ある夜、自宅隣の空き家が全焼する火事になった。幸い怪我人は無く、自宅は修理で済む程度。
翌日の給食時間、クラスではその火事話で持ちきり。
そんな中、一人の男子が「あれは放火。空き家で、シンナー吸いながら花火して、火を着けて逃げたって兄ちゃんが言ってた」と言い出した。
興奮冷めやらぬ兄ちゃんが家で仲間と放火した話をしていたと。
さらに現場にて呆然とした私一家を見たらしく、「貧乏で可哀想な奴らだから、仲良くしてやれだって。だから友達になってあげる」と言われて、衝撃(と混乱)を受けた。
それを聞いた女子が、放火したら警察につかまるんやから!泥棒!(?)
と言ったのをきっかけに、放火魔!犯人!と給食時間が修羅場となった。