お話聞いてくださる方いますか?
彼女は転職のため今年上京したのですが、以前から利用していたSNSの友人から、彼氏探してるならと、そのサイトを紹介されたそうです。
そしてサイト登録後、一晩で数十通も男性からのメールが来てどん引きしたそうです。
が、無視するのもあれだと、一個一個目を通していると、私のダンナの顔写真入りのプロフを見つけて、ビックリしたそうです。
書きためてないので、遅いかもしれませんが、よろしくお願いします
ゆっくり行こう
続きを書きたまえ
私
32歳 標準体系
子供二人います。
深津絵里似といわれます
元ダンナ
35歳 170cm65kg
エンジニア
自称石川瞭似らしいです。
友人
31歳女 細身
英語堪能なキャリアウーマン
aikoと持田香織を足してにでわった感じです。
面白ければいいんだ
メールからプロフを確認しに行ったそうです。
すると、住んでるとこも職業もほぼ一緒。
旦那は月に一回~二回東京へ出張していて、数日泊まりもザラでした。
その出張にかこつけて、女性と会っていたようです。
しかも彼女は旦那と顔を合わせたことがありません。
私たちの結婚式のとき、彼女は海外勤務だったので、電報だけいただきました。
すみません。父に呼ばれたので一旦離れます。
続きは夜9時を回るかも知れませんので、それまで書けるだけ書いておきますね。
待ってますよ~
マイペースでどうぞ
旦那のメールはこうだったそうです。
「はじめまして。○○県に住んでいる石川(旦 那の仮名)と申します。 仕事で東京へちょくちょく行きます。 仕事帰りに一人で過ごすのがさびしくて、友 達を探しています。
もしよろしければ、メールからいかがでしょ う?
気が合いましたら飲みに行ってくれるとうれ しいです。
お返事、お待ちしています。」
友達だったら、男でもいいじゃないかww
と友人は思ったそうですがww
マッチング系サイトにいる時点でそれはないか。
な んて。
そこで、彼女はこの男性と一回会ってみようと 思ったそうです。
でも、顔を見ても、彼女は旦那の顔をはがき等 の写真で見ただけ だったので、確証が持てなかったそうです。
友人「もしもし~! おひさしぶり~♪」
私「あっ、元気~。こっちに戻ってきたの?」
彼女と電話で会話するのは2年ぶりくらいだったので、
テンションがあがってました(^^;
友人「あのさ。今度転職することになって東京に住むことになったんよ」
私「へぇ~。そういやうちの旦那さんもよく東京へ行くんだよ」
友人「そうなん? 実はそのことで言いにくい話があるんだけど、怒らんとってな」
私「・・・?」
友人「私婚活中やん? 最近そういうマッチング系サイトに登録したんよ。
そしたらメールがアホみたいにどっさりきてな」
私「(;¨)(;・・)(¨;)(・・;) うんうん」
友人「そのメールの中に、絵里(私)の旦那そっくりな写真の人からのメールが
あってん」
※以下:私→絵里、旦那→石川、友人→愛子 にします。
ややこしいんで^^;
私「は? それはないんじゃない? 愛ちゃん冗談にしても、きついわー」
明らかにこんとき心にくらーい影が落ちてたかも。
愛子「だまっとこと思ったんやけど、本人かどうか確かめてみようと思ってな。
まだ旦那さんがそのサイトをどう利用してるかわからんし、なんとも言えんねん」
私の頭の中に、「マッチング系」=「浮気」の構図が出来上がってました。
人の紹介とはいえ、そんなとこ利用する愛子もなんだかなぁ・・・と、このとき
は思っていました。
私「うん・・・」
愛子「あぁ・・・ごめんな。そのサイト、女の子無料で気軽に登録できんねん。
気になるんならみてみ。携帯からでも利用できるけん。
あとでメールするから」
私「うん。わかった。ありがとね」
と、電話を切ると、しばらく呆けてしまいました。
愛子からメールが。
ここで、愛子を信じずにスルーしてれば、離婚なんてことにならなかったと思う。
けど、彼女は一番信頼してる友達だ。
マッチング系なんて、怖かったけど。
けど、いやになったらやめていいんだし。
と、考えながら、サイトの本登録を済ませちゃいましたw
サイトのメールってすごいんですね。
登録して5分もしないうちに、男性からのメールが3通もきて・・・
1時間を回るころには携帯メールの着信が鳴り止まなくて困ってしまいましたw
なにこれ!?
あとで愛子に聞くと、居住地を「東京都」にしてるからだよw
と笑われましたorz
私だとばれないように、東京にしたけど都会って怖いですね。。。orz
その夜。旦那と子供が寝静まったころ。
メールを覗いてみると、30通以上のメールが。。。
サイトを開いてメールに目を通してみると、
「お昼の暇な時間を使って、ランチデートでもいかがですか?」
「割り切ったお付き合い希望です」
「旦那では味わえない快感に身をゆだねてみませんか?」 等等。。。
その中に、旦那からのメールはなかったけれど、
愛子が旦那と思しき男性のIDを教えてもらったので、
検索をかけると、本人のプロフィールに。
写真を見て、仰天しました。
登録してた写真は、結婚前付き合ってたころの旦那の写真。
8年前ですよwww
しかも、一人の写真じゃなく、わざわざ隣にいた私のとこを避けてカットして
いました。
プロフの文には、
既婚者ですが、仲良くしてくださる方を探しております。
出張で都内にも行くのでデートしてくれる女性も募集中です。
だって。
どんだけ若作りしたいんですかwww
みてみました。チャット入る勇気がなかったんですが、掲示板を見ると、
頭がくらくらする内容がずらり。
不倫相手との関係云々とか、のろけ話とか。
中には、サイトで出会って結婚して幸せな家庭を築いてる人もいたり。
普段子育て中の主婦やってる私は頭くらくら。
な。。。なにこれ。。。
旦那がマッチング系サイトに?
わたしはひとつの心当たりを思いつきました。
旦那には、私の前に付き合ってた女性がいました。
その人が旦那の名前を騙って嫌がらせしてるんじゃ。。。と。
旦那いわく、その人と別れたときかなり粘着されて相当怖い思いしたそうで、今でも怖がる相手です。
私は彼女に連絡してみることにしました。
旦那の元彼女、菊ちゃんの共通の知人を通して。
愛子は両親が転勤族で、色々混ざってるみたいです。
前の相手とか、連絡できんorz
最初、明らかに疑われたことに不快感を抱いていたようですが、訳を話すと怒りの矛先は旦那に。
「わたし、知らないよぉ。マッチング系登録なんて。
だけど、石川の奴、絵里ちゃんを一生守る覚悟だといって
私を振ってさっさと結婚したくせにそんなことしてんの?
めちゃくちゃ腹立つわぁ~。
もし私に協力できることがあるなら言って。何でも協力するから」
この菊ちゃん。実はほんとにとんでもない女性でした。
ブラックメール計画を提示したのは、何を隠そうこの菊ちゃんだったんです。
「でも、どうしたいかは絵里ちゃんに任せるよ。
この男が絵里ちゃんの旦那さん本人かどうか、確認する方法は
いくらでもあるから。
そのまま黙っているもよし。
確かめて、旦那をとっちめるもよし。」
このとき、このままもやもやしたまま終わりたくないと思ってました。
私は、このマッチング系に写真が載ってる男がほんとに旦那か
確かめることにしました。
聞いてみることにしました。
菊ちゃんのプランはこうです。
しばらく、愛子さんにメールのやり取りをしてもらい、早くて次の東京出張にあわせて
食事をセッティングする。
でも、その日は待ち合わせ場所に来たのを確認してキャンセルする。
指定した服装で待ってるところへ、絵里ちゃんが旦那さんの携帯へTEL。
つながらない場合、または着信拒否の場合は、子連れの菊ちゃんを
向かわせて旦那本人か確かめるべくバッティングさせるw
菊ちゃんバッティングは、本人確認の最終手段みたいで。
それまでの間、できるだけPCもしくは旦那の携帯からメールや
サイト内メールの記録を可能な限り保存し、証拠を押さえるべき。
ということで、次は実行日のことを書いていきます。
子供の寝かしつけに入るので、また後ほど。
愛子さんはサイトメールを通して旦那に返信し、うまく会う予定を取り付けました。
その日、旦那は出張w
当日、現地には愛子と菊ちゃんが対応しました。
夜。待ち合わせ場所にきた旦那を動画で撮影する愛子。
菊ちゃんは息子君とスタンバイ。
待ち合わせ時刻の5分前。
指定した服装の男が到着。
愛子から電話があり、すぐ旦那の携帯にかけました。
道路向かいからカメラを構えて様子をうかがってた愛子は、男が携帯に出るかと思いきや、おもむろに胸ポケットに手を入れて着信を切ったところをバッチリ目撃。
私からの着信に出ることなく、留守電にされましたw
そこで、菊ちゃんの出番。
子連れで偶然を装い、男に話かけました。
菊「あれ! 石川君じゃない?」
旦那「!?」
菊「久しぶりだねえ。なに?出張かなにか?」
旦那「ぇ、ぃ、ぁぁ~。そうそう。今週末までね。そうか、菊ちゃんはこっちに住んでるんだっけ」
菊「そうそう。今からご飯食べに行こうと思って、ダンナと駅前で待ち合わせ~」
旦那「そ、そう。んじゃ」
菊親子「ば~いば~い!」
本人確認、終了。
この日は用がないので帰っていただきました。
はよはよ!!旦那の運命やいかに…!!
ご期待下さい
そこで、菊ちゃんと愛子から残念な報告を受けた私は、ガクンと落ち込みました。
動画もみた後、しばらく考えるのも嫌になりました。
「一応、本人とわかったからには、個人的にはガツンと懲らしめたいよね」
と、菊ちゃんと愛子は奮起してました。
私が落ち込んでるあいだ、二人は引き続き動いてくれてました。
愛子は旦那とメールを続け。
菊ちゃんは、サイトに登録して情報収集していたようです。
そして数日後。
私は決定的なものを見つけてしまいました。
菊ちゃん情報で旦那のパスワードを入れたうちの一つがヒットし、
旦那のサイトIDにアクセスできたのです。
なんとパスワードはサイトで知り合った女性。
この女性。こともあろうにサイトで作成できるサークル掲示板に旦那との関係をのろけまくってたそうで。
菊ちゃん、しっかりログを保存してました。恐るべし。
つづきはよ
しかしながら、はよ!
愛子のメールはとりとめのない内容の中に、それとなく好意を滲ませる内容で、こんなにメール上手なのに、なんで彼氏できんのやろ。
と思う程でした。
一方、もう一人の女性とは、
きわどいを通り越して、エ□メール全開でした。
これらをめまいしながら保存。
こん時、もう既に旦那に対する想いは欠片も残ってなかったですね。
結末はよ!
すんません。
私はある日、決心しました。
離婚してやる! と。
でも、証拠は集めた。
これらを突きつけるだけじゃ収まらなかった私は、二人に相談しました。
あいつをギャフンと言わせたい!
菊ちゃんは渡りに船。
と言わんがばかりに快諾。
愛子は、私の身体を心配しつつ。OKしてくれました。
ただ、二人とも同じことを聞きました。
後悔しない? と。
私は、やらない方が余計辛い。
と言いました。
ブラックメールごっこしよっか。
と。
ロンドンハーツのあれですね。
大まかなプランは、
決行日。
飲みに誘われるふりして個室付きの居酒屋を予約。
そこに、隠しカメラを仕込み、二人の様子を撮影。
居酒屋を出た後、ホテルの部屋で待ち伏せ。
シャワーを浴びてる間に愛子と私をチェンジ。
ベッドに入ってあらびっくり。
というシナリオ。
どうせなら、スカッとネタにできる位のことをやろうって話になってこうなりましたw
後で必ず救出するとはいえ、旦那のセクハラ攻撃を受けるわけで。
私も菊ちゃんも旦那とは面識があるので、可能なのは愛子だけでした。
私は、愛子に聞きました。
愛子は、大丈夫! といって笑ってくれましたが、とても心配でした。