隣の家の木が風で倒され我が家を直撃したのだった。
当時自分18(学生)、元カレ24(会社員)。
元カレは言っちゃ悪いがとても不細工だった。
例えるならサッカー日本代表の遠藤を100回殴って肌をブラマヨの吉田にした感じ。
好きになる前はロには出さないけどあの人だけは生理的に受付けない。とか思ってたし、あだ名は「湿気」「ネアンデルタール人」等散々な言われようだった。
だけどある時とても優しくてユーモアのある(容姿を自らネタにしたりもする)素敵な人だと気付き、相手の猛アタックもあってお付き合いすることに。
よく知らない彼家族の悪ロや、全くしらない彼姉の自慢されてもヘーソーナンダーしか言いようがないが、たまのことだし他は楽しい人だったので別に気にしてなかった。
が、そのうち些細なことで私sage彼姉ageをやり始めた。
ティーカップの持ち方が彼親に似て品がない、彼姉はもっと上品だったとか、ごみの分別がおかしい、彼姉はこうしてたとか。(そもそも彼と私は住んでる自治体が違うから、分別基準も異なる。)
なにかにつけ彼家族の話が出るようになり、うざくなって別れた。
別れる時も、姉さんは〜親父は〜とブツブツ言ってた。
コテの変更とありましたが、思いつかないので今のままで報告させて頂きます。
ごめんなさい。
義姉さんの実家にはこの話いってないんだろうか?
俺もおっちゃんには悪いけど、やはり妄想乙だと思っていた。
しかし、なんと証拠写真がなぜか 「我家」 のアルバムに入っていた。
「岡山赤十字病院を見舞う高松宮妃」との説明書きと共に。(軍服・帯刀姿の人も一緒に映っていたので戦後の写真ではないと思われ。)
写真を偽造までする動機はないし、技術はもっとないから、その写真は本物なのだろう。
おじちゃんの話が本当であった事と、その写真がなぜか我家に保管されていた事。この2点に何気に衝撃を受けた。