれたとしたら、
会社への被害は甚だしいし、
俺もただでは済まない。