小学校2年の時の話
その日は二学期の最終日で、終業式の日
歩いて学校に行ってたら、上級生に体を抱きかかえられた
道の側端は田んぼになってて2mくらい下にあるんだが、そこで放り投げられた
気が付いたら、上の道路には人が山ほど群がってた
ふと自分の手を見たら真っ赤になってて、頭から汗が止まらないと思ったらそれは血だった
そっからまた記憶が飛ぶ
次に気付いたのは車の中
学校の先生が俺を抱き抱えてて、必死に呼びかけてた
正直、なんて言ってたかは覚えていない
そんで手を見たら、やっぱり真っ赤に染まってた
そしてまた記憶が飛ぶ
次に気付いたのは病院のベッドの上
マンガで見たように、頭に包帯がぐるぐる巻きになってた
そっからが本当に地獄だった
重度の脳震盪だったらしく、基本的に何も口に入れれなかった
1週間ほど病院で点滴を受けて、そっから自宅でずっと寝たきり
動くと気分が悪かったから何も出来ない
その間にその上級生+父親、一緒にいたその他生徒+親、上級生の担任の先生+校長先生+教頭先生が入れ代わり立ち代わり家に謝罪に来た
もっとも、当時の俺はそれが謝罪とは分からなくて、単純にお菓子やフルーツを持ってきてくれるのが嬉しかった
そっから冬休み中養生し、学校の始業式に参加した
ちなみに、それからよく「性格が変わった」とか「好みが変わった」とよく言われた
もしかしたら、当時の俺はその時に死んでしまったのかもしれない
まあ当時小学5年生の奴だぞ?大した理由なんてないだろ
終業式でもうすぐ冬休み、調子に乗っての愚行ってオチだろうな
生死の境をさまよったように読めるが両親はずいぶん太っ腹だな
子供殺されかけたわけだからね
知らない
とにかくそれから親戚の人とか会ったら、「あれ?前は〇〇じゃなかった?」とかよく言われた
それに、前は俺はまったく野菜が食べれなかったらしい
どれだけ怒られても、頑なに野菜を喰わなかったのに、バクバク食ってる
その代わり、鶏肉がまったくダメになった
俺としては、前からそんな感じだった気がするけど、とにかく周りは驚いてたな
>>476、>>477、>>478
元々俺の地元はかなりの田舎でな
父親同士はみんな小学校からの付き合いとかばっかりなんだよ
相手の父親も泣きながら俺に土下座してきた記憶がある
もちろん、俺の父にも土下座してた
水面下で何かあったかは分からん
何しろ当時は小学2年だし、そんな深いところまでは知らないんだよ
そうそう、実際生死の境かどうかは分からんけど、かなり危なかったらしいぞ
何年か経って、元看護婦の母が「あと何?か(頭を打った位置が)ズレてたら、たぶん死んでたよ」って言ってた
母よ、あんたは笑いながら言ってたけど、俺的には全く笑えなかったぞ
まあな
ちなみに、頭にはデッカイかさぶたが出来たんだけど、中学の時にそれを触ってたらボロッと取れてな
俺的には「あ、取れた」って感じでほっといたんだけど、俺が気付かないだけ頭から血が垂れ始めたんだよ
しかも授業中で、頭からポタリポタリと血が垂れたもんだから後ろの女子が叫び声を上げてな
けっこうな騒ぎになった
約5年前のかさぶた取っても、まだ血が出たことには驚いたな
糖質とかで引きこもりになったりしてないの?
定期的に検査とかしに行ってた?
5年っていうともうそれカサブタじゃなくて別の名前あるんじゃないかw
見てる限り壮絶な人生を歩んだみたい
高校の時に地元でわりと有名な暴走族に入ってたみたいだし
今は親父さんの農業を継いでるよ
>>485、>>486
ケガした当時は何回か病院には行ったけど、さすがに中学の時は行ってなかったな
かさぶたには手術の縫合の跡が残ってたから、間違いなくケガのもんだったよ