俺は上に姉と兄がいる
名前は、姉がさくら、兄が空(ソラ)
兄が現代的な響きではあるが
奏空(そら)とか宇宙(そら)とかじゃないだけマシな気はする
資産家の一人娘の婿養子にと乞われて結婚
相手の女性はブライダルチェックで不妊気味とわかっていたので
結婚当初から不妊治療をと言われていたが、結婚してまもなくまさかの自然妊娠
その後も年子で2人目が、翌年に3人目と立て続けの妊娠・出産
嫁両親が住み込みの家政婦とシッターを雇ってくれたらしいので
兄も安心してバリバリ仕事に打ち込んだ
その隙に嫁がフリンし、フリン相手に情が移ってこの人と一緒になりたいと騒いだ
結局親権は嫁、兄は養育費なし&慰謝料もらって離婚した
これ全部叔父(母の弟)にやられたこと。
私は熱湯をかけられ、兄は殴られ、妹は腕を切られた、その後遺症。
叔父は知的障害のある精神障害者。
母が施設に入れるなんてかわいそうと言い張りずっとうちに同居させていた
私たちがどんなに叔父に殴られても「弟がかわいそう」とだけ言い、私たちをかばってくれたことは一度もなかった。
父は私が小3のとき愛人の家に住むようになってそれきり帰ってこなくなった。(離婚はまだしていない)
そんなある日、兄が大学のサークルで知り合った後輩と付き合うことになった。
結婚の約束をし始めた頃に兄がその彼女の家を訪れた日の事。
突然兄から電話があり「お前も今すぐここ(兄の彼女の家)に来て欲しい。」と呼び出されたけど家の場所なんて知らない。
兄は車で行っていたので途中で待ち合わせし兄に彼女の家まで送ってもらった。
すごくデキた兄でさ
勉強はもちろん、スポーツも水泳以外万能、顔もよかった
しかもさわやかで優しい性格で、女.子.からも一部だがモテた
彼女をとっかえひっかえ…ということもなく、何人か変遷はあったが
二股もない、誠実な付き合い
兄は小さい私の面倒もずっと見てきた
親にとっても兄は自慢の息子だった
すごく期待してて、親は大学も最高学府が当然と思ってたし、将来は政治家か実業家か…と
兄は義姉が入院中、ハズレをひいたとかナマケ嫁とか言いまくり
退院後も、夜泣きを「うるせえ!黙らせろ!!」
「こんな泣き方するのは異常だ!本当に俺の子なのか!うちの家系にかたわはいない!」
↑は全部母の入れ知恵で
「毎晩しつこく夜泣きするなんておかしい」
「お兄ちゃんの子じゃないんじゃないの、うちにかたわはいない」
と吹き込んでいたから。
このあたりの事情はあとでわかった。