二人で遊びに行った時(その時は盗癖を知らなかった)に
カバンを置いてお手洗いに行って帰ってきたら
カバンの中に入れていたゲームのカセットが数本無くなっていた
「あれ?カセットが無くなってる?」と気付いた私は
カセットを探したが見つからず
まさか知らない人がカバンを漁った?と恐怖を感じた
だが、それなら近くにいたA子が知らない訳がないと思いA子に
「まさか誰かここに来た…?」と聞いたがA子は
「うーん、知らない。分かんない。私じゃない。」の一点張りで
一緒に探してもくれたが、A子はその場でくるくる回るのみ(本当にその場くるくる)
「まさかだけど、A子が盗った?」と聞くと
「私、知らないよ」(目を逸らした)
怪しさMAXだったのでA子に許可を取って、A子の身体調査させて貰った
するとシャツの胸ポケットから4本のカセットが見つかる
A子は「私知らない!分かんない!どうしてここにあるの!?」と否定したが
A子の服から出てきた以上、A子の仕業なのは確定
A子にどうして盗ったのかと問いただしたが、私知らない!とだんまり
流石にキレた私はその場でA子を置いて帰った
「こんな物が私のカバンに入っていたの…」って一枚の手紙を渡された
その手紙にはミミズが這ったような字で
「僕はA子の事が大好きな妖精だよ
昨日はごめんね、僕は君が好きだからこんな事をしてしまったんだ
君は許してくれないかもしれないが僕は…」
と長々とA子の事が大好きな妖精()からのA子へのラブレターが綴られていた
「だから昨日のは私のせいじゃない、妖精さんのせいなの。
だから妖精さんを許して」と言うA子
(゚д゚)
なんかもう衝撃的すぎて呆れというか怒りというか色んな感情がぶっ飛んでしまった
そしてその場で
「もう良いから、もう関わらないで」とA子に絶交を言い渡した
あの時は頭がやられて思考が働かなかったが、今だからこそ聞きたい事が沢山ある
・結局なんで盗んだのか
・そこまでして謝りたくなかったのか
・なんでラブレターそんなに字が汚いんだよ?お前利き手じゃない方で書いたな?
・あくまで妖精さんに愛されている私?
・てか妖精さんってなんだよ
個人的にめちゃくちゃ衝撃を受けた出来事なのでここにカキコ
怖すぎる
本来は盗んで利益を得る事が目的なのに、盗む事が目的になっちゃっている人がいるよね。
しょーもない盗んだ直後に捨ててしまう様な物でも、盗まずにおれないらしいよ。
中学~高校くらいの時の話
謝罪的(妖精がやった、ごめんなさい みたいな)なものでなく、本当にラブレターだった
「僕はA子が好きな妖精、だからA子を喜ばせようと思って盗った
そのせいでA子を困らせてしまってごめんね
A子のせいじゃないのは僕がよく分かってるよ
(以下妖精()からA子へ向けた愛の言葉)」
妖精からの手紙とやらは二枚くらいあったけど、見る気力失ってざっとしか見てない
それ、精神科物件
そいつは今頃どうしてるんだろう
もちろん盗癖は直ってないと思う
ぶりっ子と併発した為にこうなったのか