夫の転勤に伴って義実家の二階を借りて一時同居。
その二階のベランダはお向かいの家の玄関がよく見える位置だったのね。
お向かい家はご両親に息子君二人の構成だった。
そこの兄君が、とてつもなく鳥に好かれてたみたい。
義実家の地域は変わった鳥がいた。白黒の鳩位の大きさ。変な鳴き声。
でも頭はいいみたいで、人の様子をよく見てる感じかな。
その鳥が朝になると、兄君のお部屋の窓の外で鳴いてるの。
そしたら窓が開いて餌やって終了。
その次は門柱に止まって兄君のお見送り。出てきたら出てきたで、少し先の電柱に止まって更に見てる。
帰って来る頃も電柱の上やうちの屋根の上から観察してて可愛かったw
餌付けしてるとは言え、ここまで鳥に好かれてる人がいるのが衝撃だった。
因みに私も弟君も餌付けしてみたけど、心開いてくれなかった…
人間を伴侶にしちゃう鳥
良いよね、憧れる
義実家には猫が三匹いて、うち二匹が黒猫兄弟でそっくり。
「おこげ」と「おはぎ」と名付けられた彼らは義母は見分けられるが、義父は見分けられず。
言われれば体格の差や、顔の骨格が違うのはわかるけど、パッと見は分からない。
そんな義実家に夏休みって事で、子供たちがお盆までお泊まりに行ってるの。
送ってきた時に、庭で義父が野菜畑の手入れしてて、おこげかおはぎが一緒に庭先にいたのね。
そこに丁度通りかかった兄君が猫に呼び掛けて、猫も返事して寄っていってた。
あの子達、いつもツンなのに、正確に名前を呼ぶと返事してくれてデレてくれる可愛いやつらなんだけど、
まあ当たらない。並んでないとまず当たらない。
まぐれで当たる事もあるけど。
それを一発で当てたんだよね。びっくりしてよく分かったね〜て言ったらキョトンとしてた。
「いつも触らせてもらってるんで覚えちゃいました。似てるけど、やっぱり違いますね」だって。
兄君が一発で当てた上にあんなにデレてもらえてるのは、対象を判別できる観察力と、
相対した時のコミュニケーション力なのかね。それが鳥にも適用されるかは分からないけど。
でもこの光景を見てて、生き物に好かれるのが分かった気がしたの。
ちなみにそんな二人?を義父が羨ましそうに見てたのが可愛かったわww